下記のような嘆願署名がまわってきました。フランスからこの署名がインターネットをネットを通してまわっていますが、内容的には「世界にSOS」という中身です。福島第一原発の処理を日本政府や東電ができていないとして、放射能危機が、すでに世界をおそっているという認識の下に、書かれている嘆願の署名です。日本人として、読んだ場合には、かなり情けなくなる内容ではありますが、こうした感覚で、この状況を見ている人が、外国にいる現実は、本当に恐ろしいものです。もはや日本には当事者能力がなく、国際的な背景で事態を収拾しないと、なんともならないという事になってくると、僕らはいったいどうすればいいのか、八方ふさがりですね。
福島第一原発の作業員が高額でも集まらず、年配者しかいない話とか、燃料プールの水蒸気が大量に出ている状況、汚染水の処理も、冷却システムもなかなかうまく機能しない状況など、三ヶ月を過ぎても状況に好転の気配はありません。七月なのによい兆候はありません。
また、 長野県の松本市で、6月29日に、市内の下水道浄化センターの汚泥から50Bq/Kgのヨウ素が検出されたそうです。なんでいまだに、しかも松本にまでヨウ素が出ているのか。おかしい事だらけです。反応は止まっていないし、放出も止まっていないことの裏づけと考えています。
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世界人権宣言では以下のように述べています :
第1条: すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない.
第3条: すべて人は、生命、自由及び身体の安全に対する権利を有する.
これを考慮し、日本の人民とその他の世界を危険に晒している福島第一原子力発電所の現状を踏まえ、また、東京電力と日本政府がこの状況を管理する能力に欠けていることに鑑みて,
地球の住民たる我々は、国際連合(UN)、世界保健機関(WHO)、およびすべての国際機関と政府に対し、つぎのことを懇願します :
1. 国連の委任により、福島第一原子力発電所とその事故の帰結の管理を引き継ぐ国際的・学際的チームを確立すること.
2. 日本の人々を守るために、どんなコストも辞さずにあらゆる手段を講じる責任を持つ対策チームを国連内に設置すること.
我々は、生まれながらにして自由かつ平等である人間であり、理性と良識に基づき、同胞の精神をもって行動します。我々は、日本の同胞たちと我々のこどもたちの命、自由、および安全を心配しています.
(英語ページの末尾の)嘆願書に署名http://www.appealforfukushima.com/en
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ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。 ========================================= 加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。 ①企業名 ②商品名 ③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば) ④主要な原材料 ⑤原材料の産地 ⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。 ⑦放射能対応の有無、具体的な対応 ==================================================================== 僕への様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp なお、連絡事項ですが、膝を骨折し、ギブスのため、三週間は身動きがとれません。このため、七月下旬まで、できることがかなり限定していますので、ご了解下さい。