「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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執拗にくだらないコメントを投稿する人のコメント承認はいたしません

2011-07-22 19:28:11 | 福島第一原発と放射能

 執拗に下らないコメントを投稿する人がいます。そのことで大半の人は不快な思いをされていると思います。

色々考えましたが、そういうものは今後全て承認しません。ここは、掲示板ではありません。僕の個人ブログです。

 例えば、バンダジェフスキー博士の逮捕事実だけ意味なく伝えようとするコメントをなぜ承認しないのかというこれまた、意味のないコメントを繰り返す人間がいました。そもそも、彼は、低線量は健康被害が出ないという政府の方針に反している主張をしたという事を背景に、賄賂汚職の容疑で逮捕され、アムネスティの働きかけもあり、ようやく五年後に出獄、事実上の亡命生活を余儀なくされています。政治犯と同じ事です。こうした、背景を無視して、彼の逮捕事実のみを、ことさら誇張する投稿を承認する意味も意義もありません。ほとんど強権的な政治体制の中で、きちんとした情報がもたらされない背景を全く考えず、特に強権的な国家によって恣意的に「逮捕」される事実を誇張して伝えようとする投稿者の投稿を承認しようと思いません。あほらしい書き込みです。

 単純な中傷のような中身が多いです。半分くらいはまだ我慢して承認していましたが、あまりにも中身のない中傷文言を承認する意味がありません。最近。以前よりも、文も短く、なんにも考えていないような言葉だけ書き込むものが多く、こちらもかなりあきれている感じです。

 ツイッターをブロックすることについて批判してくるだけの投稿もあります。ツイッターで普通に話が続く人とは、話していますが、正直申しまして、まともな話が続かない人物や、中傷に終始する特定の人物(知っている人間も知らない人間もいます)、こちらが書いている中身と内容を微妙に違えて批判してくる人物、このブログの読者に対して非難を繰り返す人物などばかりです。そういう人達と話すためにツイッターを使っている訳ではありませんので、ブロックするのは自然の事です。今後も意味なく、攻撃を繰り返す人物のフォローはブロックします。

僕は僕へのアクセス窓口はメールアドレスとして明示しています。なにかあれば、全てそこからアクセスしてください。対応するレベルのものは対応します。

 

 


福島第一原発の3号機4号機、外部電源停止。念のため注意してください。

2011-07-22 13:39:55 | 福島第一原発と放射能

 念のため注意してください。電源がストップしたままだと、事態は悪化します。しかし、工程が順調に進んでいると発表することが、全く無理としか思えない事態が、必ずおきてくる現実は、本当に気がめいります。

 

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福島第1原発:3、4号機の電源停止

 東京電力は22日、福島第1原発の3、4号機への電力供給が停止するトラブルが発生したと発表した。外部電源の喪失は東日本大震災による復旧後初めて。3号機の使用済み核燃料プールの冷却機能は、供給回路の一部が復旧したため4時間40分後に復旧した。21日に水位計の電源が落ちて自動停止した汚染水処理システムは22日未明に復旧したが、この影響で再び止まったままだ。

 外部電源が機能を失ったのは22日午前7時10分。外部電源の回路を多重化する工事に伴い、21日夕から3、4号機などの電源回路をいったん停止。別の回路から電源を確保していたが、回路の遮断機が何らかの原因で作動したため、供給が止まった。原因を調べている。

 電源喪失に伴い、3、4号機の原子炉内の圧力計と温度計も一時計測できなくなったほか、免震重要棟の電源も一時失われた。

 原子炉への注水は、これまでに汚染水を浄化した水が残っていたため継続した。1~3号機の窒素注入は別の電源のため継続している。このトラブルによる外部への放射性物質の漏れはないという。【蓬田正志、比嘉洋】

毎日新聞 2011年7月22日 11時28分(最終更新 7月22日 13時26分)

 


チェルノブイリで事故処理「Hard Duty(苛酷な任務)」ある女性科学者の体験

2011-07-22 12:07:51 | 福島第一原発と放射能
 ナタリア・マンズロヴァの「Hard Duty」を読むと、チェルノブイリの事故処理に様々点で、関与した人々にどのようなことがおきたのか、健康面や精神面でどうした緊迫した事態が続いていたのかがはっきりとわかります。これは、福島でおきることを推定させる話であり、当時のソ連のような統制国家であれば、出来た話が、逆に日本のような制約がかけられない社会では、できないことが逆に多いことも理解できます。
 この文書は現地に入り込んだ人々に何がおきたのかが分かる話です「リクィデーター」といわれる人々がどのような状態になったのか、特に脳神経にどのようなことがおきたのかは、チェルノブイリを知る専門家が、今回危惧して僕に再三伝えていた情報とシンクロします。精神的な部分である種の障害がおきること、具体的に脳に影響が強い事。さらに欲望、特に性欲が増す事など、表で語られにくい事象も、文章にされています。こうしたことを確認しておく事が、これから僕らが生きていく状況を正確に認識する事にも通じると考えています。
 引用されている写真などには、正視に堪えない写真もあります。これを踏まえたうえで、しかしあなたは、きちんとご覧になることをすすめます。(小さいお子さんにはおやめになったほうがよいと思います)
 
これも翻訳された大羽さんなど米国在住の皆さんの努力の賜物です。皆さん、謝意を。
  
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放射線防御プロジェクト 木下黄太様

 
ブログを拝見させていただいております。日本の困難な状況の中での木下さんの御活動に注目しています。「ベラルーシからの報告」を読み、ナタリア・マンズロヴァの「Hard Duty」にも興味がおありかと思いメールさせていただきました。彼女は福島原発事故当初より、木下さんと同じように放射能防御、避難を呼びかけています。

 

 
様、
チェルノブイリの事故処理にあたった女性科学者、ナタリア・マンズロヴァが体験を語った「Hard Duty」の日本語訳が終わりましたので、お読み頂ければ幸いです。チェルノブイリの経験から学び、福島の原発事故による健康への被害が少しでも軽減されれば、という願いを込めて翻訳させていただきました。既にパート1はお読みになった方もいらっしゃるかと思いますが、翻訳のいきさつ、著作権のことなどについて前書きに目を通していただいてから、本文の方をご覧ください。

 


バークレー、カリフォルニア
大羽比早子
 
 

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前書きは下記に引用しました。緊急事態に対応するため、オープンソースになっていますので、ご了解の上、本文も読み、拡散して下さい。著者が、商業目的でなく、著作権明記さえすれば、オープンソースに同意するのは、普通はありません。
 
なお、私信ですが、大羽様にメール返信しましたが、リターンメールになります。サーバーの相性かもしれないので、別のアドレス発信か、フェイスブックなどで僕までご連絡下さい。「木下黄太」でフェイスブックにあります。

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 http://www.zenplanning.com/nuke/HardDuty/index.html 〔日本語訳前書き)

訳者より

 2011年4月10日にカリフォルニア州バークレーの街で「チェルノブイリの4分の1世紀」というタイトルで集会が行われました。主催はCenter for Safe Energy(安全なエネルギーのためのセンター)という米国のNGOで、バークレーの公共ラジオ放送局KPFAやその他の環境団体が共催しました。ロシアから3人の活動家がチェルノブイリについて話し、そのさい福島の事故についても触れてました。そのうちの一人が本書のナタリア・マンズロヴァでした。その集会で本書「Hard Duty」が配布されていました。福島第一原発の事故を受け、これからの日本でチェルノブイリでの経験から学べるものがあるのでは、ということで日本語訳について交渉し、彼女たちの著作権を明記すれば自由に日本語版を作ってよい、という了解を得ました。
 原書はロシア語の聞き書きを英文にしたものです。そのため固有名詞などが英語からの表音になっているものもあります。例えばチェルノブイリの除染作業者を指す言葉は、「リクィビダートル」とロシア語からの日本語表記の使用例もすでにありますが、原書の英語の「リクィデーター」の使用例もすでにあるため、後者で統一しました。また距離の単位が米国のマイルになっていたため、カッコ内でkmで概算していますが、端数は切り捨てている場合もあります。これは、ロシアではメートル法で語られてたものを、英語にするときにマイルに直したものを、またメートルに戻しているためです。
 PDFバージョンが下記のアドレスから閲覧、ダウンロードできます。英語版のMS Wordで作ったためレターサイズの半分になっており、A4の半分と少し異なりますが、日本でしたらA4の半分で印刷できると思います。本にする際は必ず、著作権や最後の参考資料の部分も含めて印刷してください。商業目的での販売はしないでください。

2011年7月カリフォルニア州バークレーにて

大羽正律

Hard Duty「過酷な任務」PDF

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明日です。名古屋近辺での交流会

 土壌調査結果など最新の情報を始め、「中部グループ」が「福島第一原発を考えます」の一つのモデルとなり、各地のグループと連携し全国的な広がりに繋がるよう、この会で話を深めてゆきたいと思っています。

 今月は「交流会」という形で、再び甚目寺観音法花院以下のように「語り合う集まりの機会」を持ちたいと思います。

「福島第一原発を考えます」〜中部グループ交流会〜
日時:7月23日(土)3時より5時まで
場所:愛知県あま市甚目寺町甚目寺観音法花院
会費:500円

申し込み先 oddiyana@gmail.com 
企画担当:林久義

中部関西などの土壌調査も始まりました。そして、放射能飛散問題、がれきや汚泥肥料問題、食品汚染問題など、様々な状況を皆さんと共に語り合いませんか。車座になって、ゆったりと交流の時を持ちたいと思います。
ご都合よろしければ、是非ともご参加ください。

 

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 来週火曜日横浜で講演会をおこないます

地元のお母さんたちの強いご要望に答えます。

僕自身左足を骨折中なので見苦しい姿で伺いますのでご了解下さい。

骨折のため首都圏の開催は一ヶ月ぶりになります。

日時: 7月26日 (火) 12:30 開場 / 13:00~講演開始
今回は主催者のご尽力で無料です。         

開催場所: 瀬谷公会堂
住所: 神奈川県横浜市瀬谷区二つ橋町190
交通アクセス:
   
http://www.seyakokaido.hall-info.jp/access/index.html

定員:492名 ※申し込み不要です。
開場時間に直接お越しください。

コメントでお問い合わせがありましたが、できるかぎり時間をかけて応対いたしますので、遅れてもおいで下さい。

 

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今月下旬に首都圏の土壌調査結果を発表します。西の調査は、募集をとめました。 

 

 

「放射能防御プロジェクト」沖縄は、一足先に活動が始まっています。汚泥肥料をくいとめるための、署名活動もおこなわれています。

http://houshanobogyookinawa.blogspot.com/2011/07/blog-post_14.html

 

 

 
 
ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。 

 

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加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。

①企業名

②商品名

③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)

④主要な原材料

⑤原材料の産地

⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。

⑦放射能対応の有無、具体的な対応

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様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。具体的なご相談は、コメント欄でなく、直接メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

なお、連絡事項ですが、膝を骨折し、ギブスのため、三週間は身動きがとれません。このため、七月下旬まで、できることがかなり限定していますので、ご了解下さい。なお、完治までは三ヶ月ですし、特にリハビリで八月中も身動きはかなりしづらいです。講演会、ミーティングなどは、交通手段について打ち合わせが必要になります。よろしくお願いします。