「一方的な特別記念物の称号をありがとう。でも私達は人間様の事を天敵危険物と呼んでいます」から始まり「調査という名目の発信機や足輪等は必要ありません。大きな迷惑です。(略)何もしないでくれる事が私達の切なる願いです」
強烈な警告が並んでいる。
「人間様以外の動物は昼・夜の区別をしっかりと守っています。自然界の資源は無限ではありません。夜はゆっくり休みませんか・・・」
「前に進むばかり考えていては大変ですね。(略)一度立ち止まってみませんか。(略)生きるって何なのか よーく見えてきます」
いずれも、シマフクロウの憤りを伝えた小川充洋 さんの「通訳・代理人」であります。
小川さんが、住んでいる弟子屈町の屈斜路湖畔には沢山のシマフクロウが昔は生息していました。
現在は、その姿も見ることは出来ません。
特殊紙にコピーされたシマフクロウの挿絵も小川さんの描いたものです。
何かを見据えた目が印象的であります。
1部500円「A5版14P」で販売されています。問い合わせは01548-4-2645
北海道→サハリン
写真・私はシマフクロウの小冊子