瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

日々の小さな行為の中にこそ

2008年12月11日 | 瞑想日記
◆かつては、様々な自分の能力を高めることが人生の充実であり、大きな喜びである時期があった。今、そうした欲求が消えたわけではないけれど、それが心の中心を占めて、そのために意欲が漲るということはなくなった。

それで、日々が充実していないと感じることもある。それに加えて家族のことで思い悩むもともある。しかし、だからこそ逆に、それらすべてのことが、生きるということにおいて本当に大切なことが何なのかを私に教えてくれる。

「充実していない」「つまらない」と感じたなら、充実されればよい。ただし、充実は、いままでとは逆の方向にあるのだろう。自分の能力を高めるという「自我の欲求」の拡大の方向にではなく、日々の人との交流の中の小さな行為のなかにあるのだろう。

◆昨日、今日とYouTubuでKOKIAの音楽をずいぶん聴いた。聴きながらハートが震えるのを感じた。スピリチュアルなものがこのようにじかに伝わってくるような歌手が存在するということが驚きだった。

KOKIA - いつか誰かを愛した時 Live in Paris 2007
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする