日本語を習うナターシャの悩み

　ユジノサハリンスク市に在住のナターシャは、サンクトペテルブルグ大学を卒業して故郷のサハリンに帰郷しています。
ナターシャの夢は、日本語が出来るジャーナリストを目指しています。
彼女は昨年秋からユジノサハリンスク市の日本センターで日本語教育を受けています。
今月末には、最終試験があります。
この間に東京の日本語学校で短期留学を希望して願書を提出する事にしました。
しかし、学校側の説明では「ロシア人」は、（短期滞在ビザ）を取得してから入学手続きをして欲しいとの事でした。
海外からの入学には、殆どの国が学校側の招聘が可能ですが、ロシアだけがなぜか外れています。

　「日本語を勉強したい」でも、その前には大きな壁が・・・。
それでも諦めないナターシャは、勉学の道を模索しています。
サハリンマン７

写真・サハリン州国立大学　日本語学科の学生