「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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県民健康管理調査で「異常なし」と言われた34歳男性が、半年後にガン多発⇒多臓器不全で亡くなる福島。

2013-08-30 20:32:33 | 福島第一原発と放射能

福島の別の方から電話がかかってきました。今までに、何度もやりとりをしている方なんですが、久しぶりに電話がありました。

「木下さんが、昨日ブログに書いていた、福島第一原発近くにある町のその地区は、僕もよく知っています。あの地区では死亡の増加は続いていますし、その下にある地区でも、実は似た様な状態は続いています。これでも、『福島はチェルノブイリよりはまし』と思い込んでいる人たちだらけなので、いつも本当に唖然とします。

でも、悲惨な話はおきていて、町の人はみんな知っている話なんですが、こういうこともおきています。

これは、34歳と、まだ若い男性の話です。

去年の1月県民健康調査では、甲状腺も含めて、体のことをいろいろと検査したんですが、大丈夫だとお墨付きが出ていました。この地区のエリアでも、彼は高濃度なあたりだったので、本当に大丈夫なのか、相当疑問な話だと、私はそもそも思いますが。

そうしたら、去年の7月末になって、なんかこの男性は、熱が急に出たらしくて、町の中のクリニックに行ったそうです。そうすると、ここではみられないから、県立医大にいってくれと突然言われたそうです。

県立医大に行くと、「ガンです。直ちに入院して下さい。」という事だそうです。

それで8月には入院。

ところが、ガンは体のあちこちに出来ていたり、転移している状態で、もうどうにもならなかったそうです。

そして、結局10月末には亡くなりました。多臓器不全ということです。

県民健康管理調査でいったい何が見られているのか、こういう若い人のいきなり深刻化する状態を見せつけられると、信用がさらにできなくなります」

こういう、皆さんが表で言えない事、語れないことを、とにかく語っていこうと思います。

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明日、京都で初顔合わせ。ぶっちゃけトークはまさにそういうことをしゃべる話。

空席がありますので、直接おいで下さい。 

 

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】 

 

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/


前売り:1000円  当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。 
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 

8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール   

尚、親睦会的な2次会は一席のみキャンセルの筈です。

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明後日、日曜午後は名古屋。会場が広いので申込済の方の同行のお友達も前売り扱いです。

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク】  

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

  二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 

情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。 

 9月01日(日) 13:30開場 14:00開演

東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

懇親会は夕刻に開催。講演会参加者限定ですが、
現在キャンセル待ち。⇒http://kokucheese.com/event/index/108865/
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健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 

 報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp         

   事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

 甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。