まずは何が登場したかを最初にあきらかにしよう。
2004 シュヴァリエ・モンラッシェ ドメーヌ・ルフレーヴ
2004 オークセイ・デュレス ドメーヌ・ドーヴネ
この2本が出されて、しかもブラインドで、そしてなんとルフレーヴのシュヴァリエが先に登場したのだ。
思うに、恐らくこれは主宰の期待通りだったのだろうけれども、出されてすぐはドーヴネのオークセイ・デュレスの香り、果実の濃密さ、甘さ、奥行きにシュヴァリエは圧倒されていたのだ。
ヴィンテージは2004年、11年の熟成期間で、ブルゴーニュの白はそこそこの出来だと思う。
そして造り手はどちらにしても稀代の白ワインの名手といえるだろう。
一方はピリニーの最高のグランクリュであり、もう一方は並みと言っては申し訳ないが村名のワインである。
ワインの格から考えれば先にシュヴァリエが登場するのは、どうかと思うけれど、ドーヴネにかかってはこうなのだから、これでいいのだ。
ここで主宰はこの2本のうちどちらが好みか?と聞いた。
ワタクシは即座に先の方と言ったが、正直なハナシ、後はドーヴネの造りは類推もしたけれど、ひょっとしてもっと上のクラスもあるのか?とも思っていた。
それだけこのオークセイ・デュレスは衝撃的であり、魅惑的だったのだ。
ただし小一時間引っ張った結果、やはりシュヴァリエのフィネス、いわゆるグランクリュにのみ見られるエレガンスと調和を感じ、やはり最後はこのワインということだった。
それにしても、アペラシオンの格のこれだけの違いを、たといワインが開く前とはいえ、いとも簡単に超越してしまうドーヴネこそ恐るべし!と言うことだけは偽らざる気持ちだ。
おそらく主宰のチャレンジに拍手を送りたい気持ちになったのは、ワタクシだけではないのだろうと思う。
げにもワインとは恐ろしい飲み物なのである!
2004 シュヴァリエ・モンラッシェ ドメーヌ・ルフレーヴ
2004 オークセイ・デュレス ドメーヌ・ドーヴネ
この2本が出されて、しかもブラインドで、そしてなんとルフレーヴのシュヴァリエが先に登場したのだ。
思うに、恐らくこれは主宰の期待通りだったのだろうけれども、出されてすぐはドーヴネのオークセイ・デュレスの香り、果実の濃密さ、甘さ、奥行きにシュヴァリエは圧倒されていたのだ。
ヴィンテージは2004年、11年の熟成期間で、ブルゴーニュの白はそこそこの出来だと思う。
そして造り手はどちらにしても稀代の白ワインの名手といえるだろう。
一方はピリニーの最高のグランクリュであり、もう一方は並みと言っては申し訳ないが村名のワインである。
ワインの格から考えれば先にシュヴァリエが登場するのは、どうかと思うけれど、ドーヴネにかかってはこうなのだから、これでいいのだ。
ここで主宰はこの2本のうちどちらが好みか?と聞いた。
ワタクシは即座に先の方と言ったが、正直なハナシ、後はドーヴネの造りは類推もしたけれど、ひょっとしてもっと上のクラスもあるのか?とも思っていた。
それだけこのオークセイ・デュレスは衝撃的であり、魅惑的だったのだ。
ただし小一時間引っ張った結果、やはりシュヴァリエのフィネス、いわゆるグランクリュにのみ見られるエレガンスと調和を感じ、やはり最後はこのワインということだった。
それにしても、アペラシオンの格のこれだけの違いを、たといワインが開く前とはいえ、いとも簡単に超越してしまうドーヴネこそ恐るべし!と言うことだけは偽らざる気持ちだ。
おそらく主宰のチャレンジに拍手を送りたい気持ちになったのは、ワタクシだけではないのだろうと思う。
げにもワインとは恐ろしい飲み物なのである!