「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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情けは人の為ならず。

2013-08-11 20:04:20 | 福島第一原発と放射能

情けは人の為ならず。

見知らぬ土地で、独り一日、ホテルで寝続けていてつくづく思います。

 いろんな人たちのことを具体的に考えて、良かれと思って具体的にやることは、えてして碌な結果を生みません。

僕の人生は大概そうです。

 今回の活動は多くの方に呼びかけていますが、そのなかのだれかという訳ではないから、逆に良い結果を生んでいることもあると思います。一般的な話ですから。

私があなたたちのことを知らないから、よいんです。

 そうではなくて、特定のだれかと関わって、そのだれかを心配して、いろんなことをすることは、逆作用をもたらすことが圧倒的に多いと僕は思います。

 自分がその人間を物凄く愛していて、相手はどうであっても、自分の愛欲故に、その人間に影響を及ぼそうとしている場合は別です。相手が、どう感じようと、どうなろうと、極端な事を言えば、己の愛欲がどのような意味であれ達成されれば、それはどんな混乱やトラブルを生じようと自分の心は納得があります。相手を巻き込んでいても、巻き込まれても、お互いの大きな人生の渦の中ですから。自分の愛欲の写し絵として、いろんなことがおきているからです(相手の愛欲の写し絵でもあります)。本質的に大した話ではありません。根幹の己が気持ちさえ達成できれば。

 しかし、そんな感情もなんにもなくて、ちょっとした親切心や、ちょっと諍いを鎮めようとしたり、ちょっと忠告を人間としてフラットに行うと、まず、ろくな結果が返ってきません。

 一連の僕への妨害を繰り返している人間たちも、そういうことで始めているケースなどもありますから、もちろん正常な意識を喪失されている可能性が極めて高いゾーンにいるとはいえ、少しですが、まともに対応をしたことが、僕の過ちだったと深く反省しています(僕にとっては、大量のうちの細かい簡便な注意レベルなんで、こうなるとはふつうは想像できない話ですが)。

 正直、個別に関わることを、ちょっとした正義感や、ちょっとした善意でおこなっている自分がまずいと反省しています。自分の中にあるそうした「善意」や「正義感」を行動で示したという驕りが、この事態をまねいているのではないかと。そうした「善意」をひけらかし、「正義感」を充足することに、自分が溺れていたため、余分な人間の対応までして、本質的におかしな人間のおかしな対応を導き出すことになったのではないかと。

 そうした意味で、障壁を設けることが大切です。心の障壁を。

そもそも、僕が本質的に関わりたい人はほんとに少ないですし、相手に心の愛欲まで伝える人など、殆ど、いません(中年の密教行者や毒蜘蛛などは単なる迷惑です。僕はおかしいストーカーの被害者です)。

ですから、無理にこちらから他者に関わらないほうが良いのだと思います。

それでも、やらなくてはならないであろう立場にいて、いろんな観点で、いろんなことを踏まえて、誠心誠意対応していても、相手がおかしな受け止め方をして、こちらがおかしいことをしているかのごとく、誤解してくるケースがあります。体調が悪い中で、無理をしていろんなことをすすめて、なんとかしようとしても、そうした相手の対応をされると、何のためにやっているのだろうと唖然とします。

僕は、その人間に対して、特に強い思いもありませんが、行きがかり上、いろんなことをするしかない立ち位置なのでおこなうだけですが、相手は実は全く逆の感覚でいたりします。

しかもそういうことが、簡単に、しかも明確な形で僕に分かります。

あっけなく。

僕は、残念ながら、普通の方よりも、同じ光景の中にいても、そこにある情報を遥かに多く汲み取れる力はある人間です。だから、人が1と見えていも、7ぐらいは感じています。それだけでなく、どういう因果か、そのものずばりの内容が、直接いきなりもたらされたりもします。僕を非難して追い落とす内容のメールが、まわりまわって、直接僕に届くようなこともありましたし。こういうリアルになれています。

だから、今のこのリアルもよくわかっています。その意味では、僕にとっては、最早、ただの迷惑になっていて、これ以上、状況が進むと、僕のせいにいろんなことがされるだろうという予測さえ、見えています。

あほらしくて話になりません。

僕が讀賣のスパイとか氏家の犬とかいうホリエモンの妄想を読んだ時と同じような感覚です。

追い詰められると、人は妄想に逃げ込みます。

リアルを無視して。そういうお話と関わる意味は、全く僕にありません。

そうすると、こちらとしては、とにかく関わりたくないという気持ちばかりになります。まともな話を何をしようとしても、その程度の受け止め方しか、その人間ができないなら、それは、それまでということです。馬鹿馬鹿しいですが、致し方ないと思います。

まさに、情けは人の為ならず、です。

(注)「情けは人の為ならず」は本来の意味でなく、「情けをかけることは、結局、その人の為にならない」という解釈できょうは使っています。

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8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【講師】 放射能防御プロジェクト 木下黄太 
     チェルノブイリへのかけはし 野呂美加氏 

【参加料金】 
前売り:1000円  
当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  

※受付をスムーズに行うため、つり銭が出ないように料金をご用意ください。 

※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 


2013年8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール  

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

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【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 


二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

   東別院会館 ホール 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

    ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。