題名の「獄中」を指摘し、まず「西郷隆盛は何か悪いことをして牢屋に入れられていたのでしょうか」と質問する。まずまともに答える人はいない。
そこで、二度島流しのなっている。これが「獄中」ということになると話す。続いて最初は僧月照との入水事件に触れ、奄美大島に流されたこと、そして二度目が島津久光公の上洛の折、久光公の指示に従わず勝手な行動をしたことをとがめられ徳之島に流され、その後沖永良部島に移されたことを話し、この詩が沖永良部島での作品であることを話す。そして、この久光公の上洛の折寺田屋事件があったことを話す。
その上で詩の中の「洛陽の知己皆鬼となり/南嶼の俘囚独り生を窃む」を取り上げ、「洛陽」が中国の「洛城」であることを話し、ここでは都京都を意味することを説明し、「洛陽の知己」が共に尊皇攘夷で戦ってきた仲間・・・特に寺田屋で討たれた仲間への思いが強いことを話します。そして南嶼の俘囚は沖永良部島に流されている西郷自身であることを知らせます。
これを扱うときに、「月照十七回忌」をやり、合わせて平野國臣の「わが胸の・・・」の和歌も合わせて指導しておきたいものです。
そこで、二度島流しのなっている。これが「獄中」ということになると話す。続いて最初は僧月照との入水事件に触れ、奄美大島に流されたこと、そして二度目が島津久光公の上洛の折、久光公の指示に従わず勝手な行動をしたことをとがめられ徳之島に流され、その後沖永良部島に移されたことを話し、この詩が沖永良部島での作品であることを話す。そして、この久光公の上洛の折寺田屋事件があったことを話す。
その上で詩の中の「洛陽の知己皆鬼となり/南嶼の俘囚独り生を窃む」を取り上げ、「洛陽」が中国の「洛城」であることを話し、ここでは都京都を意味することを説明し、「洛陽の知己」が共に尊皇攘夷で戦ってきた仲間・・・特に寺田屋で討たれた仲間への思いが強いことを話します。そして南嶼の俘囚は沖永良部島に流されている西郷自身であることを知らせます。
これを扱うときに、「月照十七回忌」をやり、合わせて平野國臣の「わが胸の・・・」の和歌も合わせて指導しておきたいものです。
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