「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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【大阪・ガレキ阻止】静岡県内の岩手ガレキ処理三月末迄に1年早く終了。大阪で燃やす必要は全くない。

2013-01-22 10:38:58 | 福島第一原発と放射能

 明日の名古屋講演は満席で当日は立ち見のみ対応しますが、人数が多ければお断りもあります。当日会場においで下さい。名古屋市民会館で受付開始が18時で第1会議室。 金山駅から歩いて5分。

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46人限定で対話が主。

今週土曜日【1/26(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN三茶】

  18:15開場18:30開始21:00終了予定。世田谷区太子堂4-1-1。

  三軒茶屋駅直結キャロットタワー内『世田谷文化生活情報センター』5階「生活工房」セミナールームA。

  参加対象は、独身女子と既婚でもお子さんのいない女性が主。詳細申込ページ確認。参加費1500円。 

 申込はこちらから→

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 岩手県の大槌町や山田町から搬入された木質のガレキの処理を、静岡県では島田市をはじめ、静岡市、浜松市、裾野市で受け入れていました。

去年の年末の時点で、島田市が192t、静岡761t、浜松724t、裾野44tなど1800t近くが既に処理されています。

 そして、地元新聞などの報道によりますと、静岡で受け入れていた岩手ガレキについて、1年早く、この2012年度末、つまり3月末までに、処理は終了するということです。

見込みの量よりも、ガレキの総量が少なかったと話しているようですが、恐らくはっきり言ってやる必要が全くなかったということです。

 元々、二万t以上の受入れを要請していたのに、その一割程度を受け入れた段階で終了するということは、本質的には、遠隔地の静岡に運んでまで処理する必要が、全く必要がなかったことを、端的に示しているだけです。

 北九州よりもさらに顕著な話ですし、しかも、宮城のガレキと異なり、まだガレキが大量に残存するかのように見せていた、岩手のガレキ処理です。大阪が処理するのも岩手県内のガレキ。いよいよです。

政治家の目先の要求に沿うためだけに、行われるガレキの広域処理。

静岡は、民主党細野幹事長の地盤です。

この細野氏はガレキの広域処理を無理やりすすめた主犯。

その処理はほとんど意味もなかったし、国家財政的に無駄な税金を使ったことはほとんど間違いありません。

こうしたことが、あたりまえのように露呈している状態です。

まともな知性で考えたら、今から、岩手のガレキを受け入れて処理する必要性は、1%もありません。

大阪が来月から、岩手のガレキを無理やり受け入れるとしたら、あり得ない話です。

ある大阪の向こうサイドに近い専門家と話したら「国は、実験といっても結論ありきなんですよ」「ガレキ処理はお金と政治の問題でしょ?」としか返ってこない話です。みんなわかっている、わかっていて、そのまま意味不明な話が進んでいる。被災地にとって、まったく必要のない話をすすめる理由はありません。まるで、必要性がない。

政治家の面子と欲得以外に何の本質もない。

大阪市でガレキを焼却する必要は全くありません。もうガレキはありません。

橋下市長の、支配という欲望の為だけに、大阪市民を危険にさらし、無駄な税金を使わせてはなりません。

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栃木初開催!!

今週金曜日【1/25(金)木下黄太講演IN栃木・宇都宮】

  18:15開場19:00開演。栃木県教育会館小ホール。 宇都宮市駒生1-1-6。定員:165名。参加費1000円。 

  受付メール :0125tochigi@gmail.comに 氏名、人数(チケットが必要な人数)、連絡先電話番号、市町村明記。

こくちーず受付も開始⇒http://kokucheese.com/event/index/70792/

   主催「木下黄太講演会in栃木実行委員会」

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「小沢一郎代議士に岩手ガレキ搬出ストップの要請お手紙を出しましょう!」

 岩手県から大阪市にガレキを搬出しないように、小沢一郎氏に働きかけを継続して行います。小沢さんに、岩手から、ガレキの意味のない搬出を止めるように、お手紙を書いて下さい。岩手で彼は間違いなく影響力があります。知事は彼の傘下です。これも、要請のニュンアンスで書いてください。


■小沢一郎 代議士
〒100‐8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館605号室
TEL:03-3508-7175

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「大阪ガレキ阻止・飯島勲 内閣官房参与へのお願い手紙作戦」

 

  宮城のガレキ広域処理が、事実上終了していく構図の中で、残るは、岩手のガレキを大阪市で無理やり処理しようとする構図です。これを避けるためにも、この広域処理がおかしいと感じていて、尚且つ現行政権に強い影響を及ぼせる可能性がある、飯島内閣官房参与に対して手紙を出そうというものです。 

 

  この場合はあくまで、お願い事をお手紙でしたためるというスタイルで、その人その人の思いを、名前、住所明記して、送付するのが良いと思います。お一人お一人が、ガレキの広域焼却をすすめた民主党の愚策をやめてほしいということ。特に、岩手からのガレキの搬送を止め、大阪での焼却をやめてほしいと書くべきということです。機械的な文面や、硬直した文面でなく、お一人お一人の心情を書いて送るとよいと思いました。実際に、あからさまな無駄遣いを民主党政権が進めたことは間違いありませんし、それが健康上のリスクを不用に拡大させたのも事実です。そうしたことを、新しい政権下で変えて欲しいというお願いです。宛先は下記の通り。

 

  〒100-0014

 

 東京都千代田区永田町二丁目3番1号

 

飯島勲 内閣官房参与 様

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健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。  

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。