まずはこのワインから紹介せにゃならんでしょう!
というのは、その日ワタクシが持ち込んだワインだったからです。
いろいろ考えました、ボルドーやブルゴーニュのグラン・クリュで行くのか?
でもそれじゃあ、面白くないんじゃない?
でもヤッパリ王道で行くのが正解か?
『Tチャンマン』は、そん所そこらのボルドーやブルゴーニュじゃあ驚かないよな・・・
と考えたのですが、マア開けてみてビックリ、
01’ラフィットやら88’ムートンなどの、ビックリするような正しく王道ワインも登場して、
全ラインナップをこうして眺めてみますと、逆にこの選択でまずはヨカッタ!と考えました。
さて、『ジュゼッペ・リナルディ』の『バローロ』ですが、
こと『バローロ』を知るにあたっては、どうしても避けては通れぬ道でして、
『2003年もの』ですから、あまり強くないヴィンテージの、9年熟成ですので、
今正に、良い塩梅の『ブルナーテ レ・コステ』ですゆえ、
その日が開けるにゃ絶好の機会だったわけ・・・
この造り手は、いわゆる『バローロ・ボーイズ』ではなくて、
クラシックな造り手の正統派と言うべき造り手であります。
自生酵母を用いて、リモンタージュしながら開放桶にて発酵をさせる。
スラヴェニアン・オークの大樽で3年半もの期間で熟成をさせるとのこと・・・
そこで出来あがったワインがこの通り↓
艶のあるガーネットからクリムゾンの輝きを湛え、
グラスに注がれてすぐに、香ばしいミネラルとバラの花束の香気を立ち上げ、
続いてラズベリーやカラントの赤系フルーツのアロマに満ち溢れると言う流れ・・・
このアロマ、このブケには、背筋の通った品格と美しさがあって、
コレをブルゴーニュに喩えるのなら、ルソーのクロ・サン・ジャックを飲んだ時の感覚に似ています。
待って程なく、マオタイやカカオの香りも意識しますが、
一口啜ってみますと、絶妙なシルクタッチのタンニンと優しい果実があって、
それを心地の良い酸味が下支えをするという、極上の飲み心地となるわけ・・・
ですから、少しばかりリキのあるブルゴーニュ・グラン・クリュを彷彿とさせる味わいなんですね!
この味わいに匹敵する、他の造り手の『バローロ』はあるのか?
古典派では『モンフルティーノ』?現代派では『ルチアーノ・サンドローネ』?
色々な思いを巡らさせる、機知に富んだワインであります。
というのは、その日ワタクシが持ち込んだワインだったからです。
いろいろ考えました、ボルドーやブルゴーニュのグラン・クリュで行くのか?
でもそれじゃあ、面白くないんじゃない?
でもヤッパリ王道で行くのが正解か?
『Tチャンマン』は、そん所そこらのボルドーやブルゴーニュじゃあ驚かないよな・・・
と考えたのですが、マア開けてみてビックリ、
01’ラフィットやら88’ムートンなどの、ビックリするような正しく王道ワインも登場して、
全ラインナップをこうして眺めてみますと、逆にこの選択でまずはヨカッタ!と考えました。
さて、『ジュゼッペ・リナルディ』の『バローロ』ですが、
こと『バローロ』を知るにあたっては、どうしても避けては通れぬ道でして、
『2003年もの』ですから、あまり強くないヴィンテージの、9年熟成ですので、
今正に、良い塩梅の『ブルナーテ レ・コステ』ですゆえ、
その日が開けるにゃ絶好の機会だったわけ・・・
この造り手は、いわゆる『バローロ・ボーイズ』ではなくて、
クラシックな造り手の正統派と言うべき造り手であります。
自生酵母を用いて、リモンタージュしながら開放桶にて発酵をさせる。
スラヴェニアン・オークの大樽で3年半もの期間で熟成をさせるとのこと・・・
そこで出来あがったワインがこの通り↓
艶のあるガーネットからクリムゾンの輝きを湛え、
グラスに注がれてすぐに、香ばしいミネラルとバラの花束の香気を立ち上げ、
続いてラズベリーやカラントの赤系フルーツのアロマに満ち溢れると言う流れ・・・
このアロマ、このブケには、背筋の通った品格と美しさがあって、
コレをブルゴーニュに喩えるのなら、ルソーのクロ・サン・ジャックを飲んだ時の感覚に似ています。
待って程なく、マオタイやカカオの香りも意識しますが、
一口啜ってみますと、絶妙なシルクタッチのタンニンと優しい果実があって、
それを心地の良い酸味が下支えをするという、極上の飲み心地となるわけ・・・
ですから、少しばかりリキのあるブルゴーニュ・グラン・クリュを彷彿とさせる味わいなんですね!
この味わいに匹敵する、他の造り手の『バローロ』はあるのか?
古典派では『モンフルティーノ』?現代派では『ルチアーノ・サンドローネ』?
色々な思いを巡らさせる、機知に富んだワインであります。