何回も書いていることですが、私は肺気腫患者で、60歳の時に北大で告知され、すぐにタバコをやめて、現在90歳の今まで生き伸びている。今までにそんな大きな病気をしたことはないのだけれど、昨年救急車のお世話になった。この時は病気を特定する病気はみあたらず、疲労でしょうといって帰宅させられました。そのあと12月に重度の肺炎と診断され、入院をしました。三週間で退院できたのですが、二週間過ぎから、リハビリーがされるようになった。ほんの少しの運動も大変で、歩く練習もやらされました。酸素ボンベを使いながら、病室の前の廊下を歩くのですが、ほんの20メートルほど歩くことが容易でなかった。そんな状態で帰宅して、家では酸素の延長パイプを引っ張って、寝る時も風呂に入るときもそれを離せなかった。二階が私の仕事部屋でPCも二階です。延長コードを引きずりながらは大変でした。
一週間ほどして、酸素をつけなくても寝れそうなので、試して行って10日目くらいにはつけなくても良くなった。そしてできるだけ酸素を使わなくても済むようにと心がけてきました。二月ころから寝る前とか仕事の前とかに酸素の補給をして普段は外すようにしてきました。そんな中、このコロナで詩吟の教室も休みになり体を持て余すようになってきました。ようやく暖かい春の空気に触れることができるようになりました。
春風が私の背中を押してくれて、歩くことに意欲が出てきました。今日で一週間になるのでしょうか。町内会の生活道路を歩ける程度を見当つけて、ゆっくり歩いてみました。20分かかりました。一度も休まないで歩けました。今日は少し距離をのばして、30分歩きました。入院以前は考えられなかったことなのです。30分休まず歩けた。でも戻ってきたらすぐ、酸素補給をしました。多分、少しゆっくりしていたら酸素濃度96%くらいまで戻り酸素補給もいらないと思います。
歩いていますが、もう少し張りのある歩き方ができるように頑張ってみようと思います。<pan>
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