ビザ無し訪問 各論

　北海道とサハリン州{北方四島・南クリル地域}へのビザ無し渡航が、問題として大きく取り上げられています。特に北海道地方紙

　北海道「日本国籍」の旅人が、北方四島を訪ねる方法は二つしかありません。

1)・年間20回程「夏季間限定」運行される国・道庁の主催による「ビザ無し渡航」に応募して参加する。
このシステムは20年になります。

2)・ロシア政府の正式ビザを取得して訪問する。

　1)・は、参加条件が厳しく(対象者・元島民　行政関係者　研究者　マスコミ関係者)と限定されている。
一般人「観光・ビジネス」が応募しても現状の枠内(対象外として)では、100年間は訪問出来ないでしょう。

　この様な、日本国内の厳しい条件では、特に緊急時・期間以外に諸島訪問(観光・ビジネス等)はロシア政府発行のビザを取得しての訪問となります。
日本政府・日本外務省は、この2)に関しての手続きに反対を表明している。

　然るに、実質的なロシア支配下にある諸島の訪問を巡っての論争が、マスコミを通して行われている。
「犬の遠吠え」とも思える日本政府の国策・・・情けないの一言。
在ロシア日本大使(私はロシアが得意ではありません・・・)の人事は、如何した。
内閣府も外務省も異論がありましたら「コメント」頂きたい。

　他、3)の案として密航が挙げられるが、国境警備局に「逮捕・拘留・懲役」などの刑罰が待っている。
　　
　4)案 外交官旅券

　サハリンマン