【 日本を学ぶ台湾学生を福島へ行かせようとする日本の学者、危ないものは危ないから学生は無理と切り返す台湾の学者 】
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日本原子力研究開発機構が、セシウムが地表から5センチ程度にあって、土壌の中でセシウムが更に移動するのは、0.2から0.5%位と発表しています。
これは、ウクライナの土壌調査の権威が話していた内容とほぼ似ていて、ウクライナと日本で、土壌の地質や降雨量による差も、大きくは存在していないかもしれません。
つまり通常の放射性物質が降下されたエリアの土壌は、セシウムが表土から5センチより殆ど下にもぐらないことは、地下水の安全性担保には大きくプラスの話ではあります。
もちろん、表土の上も、人工物の上も、表面上の物理的移動(風や雨など)はおこなわれると考えるべきですが。
こうした点から考えると、土が多く存在していて、その土に放射性物質が留まっていて、土に触れなければ放射性物質と触れにくいような環境と、アスファルトやコンクリートのような状態で固まっている人工的地面が多い環境とで、一体どちらが危険度は高いのかということは、冷静に思考する必要があるのかもしれません。
それでも、なお、この話は、セシウムに限ったことです。
核種ごとに、実は状態は異なりますから。
少なくとも、プルトニウムは、土の中でも、どんどん動くそうですから、この朗報とは全く逆の話になります。
セシウムのことしか言わないようにするというのが、不文律になっているのは、こういうことも関係していると僕には思えています。
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12/7 東京講演は主催者急死により中止です(返金などは主催者遺族よりメール連絡が為されています)。
東京で別に講演などを、何か代替的に開催することに関して検討はしていますが、まだわかりません。
ご意見やご要望がある方は、僕にメールなどをお寄せ下さい。
また、健康症状を中心としたご報告、適切なご相談は、メール下さい。
nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~
#12 癌の危険性
原子力発電所は子供だけを病気にするわけではない。
子供が住んでいる距離が原子力発電所に近ければ近いほど、癌になる危険性が高まる。
ドイツでは原子力発電所の 5km 圏内に住む 5 歳以下の子供は癌になる確率が、ドイツ全
土の平均値より 60%高い。なかでも白血病の発症率は倍以上(+120%)になる。白血病
はとりわけ放射線によって引き起こされやすい。
アメリカの調査データでは、核施設周辺の大人も癌になる確率が高いと推測されている。