こういうことを書くと怒られるのかもしれませんが、僕も野呂さんも2年半近くが経過して、この混乱状態にどうしようかと思い悩んでいます。いろんな点で、差しさわりがあるから、言いよどみながらも、喋っていることがあって、特に一人で講演や相談会をしていると、全ての意識がこちら1人に集中するので、それをどのようにかいくぐりながら、皆さんに伝えようかなと、思っていることも多々ありました。それで、2年半が経過したのですが、諦めモードの蔓延もあるし、積極的に構築しようとする人材の払底もあって、このまま、まともな話に終始するだけでは、こちらも気持ちも身体的にも持たないのかもしれないという感覚さえあります。
最近、その上で東京でも、「残る権利」的な話を主張しだす方たちもいて、安全だと思っている人達ばかりか、安全だと思っていないのに、思考停止する人たちを散々目の当たりにしている感覚です。
それでも、例えば海外の関係者は「関東は、水の汚染が止まらなくなるのである意味、福島の地下水飲んでいる地域より先に深刻になるかも」というような推測まで聞こえてきています。これは微細な汚染であっても、継続して続いている福島第一原発の状況を見て、広範囲な汚染地のやばさを示唆しています。こうした水道水の危険は関東・南東北のみならず、新潟、山梨、長野、静岡でもエリアによっては起こる可能性があります。結局は、源流がどこまで汚染されているのかと言う事に尽きると僕は思います。そのエリアの土壌がそれほどやられていなくても、水道水の水源地汚染がどのくらいあるのかは、いつも確認する必要があると僕は思います。
こういう話や、吸気被曝のこと、さらに首都圏の医師と話していること、ベラルーシの医師と話していること、バンダジェフスキーと話したこと、被曝に関して見解をのべている形をとっている人たちが、本当はどのような認識や意識でいるのかということ。こうしたことを一度、他の人と対話しながら、僕も野呂さんもしゃべってみたかったわけで、こういうふうにお互いで話してみて、いろいろ分かることがなにがあるのか、多分新たな発見もあるのだろうと理解しています。
そんなぶっちゃけて話せるのかどうかということもありますし、さらに野呂さんと一緒に拍車がかかって喋れればなおよいと考えています。
今回は、そういう意味では、イベントとしては新しいチャレンジで、僕も楽しみにしています。次にうまくこの場所で開催できることも少ないと思いますから、聞きに来ることができる方は、是非おいで下さい。いつものお勉強モードより、もっとざっくばらんな会になっています。
この暑い夏の終わりに、さらに暑くなるのかもしれませんが。それでも、多分面白いことになるだろうと僕は思います。くれぐれも、勉強モードでは来ないで下さい。
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まだ空席がありますのでお申し込みください。
【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】
申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/
【参加料金】
前売り:1000円 当日 :1200円
※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。
2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。)
8月31日(土曜日)
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名
ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル)
大ホール
尚、親睦会的な2次会はキャンセルが出ないと満員みたいです。これもこくちーずで、時々、確認して下さい。
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【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク】
詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/
二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。
是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円)
※託児はありませんのでご了承ください。
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
9月01日(日) 13:30開場 14:00開演
東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)