８月の思い出

　今日は８月１日。８月になったのだ。

　８月の思い出、先ずキャンプです。キャンプは上の娘の高校３年の時が最後になった。大学生になった娘は、家族でのキャンプに行きたいと言わないし、娘達を置いてキャンプも無いので、それからやめました。

　４人用の三角テントを買って、毎年のようにそれまでは出かけていた。７月中は大体進学講座がありますので、８月２日から出かけることが多かった。この時期、７日くらいまでは雨は降らなかった。キャンプで雨に当たった記憶が無いのです。

　８月に入ると夜空が綺麗になり、星空を眺めながらキリギリスやコオロギの鳴き声を聞くのが楽しみでした。過去形になるのは、今の住まいではキリギリスもコオロギも聞けないからです。

　特にお盆のころになると、盆踊りの太鼓の音が、一層趣を添え、太鼓の音が聞こえなくなると、将に秋ということになるのでした。

　子供のころの盆踊りは楽しかった。夕暮れから真夜中まで子供も一緒に踊っていました。囃子歌は確かに卑猥なところもありましたが、そんな歌で子供が悪くなることなんか全くなかった。大人と一緒に大声で私も歌いました。踊りに遠くまで出かけたことだってありました。

　子供盆踊りというものが出来て、子供だけで踊り、さらに、子供は20時までに家に帰る、そんな指導がされるようになって、北海道の盆踊りは駄目になりました。いい子ばかりに子供は育つたでしょうか。子供を家に閉じ込めて、大人だけが踊っているなんてことが出来ますか。

　祭りのアトラクションになった盆踊りは面白くもなんとも有りません。祭りの役員達が一生懸命先頭で踊り、踊り手を勧誘している姿は楽しむ以前のものです。

　７日は、立秋、でも最近の北海道は、是からが夏本番ということになる。まだクーラーが欲しい日は一日も来ていない。雨もさっぱり降らない。ここ数年同じような状況だ。今年も北海道はお米は豊作で、札幌あたりは台風もそれてゆくことになってくれるのでしょうか。台風のそれるのは大歓迎です。