運がいい、いいめぐりあわせだ、ついていたなんて言葉があります。
私の人生現在まで、教員歴38年、吟歴47年、でした。今も詩吟の先生をつづけていて、私の人生は詩吟で彩られていたと感じている。
携わったときの長短だけでない思いがけない幸運に支えられてきたと思う。管理職に推薦されたけれど試験で落ちてしまった。これがラッキーの始まりなのです。挨拶下手の私です、管理職はなりたくなかった。試験は真剣に向き合ったつもりですが落第しました。おかげで詩吟をやりとおすことができたのです。次に札幌への転勤をそれとなく期待して手稲のこの家を建てて二年目に転勤出来たのです。そして、美唄で私の所属した詩吟の会が手稲にないので、剣風会手稲に入会させてもらい、本当の詩吟の先生に詩吟を教えていただき、詩吟を教える自信を持つことができた。(剣風会手稲は5段でやめて、元の流派へも取りました)、勤務校の校務分掌が団体事務局ということで、PTAや後援会の父兄の皆様を相手の仕事となり、その仕事の一つに公開講座があり、それを組織していく中で、詩吟入門講座を開設し、これが私の詩吟の教室の出発となったのです。そして退職をした年に手稲老人福祉センターが発足し、そこの詩吟講座の講師を引き受けたのです。丁度退職の年だったことが幸運でした。ここから詩吟のお弟子さんを沢山作ることが出來、一昨年の12月に重度の肺炎になり、3週間入院して、12月の末に退院しました。そして教室を2月から再開瀟としたらコロナの問題が起きて教室も休むことになりました。この入院の時に福祉センターの詩吟もやめました。ところが、福祉センターの詩吟の講座もコロナの関係で休講となり未だに再開できないでいます。丁度福祉センクターの講座をやめるのと休講になるのが重なったのです。その1年前2018年の11月に札幌市の市民表彰で社会教育功労者として表彰を受けました。この主要なファクターに福祉センターの詩吟講師の経歴がありました。70歳ころ、85歳ころまで詩吟続けられるかと思っていましたが、何と間もなく91歳の誕生日が来るのです。良いめぐりあわせに恵まれたのですね。
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