手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

高齢化社会  世代交代の難しさ

2005-05-04 21:36:17 | 随想
 何度も書いている通り、私は「詩吟」を教え、手稲文化協会の事務局長をしています。どちらも高齢化の波を、もろにかぶっています。
 
 詩吟でもお弟子さんは、平均年齢が70歳くらいで、一番若い人で60目前というところです。また、手稲文化協会の加盟団体も、年齢構成が高くなり、新加入者も少なく、会を維持するのに大変な団体も増えています。

 世代間の、嗜好のギャツプもあると思いますが、同時に古い指導者の中にある、固定観念が会の運営を柔軟性の無いものとして、若い世代に見捨てられていっているということもあるのではないでしょうか。

 さて、現在手稲文化協会の事務局長をしていますが、今の役員仲間で申し訳ない言い方になりますが、私に代わって仕事をしていただける人はいないと感じています。今の時代、団体の事務をこなすためにはPC抜きでは、仕事にならないのです。私もそお言う割りにPCも決して出来るといえるほどではないのです。でも、文化祭のポスターとか、プログラムなどは、まあまあ何とか間に合わせれます。今の、現役で活動している方々だと殆ど自在にPCをこなすはずです。この世代と、我々の世代の仕事の引継ぎ、これが問題だ。

 詩吟では、私は「コンダクター」(伴奏楽器)を使用しています。簡単な楽器ですが、使いこなせる人がまだ育っていません。というより、積極的に使えるようになろうとする人がいないということです。この伴奏楽器をこなせなくては、私の後を継いでもらえないように思います。やはり若い人で、指導者を目指す方が入ってくれなくては駄目なのでしょう。

 手稲文化協会について言えば、世代交代に向けた、若い会員の増強が何としても必要で、それ無しには、手稲文化協会も限界ということになるかもしれない。
 
 まず自分が、会員の増強に、それも若い会員を見つける努力をしなければならない。
コメント
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