「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「東北・関東の6割が放射能症で今後5年で死ぬ。未成年の8割は40歳迄生きられない」という嘘を信じ込むな。

2014-11-03 00:05:00 | 福島第一原発と放射能

 

【「トモダチ作戦」放射能被害裁判で被告追加「エバスコ」社とレーザー兵器軍事企業の関係、FacebookやTwitterで個人情報収集システム 】

 

【 海外日本人学校の母親、最近首都圏30代友人女性5人が甲状腺疾患で1人はガンの疑い、「その年代はなりやすい」と説明する関東の医者達 】

 

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僕の熱が続いていて、ブログ更新する体力のゆとりがないため、きょうも手短に書きます。

僕は、この被曝問題に関わってきて、勿論いろんな形で、健康被害が広がることは怖れています。

ウクライナのチェルノブイリ事故後のことを考えると人口減少ということもよく考えます。

しかし、それは10年、20年単位の話であって、急激な人口減少が数年単位で起きるなどという話を考えてもいません。

また、こういう嘘が他国でながれているという話が僕にきました。

その話は、別の他国の報道内容だとされているそうです。

でも読んだら、読んでいるだけで嘘と分る中身。しかも、この文言、少し変わっていますが、前からよくネットに流れています。こんな内容を流している他国メディアがあるなら、そのメディアがレベルが低いだけです。

こんなことを、信じるあなたたちがどうかしています。

「東北・関東の人口の6割が今後放射能症で5年間の間に亡くなります。

生き残った国民のうち4割が放射能症の病気にかかる。

現在いる未成年者の8割は40歳まで生きることが不可能。

今後生まれる子どものうち、健康体で生まれるのはわずか15%のみ。」

東北・関東の人口は、3000万人はいます。そのうちの1800万人が亡くなると言っています。

ありえません。

これは日本の全体の死者数です。増加傾向ですが、まだ劇的増加ではありません。

2011年 125万3463人

2012年 125 万 6359 人

2013年 126 万 8436 人

そして、現在は、2014年も後半です。

原発事故後、四年近く経過するのに、東北・関東にいる人口の6割が亡くなるような状況ではありません。

また「放射能症」は何なんですか? 被曝症状はあっても、「放射能症」なとというあいまいな言葉で表される状態は聞いたことも在りません。

こんな用語を使う時点で、十中八、九、嘘と分ります。わからない人は頭が悪すぎます。

しかも大多数の人口について、余命まで宣告しています。大多数の未来寿命の劇的な変化など、人間に予言できる話ではありません。

たしかに、ウクライナでも平均寿命は短くなっていますが、未成年者の8割が40歳まで生き残れないような極端な状況では、ありません。

いい加減に目を覚ましてください。

起こる可能性のある健康被害と、あきらかな嘘も見分けがつかずに、3年も経過して言う感覚は僕には理解できません。

何のために、三年半以上も情報発信してきたのか、本当に馬鹿馬鹿しいです。

きちんと、目を開いて、考えてください。

レベルが低すぎます。

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東京での単独講演は一年ぶりです。

 

【12/7(日)木下黄太講演会in 文京 「放射能の今とこれから」】

13:30~15:30  (開場:12:45) 

文京区民センター2階 (2-A)(文京区本郷4-15-14)

申込先&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/229860/

主催:元気まつりプロジェクト事務局  

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