◆最近の読書関心
次にどの本を読むかについては、いつもある程度迷う。数日間の通勤電車の中の時間をその本にとられるわけだから、やはり本選びは慎重にしたい。最近は、次にどの分野の本を読むか、ある程度の流れが出来てきた。ひとつのきっかけは、『インド哲学七つの難問』でインド哲学の自己論に刺激を受けたことだ。
インドの自己論は、心が決して認識対象にはなりえないという認識主体の根源性に関係している。世界が世界として経験されるには、経験される世界に対して認識主体が唯一の基盤として存在しなければならない。そのように主体に経験される世界は、科学的な認識対象の世界とは、まったく違うあり方(存在様式)をもつ。その違いを一言でいうなら、クオリアをもって立ち現れるということだろう。
ここから、クオリア問題に関連して脳と心との関係をもう一度見直そうと、茂木健一郎の『脳の中の小さな神々』を読んだ。これが刺激となって、脳科学関係の本をさらにくつか読みたいと思っている。『心脳問題』や『脳のからくり』など。
この問題をめぐる考察は、 読書日誌・エポケー の方で、すこしづつ行っている。
さらに、経験される世界に対して基盤として存在する認識主体の根源性、唯一性という問題を哲学的に深めるために、永井均の『私のメタフィジクス』や『私という存在の比類のなさ』を読みたいと思っている。心の存在様式そのものが、世界の存在様式とは根源的なレベルで違う。それをどう語るかという関心である。
一方で、ゴンゼの『インド思想史』などでインド哲学史の概観を確認しておきたいという気持ちもある。また、これは少し流れが違うが、『人生は廻る輪のように』の刺激から『死ぬ瞬間』も近々読む本のリストに入れた。
◆便通
最近便通がすこぶるよい。朝食を抜いているから、午前中は体がひたすら排泄モードになるらしい。今日も、午後1時までに便通が3回もあった。それぞれ普通の量であった。こういう状態を続けていれば宿便は確かに残りにくいだろう。朝食抜きは、自分で実験した限りやはり正解であった。
次にどの本を読むかについては、いつもある程度迷う。数日間の通勤電車の中の時間をその本にとられるわけだから、やはり本選びは慎重にしたい。最近は、次にどの分野の本を読むか、ある程度の流れが出来てきた。ひとつのきっかけは、『インド哲学七つの難問』でインド哲学の自己論に刺激を受けたことだ。
インドの自己論は、心が決して認識対象にはなりえないという認識主体の根源性に関係している。世界が世界として経験されるには、経験される世界に対して認識主体が唯一の基盤として存在しなければならない。そのように主体に経験される世界は、科学的な認識対象の世界とは、まったく違うあり方(存在様式)をもつ。その違いを一言でいうなら、クオリアをもって立ち現れるということだろう。
ここから、クオリア問題に関連して脳と心との関係をもう一度見直そうと、茂木健一郎の『脳の中の小さな神々』を読んだ。これが刺激となって、脳科学関係の本をさらにくつか読みたいと思っている。『心脳問題』や『脳のからくり』など。
この問題をめぐる考察は、 読書日誌・エポケー の方で、すこしづつ行っている。
さらに、経験される世界に対して基盤として存在する認識主体の根源性、唯一性という問題を哲学的に深めるために、永井均の『私のメタフィジクス』や『私という存在の比類のなさ』を読みたいと思っている。心の存在様式そのものが、世界の存在様式とは根源的なレベルで違う。それをどう語るかという関心である。
一方で、ゴンゼの『インド思想史』などでインド哲学史の概観を確認しておきたいという気持ちもある。また、これは少し流れが違うが、『人生は廻る輪のように』の刺激から『死ぬ瞬間』も近々読む本のリストに入れた。
◆便通
最近便通がすこぶるよい。朝食を抜いているから、午前中は体がひたすら排泄モードになるらしい。今日も、午後1時までに便通が3回もあった。それぞれ普通の量であった。こういう状態を続けていれば宿便は確かに残りにくいだろう。朝食抜きは、自分で実験した限りやはり正解であった。