暫定税率の10年延長の議論がかなり、掘り下げられてきた。
民主党によって暴き出されてきた、これままでの特定財源の使われ方を聞くとあきれて物も言えないくらい・・・あいた口がふさがらないくらい・・それでも強行するのだろうか。
国土交通省の冬柴大臣の答弁を聞いていて、よくもこんな現状で、こんな提案が出来るものだと思う。
積算根拠がまるででたらめな、何年も前の資料をそのまま使っての予算案、おまけに、特定としながら、特定以外で使用している物がいくつも出てきている。
地方の、この予算に対する期待の大きいのは分かるけれど、このままの通すことには凄く抵抗を感じる。
民主党員でもなく、むしろ小泉路線の構造改革を推進すべきと考えている私だけれど、この特定財源問題は、むしろ民主党の対案のほうが筋が通っている。
構造改革で、まだまだ手の付かないところも多く、厚生労働省関係はかなり進んできていても天下り問題での対応は出来ていない、防衛関係の内部の不透明さ、是も守屋次官問題を機会にかなり改善はされると思う。
あとこの道路が郵政以上に大変な問題になる。郵政で自民党を追われた議員の数も多かったけれど、この問題は自民党の最後の砦なのだろうか。
この問題で、国民に信を問うたらどうなるだろう。
道路も、あのダム工事みたいなもので、作っても壊さなければならないダム作り、今当面必要でない道路を無理やり作る、そんな構図があちこちに見られる。
深川~留萌の高速道路、途中まで工事がされて、もう何年も工事がされていない。今使用できる区間は、無料なのだけれど通る車は本当に少ない。
今、特定財源を総て使って、急いでやらなければならない道路はそんなに多くないと思う。
とにかく、このようにして現実が明らかになれば、今までのように、カラオケの機械を購入したり、按摩器を買つたり、そんなことは出来なくなるだろし、もう少しまともになるのだとは思う。しかし、10年の暫定なんてあるのだろうか・・。
我々にとっては、ガソリンが高すぎる。安くしてください。
しかし、小泉改革もデタラメだったみたいですよ。アメリカと日本のお金持ちの為の、改革です。 (新自由主義と云うのだそうです)
しわ寄せが全て低所得者に押し寄せ、最近は若者のホームレスも凄く増えました。