「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

大手スーパーの鹿児島店舗、魚売り場で為されていた被曝回避対応。放射能問題、産廃会社が市民を提訴。

2013-08-01 11:09:00 | 福島第一原発と放射能

 きのうは放射能に意識が強くある関係者数人と長時間話しましたが、その中でこういう話が出ました。こういう取り組みを全国のいろんな販売者が、おこなうと大変にうれしいですね。

===============================================

きょうはお疲れ様でした。久しぶりに長時間話ができて良かったです。

さて、ダイエーの話を書きます。
この前の日曜日に、子供とたこ焼きをつくることになり、タコを買いに、
ダイエー鹿児島中央店(JR鹿児島中央駅前にある)に行ったところ、地下1階の魚売り場で、
ある表示を見つけました。魚のパックには東シナ海でとれたことを強調するシールが貼られ、
国内のどの海域でどんな時期にどんな魚が獲れるのかの地図も掲示されていました。
それと、これは記憶が多少曖昧なのですが、魚介類の放射能検査に力を入れていく旨の文言も
書かれていたように思います。
1か月ほど前に買い物に行った時には、こうしたシールや地図を見た記憶はないので、
驚いてしまいました。消費者からの問い合わせが多くてこんな対応をしたのでしょうか?
全国のダイエーでこうした取り組みをしているのかどうか、わかりませんが、スーパーの
意識も変わりつつあるのかもしれません。

===============================================

長野県東信地域で被曝を回避する取り組みをしている団体に対して、地元の産業廃棄物処理会社2社が、名誉棄損されたとして損害賠償請求の裁判をおこしました。下記の毎日新聞の記事で内容を確認して下さい。


http://mainichi.jp/area/nagano/news/20130730ddlk20040037000c.html

損賠提訴:「ブログで名誉毀損」 佐久などの廃棄物処理会社2社、市民団体代表を /長野

毎日新聞 2013年07月30日 地方版

 廃棄物最終処分場についてのブログなどの記述で名誉を毀損(きそん)されたとして、佐久市などの廃棄物処理会社2社が、ブログを開設した「放射能を考える佐久地区連絡会」の長岡直仁代表(54)=小諸市=を相手取り、それぞれ約1000万円の損害賠償を求める訴えを長野地裁佐久支部に起こし、第2回口頭弁論が29日にあった。長岡代表側はいずれも請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 訴えを起こしたのは佐久市の「フジコーポレーション」(山口幸男社長)と、小諸市の「イーステージ」(鈴木宏信社長)。

 訴状によると、長岡代表がブログに、フジコーポレーション処分場(小諸市)は「焼却灰埋め立て時、舞い上がりが確認」、同じくイーステージ処分場(同)は保有水の「漏えいの可能性が極めて高い」などと記述したのは原告の名誉を毀損すると主張している。

 これに対し、29日記者会見した長岡代表は「表現の自由を抑圧し、力も資金もない市民運動を封じ込めようとするスラップ(威圧)訴訟だ」と反論した。

 連絡会は2011年夏、東京電力福島第1原発事故の影響による放射性物質を含む焼却灰がフジコーポレーション処分場に搬入開始後に発足し、勉強会や県などへの要請活動をしてきた。【武田博仁】

=================================================

 この会社2社に関しては、僕も地元のメディア関係者からもいろんな話を耳にしています。今回、こういう形で、一般の市民に対して、この2社がこういう裁判をおこしたことを聞くと、まさに地元メディアに聞いていた評判どおりの会社なのだなあと実感しました。

 そもそも、放射能汚染が一定程度はある長野県東信地域で、汚染のない地域と比べても、どのように廃棄物処理をおこなうのかは、細心の注意を払うべきです。それは、これまで産業廃棄物処理会社がルーティンで行っていたこととは、異なる状態があると思います。放射能汚染後に、従来よりも、一般の市民の懸念が増すのは当然のことです。特に焼却灰には。

 そうしたことに関して、この市民団体と産業廃棄物処理会社の間で、どういうやり取りが続いていたのかは詳細はわかりません。しかし、そこから、業者側から市民団体への訴訟という形式を取るのか取らないのかという点については、大きなジャンプがあると思います。

 今回、このジャンプがなされていることは事実です。ある意味、こうした手法を用いることが、他でも出てくる可能性も否定できません。ネット上での言説というものの影響が強まる中で、そうしたことについて、こういう手口が為されること自体は、全国で放射能問題を考えている人たちは、共通して認識してほしいと、僕は思います。

 =================================================

 

バンダジェフスキー博士の講演DVDは現在500人近い申込があります。

 

バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/ 

 

 送料に関してお問い合わせがありましたので、お伝えしておきます。送付する担当の人と、下記のように取り決めました。送付するのも、僕たちのグループ内で、こうした送付に慣れている人が、家族で担当する状態です。ですから、送料には手間賃も入ります。社会常識で判断して下さい。

 

■送料 1枚あたり250円
※基本、ご注文枚数分の送料が必要です。 1枚ごとに梱包して、メール便でポストへお届けします。

※一定枚数以上のご注文は、以下のようにします。 1箱に梱包し、宅配便で手渡しでお届けします。
 ・本州、四国、九州 4枚~10枚 1,000円
 ・北海道、沖縄   6枚~10枚 1,500円

※10枚超および海外発送は、個別にご案内します。

 

 

 

バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/ 

 

 「バンダジェフスキー博士東京講演 with 木下黄太」のDVDに関して予約受付を開始いたします。ただし、今週には、編集が始まりますから、編集が終わり次第に、内容を精査して、盤のプレス作業を発注して、発送体制が整うまでに、少なくとも三週間程度はかかると思います。8月下旬です。この段階で、振込などの方法に関しての確認メールを送付し、入金確認できた方から、順次送付する形になると思います。家内作業ですので、時間がかかることは、ご了解ください。

 

 DVDの価格は2000円予定。

 

 編集は、東京講演の内容です。プロのテレビカメラマンが固定カメラで撮影しました(カメラは檀上のせり出し部分に設置した1カメのみ)。今回、専門家向けのセミナーは、撮影しておりません。また、臨場感をそのまま出す為、編集は最低限しか行いません。通訳部分もそのままに致します。字幕対応などは極力行いません。また講演会中に、プロジェクターで映し出した内容を、編集で、反映できない場合がありますので、その点はご了解ください。(新宿文化センターは舞台が深く、壁面に映し出した内容と、博士が、シンクロして撮影ができていないため、プロジェクターの内容は、編集で加えるしかありませんが、それがご期待に添えるまで、出来ない可能性が高いことはご了解ください。)

 

 博士の話の言葉と、通訳の文言は全て確認できる内容と思います。また、冒頭登場した山本太郎氏と博士の邂逅シーンは、DVDの内容として、お伝えできるように対応する予定であります(折衝中)。

 

 予約は【バンダジェフスキー博士  2013日本講演公式ホームページ】のトップページで受け付けることに致します。必要事項を全てご記入いただいて、送信して下さい。なお、こちらからのメールが受信できない場合がよくありますので、受信できるように、皆さんのアドレスの受信設定をお願いします(こちらからは、yahoo.co.jpのメールアドレスから送信予定、僕の個人アドレスではないアドレス)。申込いただいた方の個人情報は、当該DVDの販売配送に関して使う事は当然として、バンダジェフスキー博士及び木下黄太の関連情報提供にのみ使いますが、それ以外には利用いたしません。この発売は「バンダジェフスキー講演プロジェクト」で行います。

 

 バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/ 

 


=======================================

 

8/10(土)の松山でのイベントで、僕の無料講演があります。

 

参加費は無料と思います。名称「反貧困フェスタ 2013 inえひめ」

 

主催 『オープンハンドまつやま』
(愛媛大学学生のホームレス支援の会)

ここの分科会の講師として、僕が招かれています。2時間程度の講演になります。

特別分科会「放射能汚染を考える」
開催時間 平成25年8月10日 (土曜日)15時00分から17時30分
場所 愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料

 

===========================================