「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

関西でも広域配布、エートスパンフレットPR⇒『福島県南相馬発・坪倉正治先生のよくわかる放射線教室』。

2014-11-24 12:01:58 | 福島第一原発と放射能

【 日本を学ぶ台湾学生を福島へ行かせようとする日本の学者、危ないものは危ないから学生は無理と切り返す台湾の学者 】

最新号木下黄太メルマガ42号。重要情報はメルマガのみ配信。

 読みたい方は⇒http://www.hoshanobogyo.com/

======================================================= 

エートス的な活動を、お金を使って、大量配布している実態が、関西エリアのメーリングリストから聞こえてきました。
下記はその引用です。

坪倉という大学院生上がりは一体何様のつもりかなのかなあとしか思いません。

バンダジェフスキー博士の前で、意味不明の和服パフォーマンスを繰り広げた、早野教授が後ろ盾です。

然もありなんとしか僕には言うことはありませんが。
 
=======================================================

交流会の後半に、『福島県南相馬発・坪倉正治先生のよくわかる放射線教室』(発行・ベテランママの会 監修・早野龍五東大教授 推薦・南相馬市立総合病院)というパンフレットを持った女性が参加してきました。
自己紹介を促すと、上記のパンフレットを出して、避難者の方々に放射線についての正しい知識を持ってもらいたい・・・云々。

参加者一同、パンフレットに目を通すや、唖然、茫然、怒り・・・。

内容を読むと、放射能は心配ない、という結論。南相馬市の「ベテランママ」と東大医科学研究所医師(血液内科医)・坪倉正治氏の共著(講演をまとめたもの)で、助成金が出ています。助成金の出所は書かれてありません。

ネットで調べてみると、11月18日付け毎日新聞(福島地方版)が大きく取り上げ、初版2万刷(2014年8月)、第2版2万刷(坪内医師の挨拶文と南相馬市立総合病院の推薦が加わっています)、そして英語版(11月)も作られました。個人、病院、旅行会社、国の官庁、市内の学校からもまとまった量を求められているそうです。

よく噂を聞く「エートス」、あるいは「リスクコミュニケーション」の一環かもしれません。

======================================================

本質的リスクコミュニケーションはこんな話ではありませんが。。。

日本という国は、こういうものにお金を使い、それをひれ伏していただく組織や民衆が一定数以上、存在する国だということです。

======================================================

 

12/7 東京講演は中止です(返金などは主催者よりメール連絡が連休明けより為されます)。

 

東京で別に講演などを、何か代替的に開催することに関して検討はしていますが、まだわかりません。

 

ご意見やご要望がある方は、僕にメールなどをお寄せ下さい。

 

また、健康症状を中心としたご報告、適切なご相談は、メール下さい。

 

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

 

=======================================================

原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

 

#11 プルトニウムの輸送

核燃料棒の製造のために毎年何トンもの純粋な、兵器になりうるプルトニウムがヨーロッパ
の道路を走りまわっている。
多くの原子力発電所は二酸化ウランと二酸化プルトニウムの混合物である MOX 燃料を
燃やしている。後者はほとんどの場合使用済み燃料の再処理からやって来る。約 7kg の
プルトニウムで原子爆弾 1 つの製造に十分であり、数マイクログラムを吸い込むと癌を確
実に発生させる。
フランスとベルギーの MOX 燃料製造工場には、年間数トンの純粋な酸化プルトニウム
が納品されている――高速道路上をトラック輸送によって。