「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

三重・桑名から聞こえてきた30代から50代男性の複数突然死。お金があるので被曝回避する東京のリアル。

2013-09-05 23:58:08 | 福島第一原発と放射能

 僕がインターネットという媒体の問題点と思うのは、こちらがどのような感覚で、物事を書いていて、さらに情報提供している人の中にも、話をしてくるまでに、どのような逡巡があって、いろんな葛藤の結果、話が伝わってきて、それでもそこで、またやりとりをすることで、どこまで考えるべきなのかと言う事をずっと悩みながら進んでいると言う事が分っていないことです。

 インターネット、特にツイッターが酷いのですが、実質匿名でありながら、自己主張する形態がとれる媒体であることから、こちらが何をしているのか、どういうやり取りの経緯で伝えているのかを普通の感覚で知ろうとする様子もなく、第三者が、一方的な中傷をだけを展開してきます。

 特に情報を提供してくる側は、一つ一つのことが身近で対面していて、それが被曝の影響もありえるのか、自分の考え過ぎなのか悩んでいますし、個別の事案ごとに、ご自身と、亡くなったり病気になった対象との間にそれなりの関係性があって、それを悩みながら、話しています。

 しかも、その方と僕とのやり取りも、電話や対面など、書いていないレベルでのお互いの意思疎通も踏まえながら、話をしていることも、こういう輩は全く無視しています。酷い時には、情報提供をしてきた、その方の書いた文章と僕の見解とをごちゃまぜにして、非難だけをしてくるときさえあります。相手からの伝わってきた文章と僕の文章は、かならず===などで、瞬時に識別できるようにブログで書いていますが、おそらくそうしたことも読み取っていません。

 特に先天性の奇形という要素と、食べて応援の要素がタイトルにあったことが、その人々の過剰反応の原因でしょうが、そもそもどれが原因と推定もしていないし、ただし総合的に、ほぼ被曝回避を何もできていないことが、間違いなくあるだろうとは推定できる状態を書いています。ただ、こういう回避できていない人は、実は一定数以上いて、それが危険である可能性を指摘されるだけで、生理的に拒否するのだろうと思います。

 なら読まなければよいと単純に僕は思いますが、むしろ熱心に否定をしてくる時点で、本音で彼等は恐怖心が相当強いのではないのかと推測できます。だから、こまった反応でもあります。

 あたりまえですが、放射性物質を一定以上含んでいる可能性のある食品は極力回避することしかどこの場所でもできることはありません。これは初歩の初歩なんです。こんなことさえ過剰反応するのはツイッターの愚か者だけです。 汚染地の作物が、本質的には、回避されているのは、例えば、高級住宅地の『成城石井』で、西日本の野菜や米、肉ばかりが、結構な値段であたりまえのように売られている現実を見れば分かります。成城の本店などに行けばとてもよくわかります。被曝回避できる作物に高い値段がついています。金持ちはそういうものを買って過ごしています。お金で被曝程度は変わる現実があるんです。の中の大半の人は、言わずに回避しています。金持ちや権力者は特に。知らない馬鹿が馬鹿をみるだけです。本当はお気の毒な話です。

 勿論、吸気被曝や接触被曝があるエリア、関東や南東北では食べ物を気を付けても慢性被曝しますし、微量の汚染が水道水にもあるのが、本当に大丈夫かわからないと、ベラルーシ大使が話しているのが、更なる現実なのですが。

 さて、大飯原発を再稼働させたい国側は、大飯の活断層は問題ないため、再稼働するときょう言い出しました。どのような原発であれ、再稼働させるべきではありませんし、全部廃炉していくしか本質的に方法はありません。この点で、再稼働話に障害となる話が、実は、同じきょうおきています。定期点検中の大飯原発3号機から突然蒸気が噴き出し、まわりから一時、作業員が退避しています。扱いがニュース上、極めて小さいことで認識していないかもしれませんが、再稼働話が出ている時に、その原発から蒸気漏れがおきたら、普通は大丈夫かと考えるのが、当たり前の話ですし、そもそもこうした時に、電力会社が「放射能は外部に出ていない」ということが、本当なのかどうかを疑うことから始める話です。

 こういう観点で、Facebookの僕のウォールに書き込んだところ、今度は自称「環境派」の中年男が「地球温暖化」とか「PCB汚染」を口にして、こちらを罵ってきました。僕が廃炉を主張することが「『全部の原発を廃炉するしかない。』という事は危険なことです。無責任だと言っているわけ出す。」などと言っています。

 僕のFBウォールにやりとりもありますし、その男は⇒https://www.facebook.com/sjnaitoです。再生可能エネルギーに関心がある様子を見せています。再生可能エネルギーを進めることが悪いわけではありませんが、再生可能エネルギーをすすめる勢力の一定部分が、「地球温暖化」などの単語を振りかざし、火力よりも原子力を優先して選択したのは間違いありません。この深刻な被曝事態に至っても、そうした主張を突然おこなってくる状況があります。これは実質的に原発推進勢力の補完をしている役割です。こうしたことを無自覚にしていた、している人達もいるでしょう。しかし、そうではなくて、原発推進補完機能からこうしたことを自覚的に行っている人々も間違いなくいると僕は思います。

 いずれにしても、こういう輩が次々と湧いてきて、更にFBの僕の個人ウォールまで来るのは、とても珍しいです。どうしてなのか? 僕は関心がありますよ。

 

 さて、名古屋の講演で大変に気になる話を聞きました。

 三重県桑名市で健康被害が続出しているという報告です。確かに五十代や三十代の知人が複数突然死。しかも居住エリアが近いそうです。この方には近隣の線量を確認し、バックグラウンドと異なり、顕著に高い地面があれば、土壌調査を行うことをすすめています。特に溜まりやすい場所でマスクをして確認し、土壌検査に出しましょうという話です。

 健康被害報告がおきた後に、遠隔地の土壌汚染が判明したことは、チェルノブイリでもありますから。確認作業は必要です。


================================================

前回どこまでお話ししたのか忘れましたが最近の事をお話しします。


■同級生五十代。桑名市。
昨年夏に神社の清掃作業で会いました。その一ヶ月後くらいに桑名正博さんと同じ病気で朝お風呂で倒れ意識が戻らないまま一週間後亡くなりました。
■知り合い五十代。桑名市。
五月頃
もともとぜんそく持ちだったらしいのですが、突然なくなりました。その亡くなった日かその前日に私はその人がボートハウスのボートの横を歩いている元気そうな姿を見ていましたので驚きました。
■知り合いの息子さん三十代。桑名市。最近首の辺りの血管が切れて亡くなりました。
■同級生五十代。桑名市。上の方の家の裏の町内です。
脳梗塞になりましたが、元気そうではあります。

また、一週間程前、桑名市内近隣で老人が熱中症で亡くなりました。


これは関係がないかも知れませんが。親族のお祖父さん名古屋市熱田区。80代と高齢ですが一ヶ月程前に地下鉄で脳溢血で倒れ未だに意識が戻りません。
二ヶ月前には別の親族のお祖父さんも同じように脳溢血で一ヶ月後亡くなりました。そしてその義兄が今度はパニック障害になりました。

先月、孫2人が手足口病になりました。1人は重症でした。

今年亡くなった同級生の家の近くの歩道に車が突っ込み心臓マッサージをするような事故があったのですが、その三日後くらいに同じ場所で事故が起きています。偶然にしては気持ち悪すぎます。


==============================================

 

健康被害と思われる症状が、更に深刻化しています。 

 

 報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp         

 

   事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

 

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。被曝から2年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は危険です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。早く移住してください。」

 

 甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。 

===================================================

【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

18時開場 18時30分開演・終了21時

場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席
    旭川市5条通り4丁目  
  ★施設の有料駐車場あり

前売り/1000円  当日/1200円
*旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、
 住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、
 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp


【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席
   札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 
   *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)
  
時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
   *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

前売り/1500円  当日/1700円
*札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、
 下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで
 清算いただけます。

予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com


★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』


【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

『放射能健康被害の現状と対策』

14:00~16:00
会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)
資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658

=============================================