「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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突然死や小児白血病が身近に続く横浜女性は甲状腺腫瘍。本日熊本⇒明日福岡講演。

2012-09-16 00:20:29 | 福島第一原発と放射能

 昨日の記事で1点だけ追加があります。「よく知っているママ友が突然死しました。今朝亡くなったらしく、まだ詳しいことはわかりませんが」と電話がかかってきたお母さんは、東京23区内の、既にガレキ焼却が始まっている区にいる方です。ご本人からのお申し出で追加します。

 きょうの鹿児島講演も多くの方とお話しできました。例えば、またしても等々力近隣の若いお母さんがお子さんと避難している方がいたり(ご近所避難は5家族目です。確率高い。ほかにも、ご近所避難者が、他県にいるとおっしゃっていたし)、愛知県の東部の微妙な汚染が、小さい子供に与える影響を心配して避難されているような方もいらっしゃいました。さらに避難者と地元民のいろんな連携が穏やかに進んでいたりもしていました。そして、もともと東葛地域から避難した女性が、鹿児島の安全食材を提供する会社である「かごしまんま」を立ち上げていて、この会社が、僕の講演主催でした。避難地で新しい事業を、おかあさんが立ち上げていて、それが軌道に乗り始めているのを聞くと、すこしうれしくなりました。

 その中で、僕の手触りで、少し気になる話がありました。質問で、鹿児島に避難をしたお母さんが、興味深いことがあったと夫から言われたそうです。旦那さんは工学部出身、奥さんを、お子さんと一緒に避難することにすぐに賛成していたそうです。

 旦那さんは首都圏に残っていて、そして、同じ工学出身者たちとの会合があって「うちは、嫁が放射能を懸念して、自分でいろいろ考えて、調べて避難していったよ。」という話を普通にしたそうです。そうしたら、その仲間たちが「うらやましいよ。あなたの奥さんが。そうやって調べて自分で避難していってくれるのは。うちのは、そういう事が出来ないから。母子で行くのが難しいし」と答える人が多かったというのです。奥さんはその話を聞いて「本当に、そういうニュアンスだったの?夫が避難したい奥さんをとどめるケースが多いのが当たり前の話なんだけれども」と問いました。しかし、旦那さんは「いや、違う。あれは、避難している方がベターで、うまく体制が整って、奥さんが子供たちと避難するなら、避難した方が良いというニュアンスだよ。仲間たちの感覚だから、俺は間違えてないよ。」との話。

 こういう話がどうして聞こえてきているのか、僕にもよくわかりません。しかし、避難・移住するべきだと、僕がかなり呼びかけてきたことが、気違い扱い⇒ごく一部の避難者を冷ややかに見るというような感覚のはずだったことが、必ずしもそろそろ常識ではないのかもしれません。首都圏にいる男たちの中に、移住避難に関して必要性を感じ始めている人たちがいるのかもしれません。

 僕の答えはまだないのですが、もしかするとおきはじめていることを、気がつく人たちが少しはいるのかもしれません。身の回りの些細な出来事、自分や家族、大事な人の体調に変化が生じているのかもしれません。いずれにしても、実は具体的な要因が、何か見えてきたときに、今まで思考停止の男の方が、これまでの思考を突然転換して、いろんな話を劇的に変えていくことは多いものです。まだ何にもわかりませんが、どうなっていくのか、見定めなければなりません。時代の情勢は、変わるときには素早く変わるものですから。

 首都圏のリアルタイムの状況が常時いないのでわかりにくいのですが、僕は、手触りの感覚を常にさがしています。何か兆候があるときに、手触りが必ずあります。

 手触りという意味では、こういう話も聞こえてきました。下記のような話が今頃、新たに流れてきました。去年の3月の話がなんですが、でもその話が、1年半後に、なぜ、もう一度聞えてきているのか。僕は話の中身より、1年半後に、今一度こうした話を流そうという感覚が、首都圏のそれなりの男性におきていることを興味深く思っています。僕の手触りです。

「私の会社は原発村で、どこまでひどい状況か会社が分かっていたようで、3/15早退させて翌日から5日間自宅待機を命じられました。私は××の部署にいますが、問答無用で徹底して家にいろと言われました。どうしても残らなければならない人以外は徹底的に出勤禁止に。他社情報も共有してたんだと思います。」

 次の話も僕にとって、同じ方から続けて聞いていた話が、何か飽和した感じがするので掲載します。僕の手触りで。ある横浜在住の40代の女性におきている事です。もともとこの方からは、去年の年末に突然死の話が聞こえてきていました。

「はじめてメールします。友人の兄弟が年末急死しました。 46歳 男性。
朝、家族が亡くなっているのを発見したそうです。
解剖結果は心筋梗塞。友人は極度の疲労が死因と思っています。」

この男性は、お子さんも抱えて頑張っておられたそうです。ご自宅は横須賀。勤務先は浅草です。もちろん突然死という事象以外に、はっきりとは、わかりません。

そして、実はこの方の身のまわりで、次の事象がおきていたことも最近判明したそうです。小児白血病です。

「友人の娘さん(6歳)が白血病になりました。発症は昨年 秋。現在は通院されているようです。
 ママさんは昨年、 給食 や食材の話題で話をしたとき、『少しぐらいたべたって死にはしないわ、それより福島の農家の人がかわいそうだよ』と言ってました。
 その会話がお互いずっと頭のなかに残っていたので、顔を会わせてはいましたが娘さんの病名は聞けずにいました。
 ママさんと話をしたついでに 1年間 聞けなかった娘さんの病名を教えてもらいました。
『いまの白血病は直るけど再発が怖い』 、と言っています。」

被曝半年での白血病は、何の関係もないかもしれません。しかし、本当に関係ないと言い切れる事象なのかどうかは僕にはわかりません。わかりませんが、気になります。

そして、お話を頂いた、この方ご本人には、下記の状態がおきているそうです。

「あるクリニックに子どもと私、エコーと採血しました。子どもはエコー、血液検査の結果ともに問題なし。
私は3ミリ1個、4ミリ1個、5ミリ2個 計4個の腫瘍みつかりました。
血液の数値は問題なし。腫瘍はエコー画面から良性といわれました。」

 僕は、もう少し別の病院で、再度数か月後のチェックをすすめました。そして、元々の病院は、血液の数値は問題ないという判断をされていました。その判断は、尊重いたしますが、僕が確認すると、好中球のデータは、この方も、お子さんも、少なかったのです。これは、最近、首都圏でおきている現象だと医師から僕が聞いている話とも一致するものです。

いろんな手触りがあります。そうしたことは、常に次を指し示す時が多いです。注意してください。

貴女の身近に、兆候はあります。貴女の手触りを信じて下さい。

それが一番の救いになります。

 

 

台風の中、本日は熊本です。明日は1年振りの福岡講演です。

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本日9/16(日)は熊本で少人数のイベント開催が急遽決定。

場所「AZITO」熊本市中央区新市街6-20 玉屋通り

 

申込みアドレスは、clubpyramid@gmail.com 

(タイトルは「16日イベント、参加イベント名」と本文に参加者のお名前、参加人数は明記。 )
料金は講座やトークイベントは800円以上のカンパ制 交流会は飲食分実費 

電話お問い合せは 096-288-2460

当日は熊本市内を馬が走る例大祭。例大祭の合間に、子供たちを守る方法をお聞きになりに来られてはいかがでしょうか。熊本市内が一日中、お祭りなので昼から休憩所として開店しておきます。

1)午後3時から午後4時 「熊本市に放射能測定室をつくる会」によるガイガーカウンター護身講座

(中古車や建築資材の汚染から身を守る方法)

2)午後4時半からは木下黄太トークイベント

3)午後6時からは木下黄太との放射能フリーの飲み物食べ物での交流会になります。三部構成です。

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明日!一年振りに博多の真ん中で開催! ☆福岡市赤坂で開催☆

【9/17(月・祝)木下黄太講演 in 福岡】
 
「日本の放射能汚染の現実と今後の予測〜九州でどう向き合い生きていくか〜」

ガレキ受け入れ問題・・・食品の汚染と流通・・・避難移住関連・・・
子供たちの未来を守るために、いま必要なこととは・・・

◆2012年9月17日(月・祝)
開場:18:15
開演:18:45(20:45 終了予定)
◆会場:福岡市立中央市民センター・ホール
(福岡市中央区赤坂2丁目5番8号/TEL.092-714-5521)
http://www.shinko-chuo.jp/access.html
◆入場料:1,000円/当日受付にてお支払い
(入場方法は当日の先着順になります)
 
◆予約方法:こくちーずにて予約受付&メールでの受け付けも始めました。

http://kokucheese.com/event/index/49971/

もしくはメールにお名前、連絡先(電話)、参加人数、住所(何市や何町まで)を送ってください。

参加申し込みのメールアドレスはrdp-kyusyu@goo.jp

*託児:2歳以上のお子様に限ります。
一人につき600円、要予約
(メールで、保護者氏名・連絡先(当日の携帯番号)・お子様の名前・年齢・性別・人数・ アレルギーの有無をお送り下さい。)
連絡先はこちら→rdp-child@goo.jp
必ず題名に「木下黄太講演会in福岡 託児予約」と書いて送ってください。

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!北九州で燃やしたガレキの煙が目の前に見える!☆山口県下関市開催☆

【9/18(火)木下黄太講演 in下関】

 

下関市民会館 中ホール  19:00~21:00(開場18:30)  参加費1000円
ネット予約  こくちーずhttp://kokucheese.com/event/index/50581/

 


前売り券販売プレイガイド(9月1日以降の取り扱いになります)
  シーモール専門店  プレイガイド・ラン
  下関市民会館
ネット予約、前売り券をご購入の方は入場料が900円となります。
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!原発立地自治体に放射能ガレキも押し付けられる!☆福井・敦賀市で開催☆

【9/21(金)木下黄太講演 in 敦賀】

子供たちの未来を守ろう。

開場 五時半 開演 六時 「敦賀市福祉総合センター あいあいプラザ」 入場料500円  

お問合せ・予約「ガレキストップフクイ」→garekistopfukui@yahoo.co.jp に代表者名と参加人数を明記。