【 2014年12月総選挙はどういう構造でおこなわれようとしているのか? アベノミクス解散の実状分析 】
【 都内の同じ組織内で相次ぐ若手の異変、甲状腺手術、長期休職、40代の訃報、読者からの手紙 】
木下黄太メールマガジン最新の第43号内容。
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台湾はまず投票率が高いのです。
今回の選挙は、普段より低いと言っても、殆ど70パーセント程度の投票率です。
日本とは、選挙に関しての意識が全く違います。投票するからいろんな変化が起こります。
しかも、若い人たちも積極的に投票する文化。
今回の2014九合一選挙といわれた統一地方選挙。直轄市という大都市の市長選挙が勿論、注目です。
まず最大焦点の台北市長は無所属の柯文哲氏当選。緩やかな市民のつながりが、国民党のネガキャンを完全に跳ね返しました。盗聴疑惑なども散々報じられていたこともあってか、連戦ジュニアは完敗です。16年ぶりに首都の市長から国民党は滑り落ち、新しい流れが強まりました。
そして、台中市長は民進党の林佳龍氏、アメリカのエール大学で政治学博士号を持つ知識人。国民党の強い地盤をもぎ取りました。
更に直轄市に昇格する桃園市、国際空港があることで日本人にもおなじみですが、事前予測では国民党現職勝利となっていたのですが、ここも僅差で民進党が市長に当選。
高雄や台南、台湾南部は元々、民進党が強い地盤で、結果も同様です。
今回の統一地方選挙で、国民党の馬英九総統はかなり追い込まれました。親中政策に台湾国民に経済メリットなくなり、原発推進にも台湾国民はNGを出している状況、支持率が10パーセント程度の馬総統の終焉は近いと思います。
しかし、日本と台湾の、あまりの違いに僕は愕然とするばかりです。
これは、国民がきちんと意識を持つのか、持たないのかの差なのでしょう。
投票に行く人がまず多い現実からも。
日本は、後ろに居たはずの台湾に、完敗する時代になりつつある。経済や技術というよりも、人間一人一人の意識の問題だと本当に思います。
日本は、選挙前から低投票で、現政権有利という、民主主義の根幹がまったくない話が流通している有様。
劣化はまるで止まりません。
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【1/25(日)三田茂医師&木下黄太講演会in熊本】
2015年1月25日(日) 9:30開場 9:45開演
場所/市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)大会議室
熊本市中央区桜町1番3号
熊本交通センター(バスターミナル)から徒歩2分、もしくは市電の花畑町電停から徒歩す
参加費/大人予約&前売り 1000円 当日は1500円 中学生以下無料
申込先⇒http://kokucheese.com/event/index/241118/(本日正午より申込受付開始)
主催/できるしこの会
東電原発事故からもうすぐ4年。
初期被曝と低線量被曝が影響する私達の健康被害を考える。
原発事故以降、おもに首都圏の大人や子ども合わせて血液検査や甲状腺エコー検査を行ってきた三田医院の三田医師と、元報道番組ディレクターである木下黄太氏が熊本で語る。一千数百人以上の子どもの甲状腺検査や血液検査などの対応を積極的にされていた三田茂医師は、都内での診療は限界と判断し、岡山へ移転されました。何に限界を感じ、岡山へ移転されたのか。医師の見た現場のリアルと、実際には報道されないがリアルな健康被害を、対談と参加者からの質問に答える形で講演して頂ける事になりました。
流通する汚染物から熊本を守りきる為に市民が持つべき意識とは。
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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~
#16 トリチウム
原子力発電所からの放射性廃棄物は、DNA にまで組み込まれる。
核施設は大量の放射性水素(トリチウム)を大気や水中に放出する。人間、動植物は呼
吸と食料、栄養を通してそれを摂取する。身体はトリチウムとトリチウムを含む水を通常の
水素や水と同様に、すべての内臓器官に取り入れ、遺伝子にまで組み入れる。そこで放た
れる放射線は、病や遺伝子障害を引き起こす可能性がある。
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だっげらいよんは筆者の体調不調で、今週は休載です。