「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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甲状腺エコー診断対応の落差に驚く母親は、橋本病と診断。関西の放射能影響さえも懸念する地元医師。

2013-08-19 23:21:50 | 福島第一原発と放射能
 甲状腺のエコー対応をしてくれる病院に関西で困っていたお母さんに、病院を紹介したところ、その対応を絶賛するメールが届きました。前の病院が酷すぎたこともあり(大丈夫だからと言い張ってエコーをやらない。六甲関連の資料をだしてエコーをやらない言い訳をまくしたてた。)、次の病院絶賛されるのはよいのですし、お子さんは何もなかったのですが、彼女は、橋本病と診断はされています。なんというか、何もないと言い張る医師達の感覚とは裏腹に、大体の結果が何かあることを示唆している様子です。橋本病は、甲状腺のなんらかの機能低下がおきているサイン。被曝以外の原因もありますが、被曝も考えるべき原因です。

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以前ご紹介くださった関西の病院に検査を受けにいきました。
 
先生,技師,職員の方々,本当にみなさま親切に,丁寧に対応してくださいました。
こんなにあっさりと,また懇切丁寧に検査,診察してくださるものかと,
散々な対応をされた別の個人病院との大きな差に驚きと,また救われた思いがいたしました。
 
このような医療従事者,病院はおそらく大変少ないのですね。
職業者としての信念,良心,プライドすべてを捨てた医療従事者の方々がいかに多いのか,思い知らされ
ます。それが私達の住んでいる国なのだと。一方,そのような中でも希望はある。
 
結論は,
 
子供達エコー結果異常なし。
(血液検査は受けていません 次回受ける予定です),
 
私は橋本病及び3ミリののうほうがみつかりました。

夫(関東在住)は異常なし。
 
橋本病については,現在薬などを飲まなければならない結果ではなく,経過観察となっています。
 
関東から母子で一時的に動けたのが4月中旬,私自身降下の多い時期に外出していたので
橋本病についてはやむをえないかとも思っていますが
とりあえず子供達は大事にはいたっておらず,信頼のできる病院にも巡り会え,
今後も気を抜かず生活していこうと思っています。
 
病院をお教えいただき本当にありがとうございました。
 
この国は予断を許さない状況,本当のことを知れば知るほど途方にくれます。
何ができるのか,何をすべきか,自分自身を保つ努力をしながら,
日々を過ごしていこうと思っています。
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 また関西の田舎で、近くの病院の医師と久しぶりに汚染の状況を話したのですが、とにかく最近、呼吸器系統の疾患がこのあたりでも多くなっていて、放射性物質が微妙にきている可能性を否定できないのではないかと、彼は言い出します。

 勿論、僕が京都で喉を痛めていて、それが長く続いているのも、免疫が落ちている可能性は否定できないと僕も思っています。もちろん、ここ数カ月スケジュールが過酷な状態が災いしている部分もありますし、猛暑で参っているのもあるでしょうし、いろんなおかしい人たちの対応で疲れているのも影響はしているでしょうが。
 
 「木下さん、この辺でも、苔とかは妙に線量が高いんですよ。多分微量な蓄積はある。放射性物質を吸い取る、キノコなんかも、このあたりのモノでも僕は食べないですよ。」とその医師はいいます。
 
 結局、放射性物質が二年半近く出続けている国なんて、日本しかありませんし、そんなに大きな国でもない中で、どのようなところまで、惨劇となるのかは、全く予断を許さないという事です。きょうも福島第1原発から退出しようとした作業員2人から、放射性物質が検出されていますから。降り注いでいるのです。

この予断を許さない話を、さらに放談します。暑いからとことんやります。

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まだ空席がありますのでお申し込みください。

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】 

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【参加料金】 
前売り:1000円  当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。 
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 

8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール   

尚、親睦会的な2次会はキャンセルが出ないと満員みたいです。これもこくちーずで、時々、確認して下さい。

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【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク  

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

  二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 

情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。 

 9月01日(日) 13:30開場 14:00開演

東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

懇親会は夕刻に開催します。講演会参加者限定です。



バンダジェフスキー博士セミナーの奇妙な事後処理対応で、専門家セミナー開催を今後やめるかもしれません。

2013-08-19 01:15:40 | 福島第一原発と放射能

【専門家と称する人間たちへの不信】


 僕は本当にもう専門家向けのセミナー開催はやめようかと思っています。当日のバンダジェフスキーが映し出したデータを公開しろとか、コピーを渡せとか、当日請求しなかった領収書を今出せとか、こんな話ばかり処理が続いています。何なんだろうかと思います、こういう人達は。

 本人がパソコンで映すデータを、そのままコピーして渡せる話ではありません。それにはいろんな制約があってできません。だから、対応していないのですが、偉そうなメールばかり来ています。僕が読むと、何様のつもりなんだろうと強く思います。
 

 また、当日来た人には、当日領収書を渡さないと、普通は対応できません。領収書は、これが普通の話。お金を渡した時に、領収書下さいと言われて、その場で普通に領収書は渡しています。数週間後に、言われたら、そもそも人定確認から作業をしないとならないのです。必要なら、普通は、当日言います。会社や事務所のあるNPOじゃなくて、何人かの協力で開催していて、なんとか運営しているのが現実です、それで事後対応しろと言い出すのは、僕には理解できません。

 本当にいい加減にしてほしい。事務方なんていないと何回も言っているし、出来ることと出来ないことがあるなんて、いったい、何回、書いたら分かるんでしょうか。僕がこんな話を対応しても、何の益もなく疲弊するだけです。こういう人達は、何か、大きく勘違いしていないですか。こっちは、大きな支えもなくて、その時その時で手助けできる一般の人が、少し手助けして廻しているのが現実。事務方も、事務職員も、秘書もいない。何回も何回も書いています。あんたの会社や病院とは、訳が違う。いい加減にして欲しい。専門家ならもっとやることがあるだろう。なんなんだ、一体。

 こういう医師や専門家たちの反応を見ると、僕は何のために開催しているのか、自分で、さっぱりわからなくなります。正直、こういう人達の感覚にはついていけないです。

 この上で、収支を明らかにしろと無関係の第三者から強要され(これも意味不明)、さらにしつこくカルト呼ばわりされ(通常、カルトと呼ばれる団体やグループが1人から得る金額は、最低数十万単位からで、多ければ数千万や財産全てなんです。そういう話とは全く異なる話なのに、僕をカルトととまで記述してきます。名誉毀損では、勿論勝てる話ですが)、僕の財布にいくらあって、生活費がどうで、ローンがどうだから、そういうのも全部教えろと、善意を装う振りをした次のような書き込みまできています。

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こんにちは。失礼を承知で申し上げます。たぶん木下さんがどのように生計を立てているのかが知りたいだけだと思います。元日本テレビ社員なのか、休職中なのかおっしゃらないので(言うかどうかは木下さんのお考えでいいと思いますが)、興味があるだけだと思います。


今回の講演会の収支計算書をアップすればすっきりされるのではと思います。(これも木下さんのお考えで)
反原発の方のほとんどが、企画は別の方がされたりこじんまりとやっているので、ある程度予想がつくのでしょうが、企画から中心になってやっていらっしゃる感じがするので、疑問を呈しているのではと思います。
ヤブロコフ博士の講演会は書き起こしや動画も簡単に見ることができますが、バンダジェフスキー博士の講演会は、まとまったものが探せません。これも勘ぐられてしまう一因かなと思います。

有名になりすぎてしまって、風当たりが強くなるのは仕方ないのかも知れません。

お体に気をつけてください。

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正直、推進側とかそういうのではなく、頭のおかしい人たちの奇妙な妄想や、自分がこうしたいという願望をかなえられないと、攻撃を突如仕掛けてくる話ばかりです。

僕はこういうおかしい人たちの相手が仕事ではありません。医者や専門家というカテゴリーの中に、通常よりもこうした人達がはびこってくるのを見て本当に嫌です。

実際に、被爆者にどう対応するのかという、実地の当たり前の話はさっぱりでてきません。なんなんだろう、こういう医師や専門家は。

 

ほんとに、気持ち悪い。