昨日の複合ジャンプ、高橋選手の転倒、よくあの程度の怪我で済んだものです。着地してからの転倒が多いのですが、飛び出してすぐというのはあまり見ないし恐ろしい。急斜面に落ちるので、意外に衝撃は少ないのかもしれません。とにかく命に別状がなく骨折だけで終わったのだそうですから、良かったと思います。でも、この大会で一番期待していた選手なので残念です。
先ほどまでジャンブラージヒルを見ていました。昨日の予選で葛西選手が3位だったので、一寸期待したのですが、世界のレベルからはかなり離れてしまっていると思いました。やはりもっと若い選手が育ってこなくちゃならないでしょう。その点栃本選手は、これから期待できる選手です。
上位の選手は、風の向きなど問題にしていません。風が頼りでは駄目です。着地の寸前で、落ちそうで落ちない、あの技術をしっかりつかまなければ成りません。新しい技術、例えば、手を前に出さ無いようになった時、スキーを八のじのように開く飛び方に変わったときは、すぐ対応していたのに、低速でなおかつ着地寸前に距離を伸ばすあの技術は対応が難しいのでしょう。あれは多分、着地寸前にスキー板を上に上げるようにして、風圧をとらえていくのだと思う。最後に身体を立ち上げるような動作になるのだと思うのです。そんな事ビデオなどで解析してよくわかっていると思うけれど、実際に生かすことはかなりたいへんなことなのでしょう。
まだ、団体戦もあり、ノーマルヒルもあるのですから、頑張って、メダル一つくらいとって欲しいものです。
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