「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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ビールや麦茶を気にする必要、大麦や小麦などのセシウム検査の結果から考える

2011-07-03 00:18:47 | 福島第一原発と放射能
まず暫定規制値の中のものは全て飲み食いしても大丈夫な人には、話す意味がありませんが、僕は最大でも50Bq/kgを超えるものは食べないほうがよいという立場です。(お前が人間でいたければ50Bq/kgを超えるものは食べるなと海外から言われました)子どもはもっと少ないほうがよいのは言うまでもありません。このシーズン麦の調査が出揃ってきました。まず数字をごらんください。
 
茨城県6/28セシウム  二条大麦最大250Bq/kg(以下単位同じ),
               六条大麦最大114、はだか麦160
埼玉県7/1        小麦で最大32,二条大麦最大90,六条大麦最大33
千葉県6/27       小麦最大105
栃木県6/23       二条大麦57(一点のみ検査、日本のビール四割は栃木の二条大麦)
 
 この数字を見ると新物の麦は注意としか僕には思えません。暑い夏をどうすごすのかということを考えると、国産の新麦を使う、麦茶はまず注意が必要です。さらに、二条大麦が特にセシウムは多く出ていて、二条大麦はビールの原料です。ということは、日本のビールは飲めるのかという自問自答がはじまります。僕は個人的に50Bq/kgより使うものは飲まない。栃木産の二条大麦は日本のビールの四割の原料なのに、現在は一点しか検査結果が出ていない模様。しかも57Bq/kg。茨城では250Bq/kgの検出がなされているケースもあります。日本のビールを僕は当面飲まないという選択をするしかないと思いました。
 小麦は、さらにいろんな食品に応用されます。
パン、うどん、お好み焼き、たこ焼き、たい焼き、様々なお菓子、子どもの口に入るものばかりです。国産のこだわりの小麦よりも、安い外国産の小麦を使う感覚しかないかもしれないとも思い始めています。
 
 
 

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ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。 

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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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「2人のママ」さんご相談あればメール下さい。 

僕への様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

なお、連絡事項ですが、膝を骨折し、ギブスのため、三週間は身動きがとれません。このため、七月下旬まで、できることがかなり限定していますので、ご了解下さい。