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放射性物質による吸引被曝と摂取被曝、 ドイツ小児科医「福島の事故による健康被害報告」〈前半〉。

2013-07-09 03:48:55 | 福島第一原発と放射能

 5月のデュッセルドルフにおける、アレックス・ローゼン氏の講演について、その講演の内容を翻訳したものを提供して頂きました。長いので、前半と後半に分けて掲載します。アレックス・ローゼン氏のまずは前提の考え方が述べられています。後半には、国際組織についての見解が続く構成になっているようです。翻訳して頂いた方に感謝をこめて。

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「福島の事故による健康被害」 小児科医の報告 前半

医学博士アレックス・ローゼン氏 講演 2013年5月16日

私の講演の内容は、福島事故による健康被害に関するものです。

4つのポイントについてお話します。先ず、導入部として

①放射能とその健康に及ぼす影響についての基礎知識を、続いて

②福島原発事故によるいくつかの重要な事実について、次に、

③どのような健康被害がこれから予想されるか、最後に、

④このような事故が起らないために、あるいは被災者の方々を助けるために、あなたや私、一人一人にできることは何だろうか、の4点です。

私は医師であり、従って科学者です。ですからこの講演に於いては、本当に事実をご紹介する、ということが私にとって大変重要です。つまり、皆さんを焚き付けたり、いつかどこかで聞いたことのある話をお伝えする、ということではなく、科学的な根拠に基づいたお話をします。そういう訳で、この講演では、東電あるいは日本政府が公式に発表したデータのみを用いることにしています。しかしそれは、これらのデータが、より現実性があるからではなく、実際私達の手元にある数字であり、そこまでは東電、政府や原子力官庁でさえも最低限認めているデータだからです。

私の講演は、このようなデータを元にしており、 攻撃(批判)され易いデータ、例えばグリーンピースや市民グループ等、独自に放射線量の測定を行っている団体の数字は使用していません。こちらの方が、より現実に近いのかも知れませんが。 意図的に私が後者のデータを用いないのは、それを信じないからではなく、今回のような講演で、 原発事故による健康への影響が実際どれだけ大きいものであるかを知るのには、公的機関の発表するデータだけで十分だと思うからです。

では先ず、本日の講演の内容を理解するために最低限必要な知識について、お話します。放射線とは、ある原子、粒子が崩壊し、その際にエネルギーを放出します。そのエネルギーは、一方では放射性の波長として、他方では放射性粒子(Teilchenstrahler)の形で環境に放出されます。

このことが起きるのは、非常に不安定な原子、粒子の場合のみです。原子には安定した(現状の形のままで変わらない)ものと不安定なものがあり、後者は崩壊し、放射線を放出することによって安定した状態になることが出来ます。例えば良く耳にする、セシウム137、ヨウ素131等の放射性粒子がそれです。

ここで一つ質問ですが、皆さんの中でベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)とはどういうものかご存知の方は、何人ぐらい いらっしゃいますか?

(挙手なし)はい、分かりました。ではごく簡単に説明します。何度も出てくる用語ですので、どういうものなのかについて少し話しておきます。

ベクレルという単位があります。Bqとは、放射線の強さを表わす単位です。
1秒間にどれだけの原子、あるいは核が崩壊するか、を表わしています。強い放射性物質であればBqは高く、弱い放射性物質の場合、Bqは低くなります。

科学に於いては、通常1kg当たりのBq数で表示します。ある塊、たとえば土壌1kg、あるいは魚1kg、ウラン1kgを取り上げたとき、この塊が1秒間にいくらの原子の崩壊を起こすか、を表わしています。

一例としてウランですが、ドイツでも、日本でも、アフリカでも、あるいは世界のどこであっても、土壌のサンプルについてごく微量(10–30 Bq/kg )の放射性ウランを検出できます。ウランは世界中どこにでも普通に存在します。

もう一つの例として、セシウム137を見てみます。 本来セシウムは自然界には存在しない放射性物質です。しかし、過去に行われた大気中核実験のため、現在では殆ど世界中とこでも検出されます。セシウム137は、例えばドイツの地表面で約 20 Bq/kgあります。大気中の核実験によって、人間の手で作られた放射性物質です。

これら 10-30 Bq/kg の放射性物質は、近くで原発が爆発していない地域でも、現在は普通に土壌から検出されるものです。

後ほど、もう一度これらの数値に触れることになります。次に重要な単位は、シーベルトです。Svは被曝線量の多寡を測る単位です。人間である私が自分の身体にどの程度の放射線を浴びるか、ということ、つまり、人間が被曝する放射線量の多さを表わします。

つまり、Svとは、1 質量当たりのエネルギーです。つまり、私(人間)の身体1kg当たり何ジュールのエネルギーを受けたか、を測る単位です。例を挙げると、バックグラウンド放射、これは普通に道を歩いているときに自然に(環境から)浴びる線量ですが、ドイツで2.1 mSv /年ぐらい、日本では2.4 mSv/年程度だと思います。国によって多少多かったり少なかったりしますが、これは土壌の成分によっても、地表からの高さ、つまり太陽からの距離によっても微妙に異なります。しかし、2–4 mSv/年というのが 、世界中に存在する、自然のバックグラウンド放射(natürliche Hintergrundstrahlung) の平均的な値です。

人の手によって作りだされた放射線のもう一つの例は、レントゲン写真です。医療では不可欠なものですが、一回の撮影毎に被曝します。通常の肺のレントゲン写真一回につき、0.2 mSv の被曝です。確かに、先程の年間被曝量に比べたら微々たるものですが、何枚かのレントゲン撮影を行えば、直ぐにそれに近い値になってしまいます。

次のテーマは、「放射線はどのように人間の健康を害するのか」ということです。いくつかの異なった可能性があります。先ず、 放射線(Strahlung )と 放射性物質(Strahler)を区別しなければなりません。放射線(Strahlung )というのは、先程お見せしたように、原子の崩壊によって生じる 放射性の波です。放射線(Strahlung ) には、原子炉の近くで直接人間が浴びるような場合(例えば、原発作業員など)、それからクラウドシャインと呼ばれるもので、環境、例えばこの図の雲の中に存在する放射性物質からの外部被曝、更にグラウンドシャイン、地表に沈着している放射性物質による外部被曝があります。

人間の健康に影響を与え得る第二の可能性は、いわゆる放射性物質(Strahler)です。 例えば小さい粒子が皮膚に付着し、局所的に放射線被害を及ぼすことがあります。これを外部被曝(externe Kontamination)と言います。また、放射性の粒子が呼吸によって肺に入り、肺の中で放射線障害を引き起こすことがあります。吸引被曝(Inhalation)です。更に、食べ物あるいは飲み物から放射性物質を体内に取り込む場合があります。これを摂取被曝(Ingestion)と言い、これが身体の各部分に蓄積され、健康障害に至ります。


私達は、原発事故後の重要なファクターは放射性物質(Strahler)である、という知見をチェルノブイリ事故から得ています。環境に放出された放射性粒子が呼吸、食べ物、飲み物によって体内に取り込まれる可能性があります。このことが、福島の事故に於いても実際に重要です。

この放射性物質(Strahler)を体内に取り込んだ場合、何が起きるのか。スライドでご覧の通り、 空中を漂う放射性粒子は、吸入によって、あるいは食物とともに体内に摂取され、 血管を通って身体中に拡散されます。妊娠中の女性の場合は胎児にも行き渡ります。そして胎児や被曝した人自身に、遺伝子(DNA)に突然変異が生じることがあります。即ち、遺伝子が変形し、それによって細胞が壊死したり障害が起きたりします。これが癌発生のメカニズムです。


放射線でいかにして病気になるかということを今説明しました。これ以上の放射能を受ければ病気になる「しきい値」というのものはりますか、とよく聞かれますが、これ非常に難しい質問です。過去10年来、の医学的見地では「安全だと言える放射線量はない」ということです。私たちが毎日受けているバックグラウンド放射でさえ遺伝子の突然変異や癌を誘発することがあります。

 しかし放射能を避ける事は出来ません。それは世界のいたるところに存在しているからです。受ける量を出来るだけ低くする事だけが可能です。これ煙草を何本吸えば癌になるかという質問と同じです。100本から?10本?それとも1本?からでしょか。一本でも癌を誘発するリスクがあるので、これには誰も答える事が出来ません。多く、長くそして強く吸うほどリスクが増えていきます。それは宝くじと同じです。賞金が当たるまで何回くじを引かなければならないのか。このような考え方は間違っています。
多くの人は健全な抵抗力を持ち、放射能の害に抵抗できます。抵抗力がそれほど良くなく病気にかかりやすい人達もいます。こどもは病気に非常にかかりやすく、エイズのような抵抗力のない患者はもっと敏感なのです。こうした違いを知る事が大変重要です。

この表にその放射線によりヒトの病気が引き起こされうる一番重要な微粒子・放射性同位元素を挙げました。先ずはヨウ素131。これは甲状腺に集積し甲状腺ガンを発生し得ます。これは甲状腺がホルモンを生成するためにヨウ素を必要とするからです。放射性ヨウ素でも普通のヨウ素と同じように吸収され、ここに蓄積されたヨウ素は常時放射線を放出し、周りの 組織に害を及ぼし、甲状腺ガンを誘発します。

放射性原子セシウム137は体中に散らばります。手足、胴、筋肉、骨で至る所に腫瘍を誘発し得ます。ストロンチウム90は主にあばら骨、背骨等の骨に蓄積し、そこで脊髄癌、白血病を導き得ます。そしてプルトニウム240は主に肺と肝臓に蓄積し、そこで癌を発生させます。
 
ここまでが基礎知識でした。これから福島の事故のお話をします。これが2011年3月11日と12日の写真です。原発の爆発とその後の煙です。この煙の中には数百億という小さな放射性粒子が含まれています。セシウム137、ヨウ素131、ストロンチウム90のような目に見えない粉塵が、風と共に飛んでいきます。そして雨が降る、又は福島のケースでは雪が降る箇所で地上、そしてその他の地方の環境に落ちます。

これは東電が公開した、放射能の放出量を示すグラフです。原子炉1号機と2号機の爆発、原子炉3号機と4号機の火災、この時点で大量の放射能が放出されたことがわかります。


これは東電が公開した、放出された放射能に関するデータです。実際の放出量はこれよりもう少し高いと思われますが、少くともこれだけは認めているということが重要です。我々はこれをベースにしてお話ししましょう。ここには319ペタベクレルという数字があります。これは想像もできない膨大な数字で、ゼロが15個もあります。これをチェルノブイリの事故で放出された量と比較し見ると、319対1,670です。つまり東電は、チェルノブイリの総放出量の約18%が福島原発の事故により放出された事を認めています。同じ数字ではありませんが、大体同じ規模のものです。総ヨウ素131の5分の1ほどです。

次に重要な核種がセシウム137です。30.3 PBqはチェルノブイリの放出量の約3分の1です。ここも同じくチェルノブイリより低い数字ですが、単位的には同規模です。


この2種が我々にとって一番重要な核種でした。プルトニウムとストロンチウムの放出量は低いものです。キセノン133はかなり早く気化する原子です。この3つの核種はの2つと違い、日本人の健康にとってあまり重大な影響を及ぼさないでしょう。

放射性物質の降下範囲を考える場合、当時の風の方位、天候状況をみなければなりません。これは手に入り易い分布図です。ここが福島第一原発、こちらは半径20km圏で避難区域です。ここに、飯館村の方向に伸びる放射性物質を含んだ雲の筋が見えます。3月15日には風向きが東西だったで飯館市の方向に向いた放射性雲が示されています。ここに放射能が集中し、周辺は少なめです。

これは東電と日本政府が公開しているグラフです。ここで無視されている事実は、放射能の大半、約80%が太平洋の方向に流れたことです。日本国土に流れ落ちたのは約20%です。つまり風向きにより助かったわけです。

東電は「海に流れた放射能は危険ではない」と言っています。これが真実でない事は後ほど他のグラフでご覧になれます。放射能の大半が海に流れたので、日本の住民にとっては先ず安全だったのですが、大半の80%は海に流れ環境を汚染し、長期的に見て人間に非常な悪影響をもたらします。風の向きが違ったとしたら、ずっと酷いことになっていた」ということを繰り返し確認しておくのは大事なことです。

この放射能の流れが反対方向に向き日本の国土、韓国と中国の一部に降下したと想像して下さい。

このグラフで考慮されていないのは、この数日間に風向きが変ったことです。風は一方向からだけ吹いた訳ではなく、 放射性物質を北へと運ぶ日もありました。ある日は北向きの風で、汚染された雨が降下した地域がありました。東南方向の風の日もあり、首都東京の付近まで放射能が検出されました。

ホットスポットがありここに集中したと言われていますが、周りの地域環境の放射能値が上がっていることは無視されています。しかし、ここにもそこにも,線量が比較的高いホットスポットが環境の中にあるのです。

これは正式な政府のデータなのですが、マスメディアには公開されませんでした。

先ずは土壌のサンプルを見てみましょう。土壌にはどのくらいの放射能が含まれている
でしょう。これは、日本の文部科学省(MEXT)のデータです。ここではヨウ素131の数
が7000から100万Beq/kgです。

覚えていらっしゃいますか。ウランの土壌中の普通の数値は10から30ベクレルでした。7千から100万ということは、数百、数万倍高いということです。これは福島原発内ではなく、20キロ領域外のデータです。放射能を含む雨・雪が降下したホットスポットのデータです。9-42万ベクレル/kgがセシウム、ストロンチウムは低い数値でした。

これほど高い放射能が測定されたということは何を意味するのでしょう。この近くにいる者は、かなりの放射能の影響があるということです。放射線は地上数センチしか達しないこともあります。しかし3歳の子供が土壌で遊んだり、小児がこれを口に入れたりすると相当な健康への影響があると見て良いでしょう。この土壌には米や果物がなる木が育つし、この土壌に住む動物により埃が上がり、それを吸入するとその中に含まれる放射能が直接健康に悪影響をもたらすことは考えられます。

 ここにも似たような図があります。線量が高い地域と低い地域を示しています。その際、線量の高さが距離には直接関連していないことがわかります。

 例えばこの場所は、原発に近いのですが放射能は低い数値です。こちらの方は離れているのも関わらず、高い数値を示します。だからどこにホットスポットがあるか、放射能が降下したか見なければなりません。チェルノブイリの事故の後は、0.5メガベクレル/㎡以上の地域の住人が全て避難されました。この数値はこの東北地図の水色の地域に相当します。チェルノブイリだったら避難しただろう地域です。

   特に小児科医の私として、そして皆様にとっても心配極まりないのが、サンプルを採った学校、幼稚園、保育園全ての土壌に高い放射能が検知されたことです。先程申しましたように、子供は放射能に非常に敏感です。その上子供は大人に比べ砂場など外での遊びで直接土に触れる事が多く、ですので子供の放射能と接触は大人に比べ非常に多いのです。

 郡山市、相馬市、福島市、伊達市等の学校、幼稚園や保育園で1000単位のセシウムの数値が検知されました。これは普通の数値の200倍以上のものです。これも非常に心配の原因です。これらのデータも文部科学省が公開したものです。

これは遊園地で遊ぶ日本の子供たち、左の写真は原発事故前、右側が事故後の写真です。シャベルカーにより校庭の汚染した表面を山に積んだものです。つまり放射性廃棄物です。ドイツではキャスクに入れて処分するところですが、福島周辺の被災地では青いビニールを掛けて、どのように処分するか決まるまで放置されています。

数千トンの放射能で汚染された土壌が福島県では校庭や道端に山に積まれ、処分されるまで放置されています。子供達はそのそばの公園や校庭で遊び、毎日通学しています。

高線量ホットスポットが通学路上にあり、登下校中の子供達が、 線量計で 放射線量の高さを、『ここは大丈夫。だけど2m左に逸れると放射線がある。』などと確認している様子が良く報告されます。本来こういう状態は酷いことなのです。放射能は目で見ることも、 味を感ずることも、ニオイを嗅ぐことも出来ない危険なものです。本当なら、汚染している表土をはぎ取り、放射性廃棄物として何千年の間何処か別の場所に隔離保管して初めて、その道を通って良いものなのです。

大人は普通、砂場で遊んだり、土を口に入れたりはしません。しかし、動くことによって、ホコリが舞い上がります。そして放射性粒子は上に向かっても放射線を発しています。つまり、放射能は地表にあるだけではなく、大気中にも存在するのです。そしてこれも測定可能です。次のスライドをお願いします。

この図は、大気中の線量を測定するモニタリングポストです。この場合の単位は、マイクロシーベルト パー アワー(μSv/h)です。この数値と通常の数値とを比較することができます。例えば、ベルリンでは普通いくらの数値か、東京は、福島は、...というように。この状態の酷さは、住民を安心させるためにあちこちに設置されているモニタリングポストの多くについて、その位置から1メートル右、あるいは左に移動すると、もっと高い線量値であることが確認されていることです。ですから住民は、この数値を見て、より安心と思うのではなく、むしろ虚偽の安全性が演出されている、と感じています。

このモニタリングポストの多くは住民を安心させるためにあちこちに設置され、モニタリングポストの位置から1メートル右、あるいは左に移動するともっと高い線量値であることが確認されている、という酷い状態なのです。

大人は普通、砂場で遊んだり、土を口に入れたりはしません。しかし、動くことによって、ホコリが舞い上がります。そして放射性粒子は上に向かっても放射線を発しています。つまり、放射能は地表にあるだけではなく、大気中にも存在するのです。そしてこれも測定可能です。次のスライドをお願いします。

この図は、大気中の線量を測定するモニタリングポストです。この場合の単位は、マイクロシーベルト パー アワー(μSv/h)です。この数値と通常の数値とを比較することができます。例えば、ベルリンでは普通いくらの数値か、東京は、福島は、...というように。この状況で酷いのは、住民を安心させるためにあちこちに設置されたモニタリングポストの大半は非常に低い線量しか表示しないということです。その位置から1メートル右、あるいは左に移動すると、もっと高線量であることが確認されているているのです。ですから住民は、この数値を見て、より安心と思うのではなく、むしろ虚偽の安全性が演出されている、と感じています。

汚染された農地では当然作物が生産されていました。その結果、多くの食べ物が汚染され、事故後数週間、水道水も飲まぬように警告されていました。東京都の一部でも放射性ヨードによる水道水汚染があったほどです。

野菜や果物は汚染物として処理されねばなりませんでした。今もなお汚染された農産物が市場で発見されています。福島沖は非常に魚や海産物が多くアジアの中でも有数の漁業地なのに、海水が放射性物質に強度に汚染された結果、とくに魚や海産物に高い放射性が見られます。

牛乳、牛肉、米 緑茶といった基本的食料が2011年以来高い汚染値を示しています。水道水やミルクを汚染した放射性ヨードは半減期が8日だから数ヶ月で崩壊するので問題はなくなりますが、放射性セシウムはの半減期は30年です。

それはどういうことかと言えば、チェルノブイリ事故で発散した放射性セシウムは例えばドイツでは27年後も今だに残っていて、まだ半減期も来ていないというわけです。つまり日本でもこの先100年も200年も放射性セシウムが地中に残留し続けるのです。*

ドイツ・バイエルン州ではイノシシやブルーベリージャムやきのこに今だに放射性汚染が発見されているように、事故後27年後でもそうなのです。

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