胎児水腫というのは、かつては母子の血液型不適合妊娠によくみられたものです。しかし、最近はその対応が進んでいて、発生頻度は下がっていると認識しています。
ただし先天的な異常でおこる可能性があります。例えば心奇形や不整脈。さらに染色体がなんらかの原因で破損している時にもおきるそうです。最近まで、被曝のことについて、気に留めていなかった30代の母親から、微細な染色体破損の可能性がある胎児水腫により、人工死産された報告です。
=================================================
横浜在住30代前半の専業主婦です。
放射能汚染の影響なのかは分かりませんが私自身の異変についてのご報告と、
幼い子どもの検査ができる病院探しのご相談させていただきたく連絡いたしました。
私は今年のはじめに第2子を妊娠したのですが、
13週の頃に異常が見つかりヒグローマと診断されました。
染色体検査(絨毛検査/Gバンド)の結果は正常だったのですが、
症状は悪化して胎児水腫のため19週で人工死産をしました。
大阪で胎児ドッグ受診した際、複数の所見が見られたことから、
微細な染色体の破損している可能性が高いとのことでした。
それから今回の妊娠で子宮筋腫が見つかりました。
妊娠前の昨年12月に被ばく検査とは別目的で血液検査を実施したのですが
TSHの値が0.367と基準より少し低めでした。
事故発生当時の行動ですが、
3月上旬に第1子を出産後、1ヶ月半ほど横浜にお世話になりました。
食事などすべて用意してくれていたので産地などは分からないです。
水道水も飲んでいました。
4月下旬に横浜の自宅へ戻ってからは、食べ物の産地を選ぶなどの放射能対策はしました。
================================================
ヒグローマはリンパ管の先天的奇形で、胎児水腫を伴うことも多いそうです。おそらくこうした胎児の異常が、連鎖して複数おきている点で、微細な染色体破損を指摘されたのだろうと思います。
原因はもちろんわかりませんが、放射性物質というのは、そうした染色体の微細な破損をひきおこす類のものであることは、言うまでもありません。
首都圏にいるということは、こうしたリスクに向き合って生きているということだと僕は思います。だから、避難移住を奨めていますが、もはや聞きたくない首都圏の方たちに何を話しても通じないというパラレルワールドの感覚にもなっています。
そのパラレルワールドの東京で、山本太郎氏が当選しました。彼一人が当選しても何も始まらないかもしれませんが、彼一人さえ当選しなければ、僕は完全に終了すると思っていました。その点で、彼が当選したことは、首の皮1枚つながっている日本という国の現実を、反映していると思います。
「山本当選の為に、何かできないか」そればかりこの行程で話し続けたバンダジェフスキー博士。土曜日の新宿講演でジョイントした後、日曜日の夜に当選を知って、歓喜し、僕は抱きつかれました。
「スカイプでフランスに報告したよ」と嬉しそうでした。
バンダジェフスキー博士は、今日1日は日本で過ごされて、あす帰国の途につかれます。
===============================================
8/10(土)に愛媛県松山市のイベントで僕の講演を行います。
参加費は無料と思います。名称 反貧困フェスタ 2013 inえひめ
主催 『オープンハンドまつやま』
(愛媛大学学生のホームレス支援の会)
ここの分科会の講師として、僕が招かれています。2時間程度の講演になります。
特別分科会「放射能汚染を考える」
開催時間 平成25年8月10日 (土曜日)15時00分から17時30分
場所 愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料