なんと今日も先週と同じ女性三人での稽古となった。
最初に先週やった「江楼に感を書す 趙嘏」をやり、次に「折楊柳」、「九段の桜」とやって休憩とする。休憩の折、教育勅語にちょっと触れ「朕」という言葉の由来について話してあげた。
休憩後「三樹の酒亭に遊ぶ 菊地渓琴」をやった後、各自に好きな吟一題を吟じてもらって終わりにした。
稽古の進め方は、最初にひとりづつ素読をさせ、最後私が素読をして、詩文の解説をする。そのあと範吟をして、そのあと私について 合吟をさせます。そのあとコンダクター伴奏で一回りし、次に前奏だけで吟じてもらう形をとっている。前奏だけになると吟力が落ちる人が多いのだけれど、最近慣れてきて伴奏のある時とと変わらない吟になってきた。
健幸クラプの詩吟、始めてから何年になるのでしょう。健幸くらぶの研修会にはいつも発表させてもらっていたのですが、最近できなくなった。会員も今一つ研修会での発表に対する意欲が感じられなくなってきている。菊地さんが倒れて余計その感じが強くなったように思う。会員が増えなくて、合吟の力が不足しています。 独吟だけでの発表なら何とか乗り切れるのですが、 合吟を入れての吟はむつかしくなっている。