「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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福島県内の畜産、農作物、水産物をすべて出荷停止、全面補償が望ましい。

2011-07-16 07:00:35 | 福島第一原発と放射能

 福島の牛の話から考え、わらという問題から考えると、福島県内の他の家畜、さらに農作物にも、水産物にも、おそらくどこに高濃度の放射性物質があるのか、実は皆目検討がつかないとおもいます。もちろん、福島県内のみならず、宮城の南側、山形の一部、栃木の那須エリア、茨城県の一部なども同じレベルの危険は有ると思いますが、少なくとも福島県内だけでも早急に手を打つべきです。どのエリアが汚染されていて、どのエリアが汚染されていないのかは、数百メートルおきに、メッシュして土壌調査で確定していかないと、本当に方法がありません。そんなことを早急には達成不可能ですから、とりあえずは、福島県内でとれる、畜産、農作物、水産物をすべて出荷停止にし、農家や漁師に国が全面補償すればよいと思います。国民の健康を大きく損ねる可能性があるものを実態としては、九割はチェックせずに流通させている現実の方が恐ろしいです。暫定基準というのがこれを守れば大丈夫な意味のある基準として、うけとめられていない中で、その暫定基準さえ、全く守られていない食品が流通する現実をまず早期に食い止めるべきです。内部被曝で、子供たちの健康を害して、国を瀕死の状況に追いやるのが、目的ならどうしようもありませんが、そういう目的でないのなら、「直ちに」福島県内の畜産、農作物、水産物を全面出荷停止し、補償する方が望ましいと思います。

 福島県内は、未曾有の状態に置かれています。放射能の放出は、海中、地下水にはかなりの形で継続しています。もちろん、大気中にも続いています。福島県内をこれまでと同じスタイルで、継続させるのは、不可能に近いです。こうしたなかで高校野球を毎時2マイクロシーベルトでおこなうという愚行も続いています。大人がフェイクを続けていく限り、子供たちから次々と倒れていきます。それに加担した大人たちは全員が犯罪者です。将来的には、傷害致死の共犯にさえなる可能性があります。こういうことを平気で行っているのをいい加減に自覚してください。

 

 

 

 

 

 ブログのタイトルなども変更しましたが「放射能防御プロジェクト」というグループ名で、土壌調査は発表します。任意団体として、活動を始めます。当面連絡先は、一番下の私へのアドレスになります。

今月下旬に首都圏の土壌調査結果を発表します。西の調査は、徳島、淡路島、鳥取など山陰のみ募集しています。

 

 

 

 

「放射能防御プロジェクト」沖縄は、一足先に活動が始まっています。汚泥肥料をくいとめるための、署名活動もおこなわれています。

http://houshanobogyookinawa.blogspot.com/2011/07/blog-post_14.html

 

 

 
 
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。 

 

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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

なお、連絡事項ですが、膝を骨折し、ギブスのため、三週間は身動きがとれません。このため、七月下旬まで、できることがかなり限定していますので、ご了解下さい。

 

 

きのう、チェルノブイリ関連でドイツ女医のインタビューを載せましたが、もちろんきちんとした内容だという認識で載せています。この関連で、低線量被曝について、脳神経の異常やIQの低下がおこることを、動物実験で示した論文が下記のとおり、あります。レベルのある、放射線の専門医からのご指摘で、掲載します。http://nar.oxfordjournals.org/content/33/9/3002.full-text-lowres.pdf