【 2014年12月総選挙はどういう構造でおこなわれようとしているのか? アベノミクス解散の実状分析 】
【 都内の同じ組織内で相次ぐ若手の異変、甲状腺手術、長期休職、40代の訃報、読者からの手紙 】
木下黄太メールマガジンの最新昨夜配信、第43号内容。
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韓国の聨合ニュースなどが伝えているところによりますと、甲状腺がんが、原因として放射能の影響がありうると推進側にも認められているために、甲状腺がんの発症者が裁判に提訴している話ですが、それが韓国で、200人以上が訴えているということです。
古里、月城、韓光、韓蔚原発の近隣住民の中で、これだけの数の甲状腺がん発症者がいて、訴えるということから考えると、韓国の原発の運用に相当根幹的な欠陥がある可能性も想定しておかないとならないかもしれません。
韓国の甲状腺がんは増加し続けていましたが、現在患者数は4万人を超え、全てのがんのうち1位になっています。
この急増も、そもそも相当におかしい話です。いくら機械精度が発達したからとはいえ、状況はそれに留まっていないかもしれません。
彼らは、放射性物質の管理を適正におこなっているのか?
韓国の原発周辺は普通に漏れ続けているのではないのか?(日本の通常時、原発の放出レベルどころではなく)
そうした疑いを強く持つような状態が、韓国で恒常的にあるという可能性を想定するしかない話です。
韓国のみならず、中国や台湾でも、原発運用は当然にハイリスクだと思います。
通常想定よりも、放射性物質がいい加減に扱われて、通常よりも漏れ続けている状態が、隣国でもある可能性まで考えると、暗澹たる想いになる話です。
大事故が起きなくても、経年少量ずつ漏れれば、近隣エリア、更にそうした放射性物質が拡散されられて受け止めるしかない環境下にいる人々は、更に追い詰められることに変わりはありません。
福島原発の事故による大量の放射性物質の拡散、通常の日本の原発運用リスクに加えて、思わぬくらいに漏れ続けている韓国原発。更には、こういうところで、新たな大事故が起きる可能性も当然に想定しておかないとなりません。
本当に落ち込みます。
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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~
#15 低線量の放射線
低線量の放射線被爆は、公的な想定よりも危険だ。
非常に低いレベルの低線量被爆であっても、健康被害は発生する。これは様々な国の、
様々な核施設の従業員に対する一連の調査結果がそれを示している。
これらの研究は、今なお広く信じられている低線量の被爆はごく僅かの影響、全くの無害、
あるいはそれどころかポジティブな効果すらあるという思い込みを覆している。保守的であ
ると評価されるアメリカの「National Academy of Science」でさえも近年では、低線量
被爆が有害であることを認めている。原子力発電所周辺に居住する子供の癌の発生率が
高いこともこれで説明できる。