沖縄を避難場所として薦めないのは、当然です。いいですか、薦める薦めないは、これから避難移住する人に対してまず言っています。経済的に自立困難で、平均賃金が低く、失業率も高い、しかも島に、これ以上、本土からの避難民が移住してどうするのですか?こんな、基本的なあたりまえのことがなんでわからないのか。頭が悪すぎます。
何度も言います。沖縄避難・移住は、僕は薦めません。圧倒的にトラブルが多い。コストもかかる。他の日本と風土が違う。元々の住民との意識のずれも大きい。収入確保がかなり難しい。作物の自給が低く、福島や関東からの危険食材の流通は、外食を中心に沖縄本島は意外に多い。病院の平均水準が低い。福一からの距離以外のメリットはありません。
甲状腺の疾病が、沖縄で適切に対応できるのかの疑問もあります。また、見つかった後に、結局、西日本の大きな病院で、手術した事例も聞いていて、沖縄よりも、他県の病院が、あきらかに対応が優れていて、結果ものすごくよかった話も聞きます。そうすると、「医療」の点で、どうなのかは大きいこととして、避難者に立ちはだかります。
セシウムの汚染で判断すると、関西と沖縄に、ものすごい差は存在しません。微量のレベルの多寡があるだけです。ほとんどのエリアで、関西でも沖縄でも、福一由来が間違いない、セシウム134はNDレベルです。そして、沖縄にだって、微量の放射性物質の降下はあるんです。しかも、3.11.前の思わぬ汚染が存在しているケースは沖縄には軍事的な別の要因でもあるのです。
だから、これから考えて移住する人には、沖縄は薦めないと言っています。
それについて、くだらない揚げ足取りが続きます。
ぼくのジャーナリストとしての資質を問題にする投稿が来たので、また書きます。本当に沖縄がらみの投稿は次元が低すぎて嫌になります。
「もう来ないのでひと言。まず、以下の木下さんの発言に沖縄地元の避難者サポートに関わる人々はとても悲しんでおられます。
多くの沖縄県民が避難者を受け入れ友好的に生活しているという事実があるのになぜ否定するのか?」
否定していません。そういう人もいるでしょう。しかし、申し訳ないですが、大半の避難者と大半の沖縄県民との間の溝は深いです。現実です。よいですか、本州や九州とは異なり、独自の文化圏、独自の社会構造で、生活を続けている沖縄という場所は、日本であって、日本でない場所です。しかも経済的に、日本国内の他地域より厳しいです。その中で、まともでない避難者たちがどう思われているかは、あなた達が接触していない沖縄県民には常識なんです。こんなあたりまえのことも認識しないから、おかしいと言っています。経済的に厳しい地域に、経済的に困難な余所者がこれ以上多数移住したら、どうするのですか。解決策なんてありませんよ。少しモノを考えて言っているとは思えません。失業率が全国一高い地域に、避難を薦めてどうしますか。自給率が低く、汚染食材が遠隔地にも関わらず、流通しやすいエリアに、避難をこれ以上、薦めて、どうしますか。
「実際にこちらで生活していないあなたに何がわかるのか?沖縄県民、避難者全員に聞いて理解した話ならばわかりますが。温かく受け入れてくれている沖縄県民に対して非常に失礼な発言だとわからないのか?」
トラブルが聞こえてくる量が、全国の他地域と比べて、圧倒的に多いからです。温かく受け入れてくれるという幻想にあんたがすがりついているだけです。
「あなたはジャーナリストに必要な「客観性」に欠けすぎている。物事を把握しているつもりが実は部分的な理解に基づいたあまりにも感情的な発言。ジャーナリストととしての資質を疑います。」
「客観性」に基づいた報道によって、どれだけこのことで、多くの人が追い込まれたか、認識していますか。そもそも客観的な報道に徹するつもりなら、もともとこんな活動はしていない。しかも悪いが、こちらは、事実関係を知っていて、書いている。ほかの地域で起きていない、ありえないトラブルが起きている。だから話している。客観性がないなどとくだらない批判をしてきている、あんたが、沖縄避難のマイナスを指摘されて、感情的になっているだけです。あほらしい。
「賛同者も減り、ひと頃に比べ質の高いコメントやコメント数そのものが激減した理由もそこにあると思います。」
大きく減少していません。というか、賛同者という概念そのものは前から好んでいませんし、読んでいるから賛同者とか、コメントしたから賛同者ではありません。ブログのコメント欄の質は、当初から、いろいろあります。そもそも最初のころの熱心な投稿者が入れ替わっただけです(もう数回程度入れ替わっています)。それに、このブログの中心は、書き手の僕。そして万単位の読者。99パーセントは、読み手で、コメント欄に書き込まない人たち。コメントを書き込んでいる人は、良くも悪くもかなり少数者です。当初から。
「せっかく意味のある活動をされているのにとても残念です。」
あんたのように認識能力の低い方からクレームが相次ぐ状態は、他県からはおきないのです。沖縄だけです。この前の沖縄講演でもニュアンスは話しています。ぼくにとっては、また沖縄という話です。意味のある話が伝わらないのも、沖縄避難者の特徴です。
ブログも二度と読まないように、こちらが提供するそれ以外の情報も、二度と読まないようにしてください。ここまで言ったのだから、必ずそうしてください。僕には、あんたは、必要ありませんから。二度と来るなよ。絶対に、来るなよ。わかったな。
更に次のような書込みも別の人から来ました。
木下さんの非常に感情的な物言いに驚くと共に、ここまで憤っておられるのは何故なのかと正直よく分からないのです。コメント欄に感想を書かれた方々も驚いている事でしょう。それぞれ実際肌で感じた沖縄の姿を皆さんに伝えているだけなのに…。怖くなってコメントを控えてしまう人も出てくるかもしれません。
まず意味が解りません。僕はこのブログで、感情的なものの言い方をしたのは一度や二度ではありませんから、このくらいで、読者が驚くことがあるとはとても思えません。憤っているのは、こういうことにだけ執拗に書き込みも反応が続く状態に対して、特にです。肌で感じた沖縄の姿を伝えているといいますが、僕も一定以上、聞き及んでいることを書き続けているだけです。
しかも、こういうことを書いている人たちが、このような問題点が僕があると書いているのに、共通してそういう問題点を無視して、書き続けています。
これが沖縄避難者の問題です。
しかも、読めない人間がいるから、これも明確に書きますが、僕は沖縄県民の問題点を書いている話ではありません。
こうしたことをわからない、特に首都圏からの避難者に対して書いています。
でも、そのような事も木下さんには関係ない事なのでしょう。
あたりまえです。ここまで認識の緩い人間は、関係ないです。あんたも読みに来ないで下さい。二度と来るなよ。