n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

ユジノサハリンスク市で観光に関する問題を再び協議

2011-09-27 06:52:42 | 娯楽・スポーツ
 ユジノサハリンスク市の鉄道文化会館でユジノサハリンスク市役所消費市場部が主催したサハリン州における観光業に関する国際会議が開催された。

 現在、ユジノサハリンスク市には約30軒の最新式のホテル、約300店の韓国料理、中華料理、日本料理、欧州料理、フランス料理、メキシコ料理、ロシア料理のレストランがあることから、ユジノサハリンスク市はサハリン州観光クラスターの中心地になる。

 サハリン州全体には60社の旅行商品を販売している会社があり、このうち36社の会社はツアーオペレーター(大手旅行会社)で、24社の会社は旅行代理店である。
14社の旅行会社は国内旅行やサハリンへの観光ツアーを組織している。
サハリン州では、見学・観光ツアーが沢山作成されているにもかかわらず、2010年におけるサハリン州を訪れた観光客数は約4000人のみであったが、ソ連時代におけるサハリン州への観光客数は数万人であった。

 会議に参加したロシア旅行業組合、ロシア旅行業者協会、北海道の訪問団、国内旅行を中心としているモスクワの旅行業者やユジノサハリンスク市の旅行業者はサハリン州の観光ポテンシャルの促進や観光業における独立した組織の設立や官民パトナーシップの仕組の作成に貢献することに合意した。

 8月25日、サハリン州における観光地に関するプレゼンテーションが行われた。今回、よく知られている「ゴールニイ・ヴォーズドゥフ(山の空気)」やモネロン島以外に、多くの新しいプロジェクトが紹介された。

 例えば、有限会社「サハリン・マリン」は、投資があれば、2年間でコルサコフ地区のネチャヨフカ村でイルカ水族館や水産博物館やヨットのための港湾を建設することを提案した。
ユジノサハリンスク市の農場「ムリヤ」はアグリツーリズムが好きな人のための多くの視察施設を建設する予定である。

 また、アニワ市役所はアグリツーリズムはもちろん、他の観光方針も開発する予定であることから、農業発展市特別プログラムを採択した。

 8月26日には、「観光地の促進」や「観光業におけるクラスターをつくるための社会経済状況の調査」などをテーマとした観光業の様々な分野に関係する報告が発表された。

(サハコム 2011.8.25 14:15 http://www.sakhalin.info/)
 サハリンマン
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露大統領補佐官;日本企業社員に南クリルへのビザなし渡航権付与に言及

2011-09-27 06:51:44 | 情報
 ロシアのドヴォルコヴィチ大統領補佐官は、日本経済新聞の取材の中で南クリルの共同開発問題に触れ、次のように述べた―

「ロシア政府は、共同経済プロジェクト参加のため南クリルを訪れる日本企業の社員に対し、ビザなし渡航を認める問題を検討するだろうと考えている。 

 露日間の信頼関係は、強化されつつあるが、もし南クリルにおける共同プロジェクトを含め、経済関係が前進するならば、両国の政治問題をより容易に話し合えるだろう。

 ロシアは、南クリルでの共同経済活動に日本と一緒に取り組む用意がある。
一方日本企業は、まず第一に、どんなプロジェクトを商業ベースで実現可能か、整理し分析しなくてはならない。

 もしそれが両国の利益に適うものであれば、いかなる領域でも協力が可能だ。」  
ロシアのアルカジイ・ドヴォルコヴィチ大統領補佐官は、日本経済新聞のインタビューに応じた中で、次のように述べた―

 「ロ日両国のビジネスマンは、エネルギー産業から医療に至るまで様々な領域で約30ものプロジェクトを準備している。

 特に多くのプロジェクトが見込まれているのは、エネルギー関係で、新世代のエネルギー伝達システムや電力用変圧設備、発電所の近代化、再生エネルギーなどに関する有望なプロジェクトがいくつもある。

 また 『ロステレコム』とNECの間で、新世代の宇宙通信開発分野での合弁企業創設に関する合意ができる日も近い。さらに医療設備分野での交渉も進んでいる。」


 ソース ロシアの声 サハリンマン
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