おそらくメドックのビッグ4の中で、一番飲む機会が少なかったワインはと言えば『シャトー・ラトゥール』だったと思う。
それでも、あの二丁目飯店のワイン会の時代に、こんなこともあった。
実はそのラトゥールの垂直13ヴィンテージの会(80’~92’)を企てたのだ。
で、そのワイン会が、一水会スペシャルの始まりで、それをきっかけにロマコンをあれだけ飲めたのだから、決してその時のことを忘れてはいけないのだ。(笑)
今回、ブルージュの会で久しぶりにラトゥールを存分に楽しめた。
オールブラインドだったけど、最初に03’のラトゥールが登場して、そのあとは?となったのだが、続いたワインは、90’マグナム、そしてなんと当方のヴィンテージワインの53’が登場した。
驚くべきは、一本目の03’から、90’53’まで、その造りは聞くだけ野暮なくらい一貫していたこと。
ここでは、もちろん53’のラトゥールについて触れるが、最初に飲んだのは当方40歳のプティ歳祝いでのことだった。
思い出してみると、実はその時にメドックのビッグ4の53’を全て飲むという離れ業をやったのだが、ラトゥールが一番厳格で、骨格堅固、正に鎧をかぶった状態だったのだ。
今回それから23年の歳月が過ぎ、こうしてまたご相伴に預かったのだけれど、メドックのグランクリュクラッセのシリアスな香りといい、研ぎ澄まされた、そしてアル意味削ぎ落とされた、見事な酒躯といい、正しく完全に昇華されたボルドーの醍醐味を味わうことが出来たのだ。
細かいことは言うまい、されどこれだけは言える。
ラトゥールとは最も偉大で、見事なまでに心地の良いクラレットだ!と言うことだ!
それでも、あの二丁目飯店のワイン会の時代に、こんなこともあった。
実はそのラトゥールの垂直13ヴィンテージの会(80’~92’)を企てたのだ。
で、そのワイン会が、一水会スペシャルの始まりで、それをきっかけにロマコンをあれだけ飲めたのだから、決してその時のことを忘れてはいけないのだ。(笑)
今回、ブルージュの会で久しぶりにラトゥールを存分に楽しめた。
オールブラインドだったけど、最初に03’のラトゥールが登場して、そのあとは?となったのだが、続いたワインは、90’マグナム、そしてなんと当方のヴィンテージワインの53’が登場した。
驚くべきは、一本目の03’から、90’53’まで、その造りは聞くだけ野暮なくらい一貫していたこと。
ここでは、もちろん53’のラトゥールについて触れるが、最初に飲んだのは当方40歳のプティ歳祝いでのことだった。
思い出してみると、実はその時にメドックのビッグ4の53’を全て飲むという離れ業をやったのだが、ラトゥールが一番厳格で、骨格堅固、正に鎧をかぶった状態だったのだ。
今回それから23年の歳月が過ぎ、こうしてまたご相伴に預かったのだけれど、メドックのグランクリュクラッセのシリアスな香りといい、研ぎ澄まされた、そしてアル意味削ぎ落とされた、見事な酒躯といい、正しく完全に昇華されたボルドーの醍醐味を味わうことが出来たのだ。
細かいことは言うまい、されどこれだけは言える。
ラトゥールとは最も偉大で、見事なまでに心地の良いクラレットだ!と言うことだ!