「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

野呂さんと僕が、ぶっちゃけトークをしたいのは、もう本音を言わないと気が済まなくなってるからなんです。

2013-08-18 23:07:38 | 福島第一原発と放射能

  こういうことを書くと怒られるのかもしれませんが、僕も野呂さんも2年半近くが経過して、この混乱状態にどうしようかと思い悩んでいます。いろんな点で、差しさわりがあるから、言いよどみながらも、喋っていることがあって、特に一人で講演や相談会をしていると、全ての意識がこちら1人に集中するので、それをどのようにかいくぐりながら、皆さんに伝えようかなと、思っていることも多々ありました。それで、2年半が経過したのですが、諦めモードの蔓延もあるし、積極的に構築しようとする人材の払底もあって、このまま、まともな話に終始するだけでは、こちらも気持ちも身体的にも持たないのかもしれないという感覚さえあります。

 最近、その上で東京でも、「残る権利」的な話を主張しだす方たちもいて、安全だと思っている人達ばかりか、安全だと思っていないのに、思考停止する人たちを散々目の当たりにしている感覚です。

 それでも、例えば海外の関係者は「関東は、水の汚染が止まらなくなるのである意味、福島の地下水飲んでいる地域より先に深刻になるかも」というような推測まで聞こえてきています。これは微細な汚染であっても、継続して続いている福島第一原発の状況を見て、広範囲な汚染地のやばさを示唆しています。こうした水道水の危険は関東・南東北のみならず、新潟、山梨、長野、静岡でもエリアによっては起こる可能性があります。結局は、源流がどこまで汚染されているのかと言う事に尽きると僕は思います。そのエリアの土壌がそれほどやられていなくても、水道水の水源地汚染がどのくらいあるのかは、いつも確認する必要があると僕は思います。

 こういう話や、吸気被曝のこと、さらに首都圏の医師と話していること、ベラルーシの医師と話していること、バンダジェフスキーと話したこと、被曝に関して見解をのべている形をとっている人たちが、本当はどのような認識や意識でいるのかということ。こうしたことを一度、他の人と対話しながら、僕も野呂さんもしゃべってみたかったわけで、こういうふうにお互いで話してみて、いろいろ分かることがなにがあるのか、多分新たな発見もあるのだろうと理解しています。

 そんなぶっちゃけて話せるのかどうかということもありますし、さらに野呂さんと一緒に拍車がかかって喋れればなおよいと考えています。

 今回は、そういう意味では、イベントとしては新しいチャレンジで、僕も楽しみにしています。次にうまくこの場所で開催できることも少ないと思いますから、聞きに来ることができる方は、是非おいで下さい。いつものお勉強モードより、もっとざっくばらんな会になっています。

 この暑い夏の終わりに、さらに暑くなるのかもしれませんが。それでも、多分面白いことになるだろうと僕は思います。くれぐれも、勉強モードでは来ないで下さい。

======================================================

まだ空席がありますのでお申し込みください。

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】 

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【参加料金】 
前売り:1000円  当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。 
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 

8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール   

尚、親睦会的な2次会はキャンセルが出ないと満員みたいです。これもこくちーずで、時々、確認して下さい。

============================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク  

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

  二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 

情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。 

 9月01日(日) 13:30開場 14:00開演

東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)


 




癌で中学生死亡。スクール生徒2人血液疾患、生徒3人肺炎、先生=妹が救急搬送、浜松に2日間帰省での話。

2013-08-17 22:05:58 | 福島第一原発と放射能

 

ご友人が福島にボランティアに行って、一週間後に亡くなった話を報告された方がいます。この記事に書かれているお話です。

⇒「被曝で心配するのは、実は大人の男性の心臓死かもしれません。

 この方から、夏の2日間の帰省で聞こえてきた、浜松のご実家まわりでおきている、いろんなお話の報告がありました。中学生の癌での死亡や血液疾患、突然の緊急搬送まで多岐にわたる内容です。

================================================

僕の実家は、浜松です。今まで、浜松は放射能の影響はほぼないだろうなーとタカをくくっていました。ところがこの夏に二日間、帰省して聞こえてきた話なんですが…


妹は音楽教室の先生をしているのですが、人脈はかなり広いのですが、癌で亡くなった中学生が1人いるという話が聞こえてきたそうです。

スクールの生徒が2人も白血球の病気(白血病ではなく、血液のなんらかの疾患、重篤ではない)になったそうです。
さらに肺炎になった生徒さんがこれも3人いるそうです。妹のかかえている生徒数は、正確には分かりませんが、だいたい10名前後だと思われます。

あと、知り合いの保育園の先生の話では、園児に肺炎の子どもが多い(何人ぐらいかは不明)そうです。

そんな話をしていたかたわらで、母がだれかと電話で神妙な話をしていたので聞いてみると、母の姉妹(叔母さん)の心臓の病気で人工心臓を入れ るそうです。

その後、夜中にこんどは、うちの妹の具合が悪くなり、救急病院に搬送することになりました。

調子が悪いからと言ってふすまを隔てて隣で寝ていた妹が、さらに調子が悪くなって、
「…お兄ちゃん…病院に連れてって…」と途切れ途切れに言ってきました。
ノドが痛いと言っていたのが、夜中の3時頃に息ができなくなってきたらしく、ものすごく苦しそうでした。
夜中の3時に救急病院に車で行きま した。

「別に悪いところないですね」と。血液検査、レントゲン、尿検査、血圧、調べたんですが…
え、具合が悪いということは、どこか悪いよね。別に悪いとこがないと医者は言い、「抗生物質出しときます」で終わりましたが。

==============================================

 勿論、偶然と言えるかもしれませんが、2日間で聞こえてきたり、体験するには、結構な頻度だと思います。浜松は20Bq/kg~30Bq/kgの汚染が平均になります。市街地は数Bq/kgであっても、海岸べりは100Bq/kg程度にはなります。初期のブルームは確実に来ていますし、東三河までその後も微量な降下が確認されていることを考えると、浜松も同様の場所だと思います。

 実は初期被曝の影響が浜松で出ているという報告も過去に来ています。イタリア人医師の見立てです。

⇒「浜松帰省の二十代女性にイタリア医師が警告、「子宮頸部の異常は放射能による可能性」と。

------------------------------------------------------------------------------------------

 彼女(27歳)は、地震前から6月まで日本に一時帰国していました。その間、地元の浜松からは一歩も出ておらず、野菜などはできるだけ南・西方の遠くのものを選んでいたとのこと(肉・魚は不明)。

 最近(9月頃)、たまたまパップテスト(子宮頸部細胞診)をしその結果を聞きに行ったところ、ある項目だけが正常値ではなく、イタリアの医者より、「これは日本滞在中で受けた放射能によるものであろうから、半年後にもう一度検査をしましょう」と言われたそうです(前回のテスト結果ではすべて正常値だったため)。

-------------------------------------------------------------------------------------------

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】 

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【参加料金】 
前売り:1000円  当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。 
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 

8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール   

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

 

====================================================

 【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク  

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

  二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 

情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。 

 9月01日(日) 13:30開場 14:00開演

東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

  ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。


 

 

 





被曝地の東京から有為な人材を移住・定住させたい、是非そういう人を繋いでほしいと話す徳島の人々。

2013-08-16 18:00:28 | 福島第一原発と放射能

 昨夜は、東日本から徳島に移住を支援し、定住促進をすすめている皆様と歓談いたしました。政治関係の方もいらっしゃって、いろんなお話になったのですが、ガレキの問題などでは、当初から徳島県の役人レベルで、このガレキに関してはすすめたくないという感覚も強かったらしく、他の自治体とはレベルの異なる対応もあったそうです。

 また、吉野川十堰問題で、環境を保護する市民意識の立ち上がりが、全県的にずっと強まっていたこともあって、市民の側の目線をどう見るのかということも大きなポイントになっていたようです。

 他にも、徳島選出の仙谷氏に対して、ある政治関係の方がこう漏らしていました。「彼は状況がまずいことは分っていても、官僚を牛耳る力量がない。民主党にああいう国会議員が20人位いたら、状況もかえられるかもしれないが、あいつ1人では無理。だから、諦めたんと違うんかな。それがよいかどうかはともかくとして、そういう妥協をして誤魔化したんだと思いますよ。それだけ、官僚の抵抗は強い。特にあの時、経産省がどうだったのかは、尋常な話ではない。」

 実は、こうした話は、民主党関係者や民主党シンパの中で、過去にも僕は聞かされました。表面上、非常に見えにくい構図の中で、こうした圧力があったのは事実だろうと思います。ただし、この方にも僕は同じことをいいましたが、いつもこういう返答をします。

 「いくら官僚が滅茶苦茶をしてきても、総理大臣なら、最後は自分の判断でなんでもできます。国民に危険を伝えることを広範囲にできたと僕は思います。それを菅直人はしなかった。それだけでも万死に値すると僕は思います。」

 ちなみにこの時、徳島の政治関係者はこう答えました。

「菅なんか、あんな男にそんな決断ができる訳がない。そんな器量の人間でないですよ。そんなの分かりきった話やないか」と。

 僕は、管直人氏が政治家として、自分の党である、民主党の再生を幾ばくかでも願う気持ちがあるのなら、検察の事情聴取に応ずるとか、それどころか、「自分の総理としての対応が不十分な部分もあったかもしれない。自分が刑事罰になってもかまわないから、捜査を適正に全体に為してほしい。」という会見を開くこともありえると思います。政治というのは世の中の流れをつかむことが大切で、政治家というのは、己の身のみならず、全体を慮って動かなければなりません。原発を止めなければならない、原発を推進する政党を有利にさせたくない、そういう気持ちが本当におありになるなら、「身を捨ててこそ浮かぶも瀬もあれ」という感覚をお持ちになるべきだと僕は感じています。まあ、現実はまったく、その逆で、「やはり菅元総理は、人間として最低なんだなあ。」という印象しかありません。

 他にも、その会には、保養目的で関東からこられていた女性の弁護士さんなどもいらしていて、ご自身の身近で突然死がおきている話があったり、そういう話が周りの人からも複数聞こえてきている話などを普通に話されていました。社会的なステイタスのある立場にいる女性たちも首都圏での身の処し方(安全と思える食べ物が身近で入手できない状態や子供をふつうに砂遊びさせられない状態)を悩んでいる様子もよくわかる話でした。

 徳島の定住支援をしている皆さんからの要望もありました。徳島に移住したい皆さんがいらしたら、ぜひ来てほしいということです。特に、人材として有能な人達を是非徳島に招いて、徳島でいろんなことを活性化する流れを作ることはできないのかということをしきりに話していました。徳島は避難保養よりも、定住支援に力を注ぎたいそうで、この感覚は僕にはとてもよく理解できるものです。もはや一時避難や保養というのは、暫定的な話に過ぎず、二年半近くが経過した中で、焦点は移住して定住する話に軸は映っています。この被曝問題について、いつも先んじている徳島では、定住支援がテーマになっているのも、良くわかる話です。

 僕は率直にこう話しました。「関東や南東北の方には悪いですが、徳島にとってはチャンスです。放射能汚染が現実にある中で、それを回避して生きていきたいという人は一定数います。この中で、有為な人材で社会的に機能する人ほど、どうしてよいのか決断できずにぐずぐずしている。社会的なしがらみが強いですから、そうした人達の中で、自分が活躍していく場があるのであれば、対応しようとする人は必ずいらっしゃいます。こういう有為な人材を得ることができる機会はめったにありません。」

 汚染地で生きていくことを是とする人々の感覚は僕には良くわからないものです。僕はどうやら圧倒的多数の日本人と感覚が違うと思います。放射能汚染を引き受けていくということは、自分や自分の子孫に、平気で危険を背負わせる感覚に他なりません。僕の中には、どうしてもそれを子孫にも、もちろん自分自身にも危険を平気で背負わせる感覚があるのかは理解不能です。そうした状況がおきている場合に、その地で意識ある生物が生きていくことは本来無理であって、その地を捨て去ることしか、僕の選択肢は皆無です。これは生物としても、社会的な感覚のある人間としてもおんなじ選択です。しかし、そうした選択を取る人は圧倒的に少数です。

 汚染の存在を認識している人の中でも、それが我が身にどう降りかかることなのか、私が当事者という感覚をきちんと持っている人は本当に少数と思います。

 何か他人事の感覚で状態を見ています。本質的にリアルな当事者が自分であるという意識が欠落しています。

だから、怖いんです。

 おそらく、そうしたリアル当事者感を、何かの切っ掛けで掴めた人が、これからも避難移住に踏み切ると思います。当初に慌てて逃げた人たち以上に、ずっと悩んでいる人たちのなかほど、社会的に有能な人材がいると思います(有能だから社会的な立場から逃げられないというジレンマ)。そうした人材が、実は東京などから、西へ外へ拡散していくほうが、日本民族というものの今後の在り方を考えたうえで、少しでも多く可能性を広げられると僕は考えています。そうした意味では、徳島の定住支援の方たちが、東京を中心とした首都圏や南東北から一人でも多く有為な人材を招きたいという感覚は共鳴することがあるのです。

===================================================

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】 

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【参加料金】 
前売り:1000円  当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。 
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 

8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール   

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

 

====================================================

 

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク  

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

 二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 

情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 9月01日(日) 13:30開場 14:00開演

東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

 

 ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。




敗戦記念日を終戦記念日として誤魔化し続ける日本でおきた「原発敗戦」という更なる終焉。

2013-08-15 11:35:20 | 福島第一原発と放射能

 きょう8/15は太平洋戦争が終戦した記念日と言われています。

もちろん始まって、終わるのですから、終戦でよい気もしますが、それは日本が主導権をもって戦争が終わった場合です。しかし、現実には、日本には、広島と長崎に原子爆弾が落とされて、多くの一般市民が原爆によって、アメリカに虐殺され、当時の日本政府は、降伏を受け入れたのが現実です。

つまり、終戦ではなくて、敗戦です。

ですから、8/15は敗戦の日として認識しないとそもそも根幹が間違います。

 そのうえで、日本は占領体制に置かれています。

 占領体制はサンフランシスコ講和条約によって終了したこととなりますが、その後も日本国内には、日米安全保障条約の下に、アメリカ軍の基地が多数置かれています。いつでも日本はアメリカ軍が直ちに占領可能な状態にいる訳で、つまり一見独立国家の形を日本は示しながらも、アメリカの事実上の支配体制下の中にいる国なのです。軍事的には占領状態は継続していると考えてもよいと思います。

 実は、近年の世界情勢を見ていると更にはっきりと認識できます。仮想敵国としてのソ連の存在が、日本に米軍が駐留する一番の根拠でしたが、その情勢がソ連崩壊後すでに20年が経過し、かつての冷戦時代とは異なる状況が固定化しています。今直ちに、日本が他国から軍事侵攻されるリスクは大きくはありませんが、しかしながら、米軍はそのまま居続けています。ふつうの自国防衛ベースのリアルな考え方からすれば、現況の自衛隊という日本軍のみでも、実は対応可能な部分は大きいと思います。しかし、米軍は、日本の大半の米軍基地を存続させることしか考えていません。この既得権を手放したくないのです。

 それは、どういうことなのか。有体に言えば、軍事的には日本をいつでも制圧でき、軍事的に日本を支配下に置く状態を変更するつもりは、アメリカにはないということです。1945年以降、68年の月日が経過しても、日本は事実上のアメリカの属国の立場しかありません。

 これを考えた時に、安保闘争にしても、日本の左翼の活動としておこなわれているものは、実は本来的には独立闘争に近いニュアンスであって、左翼的というよりも、本来は、国体の護持を考える人々が主張するような話であると思います。左翼側が安保反対を主張し、右翼・保守側の大半が対米追随を護ろうとするのが、日本という国の誤魔化しのあらわれだと僕は思います。左翼側も日本の体制への注文に留まり、独立戦争的な立ち位置にまでは、立てなかったです。そして、右翼・保守側は、アメリカに軍事占領されている実態が無いかのごとく取り扱っています。

 こうした事は、敗戦を終戦と言い換えることにも通ずる話なのですが、つまり日本の中で全ての人達が、本質的に置かれているリアルをきちんと認識しないという作業は、この時点から続いているのだということです。

 原発を持ち込むときに、原爆と違って、放射能のエネルギーで明るい未来がおとずれると、アメリカ政府側と日本の関係者が結託して宣伝した与太話に、国民の大半があっさりと騙されていったのも、おんなじ構図と思います。恐らくは特に必要のなかった原子力に過剰にのめり込んでいった歴史的な経緯です。反原爆運動をしている方たちが、原発に関して、半ば肯定する人たちが多いという、僕から見たら怖ろしい現実も、ここにはあります。

 結局、原爆反対を主張する運動は、究極的には反米闘争になるしかありませんが、その根幹を避けたい意識の人達が、ごまかして原爆反対だけを言い、アメリカに追随するという奇妙奇天烈な運動スタイルになっていることが大きな原因と思います。見かけだけ、原爆反対が主張して、日本人を大量虐殺した原爆投下をしたアメリカを批判しないのは、誤魔化しにすぎません。

 そして、その誤魔化しは、原爆反対でも、原発肯定という更なる誤魔化しのオンパレードとして、続いていきます。

 更に現在では、今回の福島第一原発事故の影響に、目を瞑り続ける状態までも招いているのだと、僕は思っています。

 まさに太平洋戦争敗戦をごまかし、「原発敗戦」を誤魔化して、更なる終焉にひたすら進んでいるのが、今の日本だと僕には思えます。


〈追記〉 

 企業の収益が膨らんだと大喜びしている根幹は、円安という為替トリックによるものでしかなく、現実にあらたな経済実体が立ち上がってきたからではありません。こうした手口に依拠する感覚そのものが、どんどん日本を終焉に導くものだと僕は思います。

===============================================

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】 

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【参加料金】 
前売り:1000円  当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。 
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 

8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール  
 

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

 

====================================================

 

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク  

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

 二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 

情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 9月01日(日) 13:30開場 14:00開演

東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

 

 ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。


 


原発事故の事情聴取を拒否する菅元総理への検察対応はどうなるのかというあまりに絶望的な踏絵。

2013-08-14 23:18:16 | 福島第一原発と放射能

 昔、河上元特捜部長の『好き嫌いで決めろ』という書籍を作ったこともありますし、元特捜部の有名弁護士との付き合いもさんざんあったので、断言しますが、本来、検察が捜査ターゲットにしている人間を、逮捕起訴しないつもりだったのに、その人間が事情聴取に応じないので、逮捕起訴したケースは一例や二例にとどまりません。通例ならば、事情聴取拒否すれば、逮捕の流れだなあと、僕は普通に思います。

 しかし、今回、菅元総理が、この原発事故の事情聴取に応じない意向を示しています。新聞各社の記事を読んでいると、意見書を提出して、対応に問題はなかったと伝えてはいるようですが。

 そして、津波の予見は難しいということを理由に、検察はそもそも立件は不可能と判断をしていることも従来からずっと言われています。

 この話を総合すると、そもそも検察は立件するつもりはそんなにないが、形だけは事情聴取しようとしたのだが、それさえ、菅元総理に断られているという構図です。

 こんな立場になっても、検察が強制捜査に何も踏み切らないなら、腑抜けでしかありませんし、というか猿芝居を演じているに他なりません。

 今まで、政治家や政府がおかしいことを行った場合、検察が強制捜査をおこなうことで、国と国民とのバランスを維持してきた経緯があります。しかし、そうした流れが、今回は極めて可能性は低いです。

 国家の総体として大きな責任を問われる可能性がある場合、そうした一見、第三者的に機能するようにみせかけている検察組織が、本質的には何の役にも立たないことが露呈したのだとはっきりと言えると僕は思います。

 本来、その国民の被曝を考えて、どこまで警告し、どこまで逃がすべきだったのか、最善を本当に尽くしたのか、疑問はつきません。SPEEDIが伝えられていないリアル。逃がすべきエリアのあまりの狭さ。そのことへの説明の不在。こうしたことの最高責任者は菅直人元総理にありますし、実務的には当時の政府、官僚、東京電力に責任があります。

 しかし、その責任を刑事的に誰も問わないことを率先して、国家権力が決めるということは、その国家権力が根幹的に真の国家権力といえるのかどうかを、疑うべき事態だということです。

 国民の命を護らせる選択をしない権力機関など、必要なものなのかと。

 こうした不確かな立ち位置で、検察が見せかけの捜査をしようとする感覚に対して、菅元総理の弁護士グループは、その状況を踏まえて、事情聴取さえ拒否する戦法に出てきたのです。

 昔なら、メンツをつぶされる検察は、何としてでも相手を逮捕しますが、決められたストーリーの中で、「意見書も出ましたので」とお茶を濁しそうな展開が最も予想されます。

 いずれにしても、検察がどう最終判断するのかは、きちんと確認いたしましょう。

 でも、菅直人という男は、自分は何の刑事責任はないと言い張る男だということです。多くの人が、病に倒れていく事態となっても、この男は責任はないそうです。最善を尽くしたそうです。

 SPEEDIも出さなくて、関東東北に十分な警告もさせなくて、その後の防御策の大半が後手に回っていても、彼には法的な責任はないそうです。

 では、だれに責任があるのか。責任をどう考えるのか。「反原発や市民派」というキャッチフレーズと人間の内実は何の関係もないことは、僕にははっきりとわかります。これは、この男だけの問題ではありませんから。日本中、有力者という中では、こういう輩が蠢いているだけです。

何の希望もありません。皆さん、本当に甘すぎます。

==============================================

 

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】

 

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【参加料金】 
前売り:1000円  当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  
※つり銭が出ないようにご協力をお願いします。 
※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 

8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール  

 

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

 

====================================================

 

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

 

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

 二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 

情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 9月01日(日) 13:30開場 14:00開演

東別院会館 ホール (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

 

 ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。



 

 


放射能ミストシャワー回避も出来ない原発事故現場。最悪酷暑でも電力不足ない日本に原発は不要という論理。

2013-08-13 22:15:42 | 福島第一原発と放射能

松山に戻ってきました。喉の体調不良が続くので、ホテルにいて、手短に書きます。

41度も超えるような史上最悪の酷暑が日本国内では続いています。これだけ、酷暑が続くとクーラーは全開していると思います(僕の居所はクーラーなしの扇風機ですが。ちなみにホテルのクーラーは全開しています)。日本で電力需要が最大となるのは、こうした夏のピークで、まさにこの時期です。一年間で、これほど電力を使う時期はありません。

なのに、ことしは節電と言う話はほとんど聞こえてきません。

なぜでしょうか。

去年の状況からもそうですし、そもそもエコ対応、電力を多く使わなくて済む機械やシステムが多くなったため、電力の使用量が減っているからです。

足りるんです。今位、使っていても電力は。

すこしセーブしてみんなが使う。電力依存一辺倒にしない程度で、電力はまかなえることが、ことしの酷暑が証明してくれました。

そうするとはっきりしたことがあります。

全国でほとんどの原発が動いておらず、電力がまかなえるのであれば、原発はいらないということです。

原発は必要悪だから、続けるという論理は完全に崩壊しました。

電力会社と原発メーカー、原発を導入した政治勢力とそれに協力したマスコミ、さらに下支えした官僚システムの為に原発を続けなければならないというだけであって、本質的に人間や国家存続にとって、原発は必要悪ですらなくなれました。

必要ないんです。原発はまったく。

再稼働もさせる必要がありません。なぜなら、電力は足りているから。

人の命や健康を奪う可能性のあるシステムを稼働させる必要は100%ありません。

原発がないと、エネルギー供給ができないと言っていたことは、完全なうそになりました。

こうなるまでは、其の嘘を推進側も信じていたかもしれませんが、その信仰は完全に捨てて下さい。原発はいりません。不必要です。

こんな基本的な事さえ、政府も電力会社もメディアも押し黙ったまま、「何市で41度」だけニュースにしています。41度になっても、電力が足りているなら、原発はいらないという当たり前のことさえ、誤魔化し続けています。

ここまで誤魔化したら、誤魔化す人には、誤魔化す組織には報いがくるだけだろうと僕は思います。

本当に、東京の有力者、政治家、官僚、経済人、マスコミ人は甘すぎます。こんな基本的な事も、誤魔化し続けるとあなたたちが追いつめられるだけです。タイムリミットは迫るだけですから。


 福島第一原発の現場で、免震棟で作業をしていた東電社員10人が、頭や顔に放射性物質が付着していたという話です。まず、放射能ミストシャワーを浴びる状態であった可能性が高いそうですが、だとしたらこのミストの散布過程のいずれかに何か欠陥があるということです。こうしたリスク想定を為されずに、事態が進行していたとしたならば、現場レベルでこうした欠落がいろんな形で散発的におきている可能性が高く、たまたまその一つが露呈したに過ぎないと思います。本来、汚染回避がまずは対応可能な免震棟でも、こうしたことがおきているなら、その問題は相当深刻だということです。

 またこれが、ミストシャワー以外の原因となると、さらに深刻です。汚染は思わぬ形で至る所にあって、それが免震棟にあるとなると、収束などという言葉は影も形もなくなりますから。


嫌な予感ばかりしますね。


================================================

【8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都】

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【講師】 放射能防御プロジェクト 木下黄太 
     チェルノブイリへのかけはし 野呂美加氏 

【参加料金】 
前売り:1000円  
当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  

※受付をスムーズに行うため、つり銭が出ないように料金をご用意ください。 

※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 


2013年8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール  

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

====================================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 


二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

   東別院会館 ホール 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

    ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

 



甲状腺の結節と異所性胸腺を識別確認する重要性。バンダジェフスキー博士DVD作業遅れのお詫びと連絡。

2013-08-12 20:33:41 | 福島第一原発と放射能

 すいません。僕の体調不良や関係者のパソコントラブルもあって、作業がかなり遅れています。バンダジェフスキー博士のDVDですが、当初想定よりも一週間程度、みなさんへの連絡が遅れる可能性が強いです。8/20過ぎから、入金方法のご連絡をするつもりでしたが、一週間程度遅れる旨はご了解ください。

 あまりにも暑いのでへばっているのと、喉の不調が一向に改善されない状態が続いていて、思考がうまくまとまらない感じが続いています。このため、きょうは最低限の更新となることはお許しください。

 最近10ミリを超える甲状腺結節の話をうかがいました。小さいお子さんです。以前から、エコーはされていて、その前は特に決定的な診断にならず、今回、結節ということを言われたそうです。この場合、勿論、結節であるなら、きちんと経過観察や生検というプロセスに進むべきなのですが、こうした大きな結節が前の医者が診たときには、そういう診断がついておらず、新しい医者が結節と言い出した場合には、一応確認する必要があります。本当に結節なのかということです。

 これは、山下氏も指摘している通り、甲状腺の結節と異所性胸腺を間違えるケースが、専門医でもあるということです。特にお子さんで、突然に大きな結節の指摘があった場合、その前にそういわれていなかったケースは、どちらがあっているのか、きちんと確認する作業が必要です。

 そうすると、より甲状腺の診断をよくおこなっている医師の下に行って、確定診断をしないとなりませんから。この作業は入念にして下さい。甲状腺の診断数が少ない医師の場合、特にこの間違いは多いらしいです。驚いて慌てる前に、本当にそうなのか確認することはとても大切ですから。

================================================

8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【講師】 放射能防御プロジェクト 木下黄太 
     チェルノブイリへのかけはし 野呂美加氏 

【参加料金】 
前売り:1000円  
当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  

※受付をスムーズに行うため、つり銭が出ないように料金をご用意ください。 

※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 


2013年8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール  

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

====================================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 


二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

   東別院会館 ホール 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

    ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

 



情けは人の為ならず。

2013-08-11 20:04:20 | 福島第一原発と放射能

情けは人の為ならず。

見知らぬ土地で、独り一日、ホテルで寝続けていてつくづく思います。

 いろんな人たちのことを具体的に考えて、良かれと思って具体的にやることは、えてして碌な結果を生みません。

僕の人生は大概そうです。

 今回の活動は多くの方に呼びかけていますが、そのなかのだれかという訳ではないから、逆に良い結果を生んでいることもあると思います。一般的な話ですから。

私があなたたちのことを知らないから、よいんです。

 そうではなくて、特定のだれかと関わって、そのだれかを心配して、いろんなことをすることは、逆作用をもたらすことが圧倒的に多いと僕は思います。

 自分がその人間を物凄く愛していて、相手はどうであっても、自分の愛欲故に、その人間に影響を及ぼそうとしている場合は別です。相手が、どう感じようと、どうなろうと、極端な事を言えば、己の愛欲がどのような意味であれ達成されれば、それはどんな混乱やトラブルを生じようと自分の心は納得があります。相手を巻き込んでいても、巻き込まれても、お互いの大きな人生の渦の中ですから。自分の愛欲の写し絵として、いろんなことがおきているからです(相手の愛欲の写し絵でもあります)。本質的に大した話ではありません。根幹の己が気持ちさえ達成できれば。

 しかし、そんな感情もなんにもなくて、ちょっとした親切心や、ちょっと諍いを鎮めようとしたり、ちょっと忠告を人間としてフラットに行うと、まず、ろくな結果が返ってきません。

 一連の僕への妨害を繰り返している人間たちも、そういうことで始めているケースなどもありますから、もちろん正常な意識を喪失されている可能性が極めて高いゾーンにいるとはいえ、少しですが、まともに対応をしたことが、僕の過ちだったと深く反省しています(僕にとっては、大量のうちの細かい簡便な注意レベルなんで、こうなるとはふつうは想像できない話ですが)。

 正直、個別に関わることを、ちょっとした正義感や、ちょっとした善意でおこなっている自分がまずいと反省しています。自分の中にあるそうした「善意」や「正義感」を行動で示したという驕りが、この事態をまねいているのではないかと。そうした「善意」をひけらかし、「正義感」を充足することに、自分が溺れていたため、余分な人間の対応までして、本質的におかしな人間のおかしな対応を導き出すことになったのではないかと。

 そうした意味で、障壁を設けることが大切です。心の障壁を。

そもそも、僕が本質的に関わりたい人はほんとに少ないですし、相手に心の愛欲まで伝える人など、殆ど、いません(中年の密教行者や毒蜘蛛などは単なる迷惑です。僕はおかしいストーカーの被害者です)。

ですから、無理にこちらから他者に関わらないほうが良いのだと思います。

それでも、やらなくてはならないであろう立場にいて、いろんな観点で、いろんなことを踏まえて、誠心誠意対応していても、相手がおかしな受け止め方をして、こちらがおかしいことをしているかのごとく、誤解してくるケースがあります。体調が悪い中で、無理をしていろんなことをすすめて、なんとかしようとしても、そうした相手の対応をされると、何のためにやっているのだろうと唖然とします。

僕は、その人間に対して、特に強い思いもありませんが、行きがかり上、いろんなことをするしかない立ち位置なのでおこなうだけですが、相手は実は全く逆の感覚でいたりします。

しかもそういうことが、簡単に、しかも明確な形で僕に分かります。

あっけなく。

僕は、残念ながら、普通の方よりも、同じ光景の中にいても、そこにある情報を遥かに多く汲み取れる力はある人間です。だから、人が1と見えていも、7ぐらいは感じています。それだけでなく、どういう因果か、そのものずばりの内容が、直接いきなりもたらされたりもします。僕を非難して追い落とす内容のメールが、まわりまわって、直接僕に届くようなこともありましたし。こういうリアルになれています。

だから、今のこのリアルもよくわかっています。その意味では、僕にとっては、最早、ただの迷惑になっていて、これ以上、状況が進むと、僕のせいにいろんなことがされるだろうという予測さえ、見えています。

あほらしくて話になりません。

僕が讀賣のスパイとか氏家の犬とかいうホリエモンの妄想を読んだ時と同じような感覚です。

追い詰められると、人は妄想に逃げ込みます。

リアルを無視して。そういうお話と関わる意味は、全く僕にありません。

そうすると、こちらとしては、とにかく関わりたくないという気持ちばかりになります。まともな話を何をしようとしても、その程度の受け止め方しか、その人間ができないなら、それは、それまでということです。馬鹿馬鹿しいですが、致し方ないと思います。

まさに、情けは人の為ならず、です。

(注)「情けは人の為ならず」は本来の意味でなく、「情けをかけることは、結局、その人の為にならない」という解釈できょうは使っています。

=================================================

8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都

申込受付⇒http://kokucheese.com/event/index/107258/

【講師】 放射能防御プロジェクト 木下黄太 
     チェルノブイリへのかけはし 野呂美加氏 

【参加料金】 
前売り:1000円  
当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  

※受付をスムーズに行うため、つり銭が出ないように料金をご用意ください。 

※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 


2013年8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール  

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。

====================================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 


二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

   東別院会館 ホール 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

    ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

 





東電も菅元総理も検察が捜査しない日本という国家の終焉。本日夜、野呂さんとの京都トーク受付開始。

2013-08-10 14:28:21 | 福島第一原発と放射能

 午前4時過ぎに関西を出て、先ほど午後1時半に、ようやく愛媛大学に到着しました。大渋滞を潜り抜けて、した道を走り続けていたので、この時間になりました。朝食を食べる時間は取れましたし、休み休み走ったのですが、体力限界です。この最低限のブログ更新を終わり次第、10分でも仮眠してから講演を行いたいのですが、時間は迫っています。お盆のUターンラッシュの初日開催はこういう感じなのでしょうね。朦朧としながら、タイピングしています。

本日、間もなく開始!

8/10(土)・松山 「放射能汚染を考える」

15時00分から17時30分
愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料。直接おいで下さい。

1時間ちょっと話して、20分インターバル(その間も別の方のお話があります)、その後、1時間程度の質疑応答で終了いたします。きょうは、終了後、ただちに移動しますので、個別対応はできません。何かある方は、合間の時間か開始前にお願いします。

======================================

 手短に書きますが、検察が、菅元総理も、東京電力も捜査をせず、不問に付すという方針だそうです。検察という組織が、本当に日本の国家を支えていた組織かどうかというのは、議論の分かれるところではありますが、戦後長い間、検察が巨悪を倒すというフィクションを喧伝することで、日本が、国家としての役割を維持するために、その国家の在り方を、適正な方向に導くための、ある種の道具立てとして、検察、特捜部が、機能していたことは事実です。いろんな案件で賞賛され、近年では、その妥当性は問われていたこともありました。また、検察が捜査をしないと表明したことが、国民の怒りを買う事態もあって、それで検察の対応が一変したケースもあります。

 それぞれの政治家を、犯罪行為として裁けるのかどうかということは、政治家のパワーに対して、検察が屈せず対応するのかどうかという点で、国家の後ろ骨を支える役割を、検察が、フィクションとして担ってきた経緯がありました。その個別の犯罪に比べると、今回のケースは故意性は薄く、法的に難しい案件であることは私は百も承知です。

 しかし、結果的にひきおこした社会の状況は、これまで検察が扱ってきたどのケースよりも、際立って深刻になりますし、最終的には生物としての日本民族の存続さえ、危ぶまれる状況だと、僕は思っています。こうした深刻な危機を、日本国家と日本国民にもたらしている状況について、圧倒的な捜査権限を持っている検察組織が、事実上なんにもしない結論を出したことは、日本国家が日本国民を護るというフィクションは言うまでもなく、さらに、その国家の倫理的正当性を高めるためのフィクションを紡いできた検察が、これまでの己の営みを放棄する行為に出たことに他ならないと僕は思います。

 何をどう言い訳をしても、ここまで深刻なことがおきたことを見て見ぬふりをすることを、日本の検察幹部たちは、総出で決めただけに過ぎません。彼らが、法の正義を言い、社会の是正を進めるフィクションは、これだけ大きな事態への積極的な放置という結論が確定したことで、僕らから見れば、根幹的に信じるに足らない情勢になったと言えます。

 リアルと比較すれば、法というのは、本質的なものではありません。それでも、この法を、国家という権能に置いて、実質的にそれを構成する重要なフィクションの機能不全が明確になってしまうと、法そのものの実質的な意味を喪失しつつあると僕は思います。法というものの意味合いは当然のこととして、さらにはその法が支える国家も、連鎖的に崩れる可能性も生じてきます。

 今回の検察の判断は、日本における法の本質的な終焉につながる可能性すらありますし、さらには、その法が支えていたはずの日本国家の終焉にも連なってくると僕は思うのです。

 

これはあまりにも深刻な判断です。深刻すぎる判断です。


=================================================

 

8/31(土)木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク IN 京都

本日午後9時より申込受付開始http://kokucheese.com/event/index/107258/

【講師】 放射能防御プロジェクト 木下黄太 
     チェルノブイリへのかけはし 野呂美加氏 

【参加料金】 
前売り:1000円  
当日 :1200円 

※当日託児はありませんのでご了承ください。
※子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。
※1申込につき1席の予約になります。 
 2名以上でお越しの際はお手数をかけますが個々にお申し込みください。  

※受付をスムーズに行うため、つり銭が出ないように料金をご用意ください。 

※講演会の31日(土)当日のキャンセルは出来ません。 
キャンセルは30日(金)午後9時までにお願いいたします。 
(期日以降のキャンセル、または無断欠席の際は、後日実費をご請求いたします。) 


2013年8月31日(土曜日)  
13:30開場 14:00開演 16:30ごろ終了 定員280名 

ひとまち交流館・京都 (京都市下京区河原町五条下ル) 
大ホール  

尚、親睦会的な2次会の案内もこのこくちーず内で行っています。人数限定。併せてお申し込みください。


震度7の緊急地震速報の誤報が鳴り響く状況で、原発を稼働させ、ひたすら死に向かう日本人たち。

2013-08-09 05:34:33 | 福島第一原発と放射能

 

明日、土曜日開催。

 8/10(土)・松山 「放射能汚染を考える」

15時00分から17時30分
愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料。直接おいで下さい。

次の移動がある為、終了時刻でその場はすぐに出ると思います。

=================================================

 震度7の緊急地震速報が、ノイズによって誤報となったと気象庁は説明しています。しかし、こうした説明が納得できる話ですと到底言う訳には参りません。震度7という、もしおきたら多くの地域と人命が致命傷になるレベルの、緊急速報が、微小なノイズでおきるというなら、そもそもシステムの信頼性について大きい疑念がおきますし、それだけでなくそもそも、3.11以降に、このシステムの運用に関わっている人々が、きちんとした意識でおこなえているのかどうかを、物凄く疑うべき状態であることがクリアになったと考えます。

 東北大震災の復興ばかりを、政府も自治体も、うたい文句にしていますが、肝心要の地震防御のための中核システムが、相当に脆弱だったということが、今回、露呈したということです。風評被害だの、産物の流通ばかり、いくらでも行おうとするのに、肝心要の地震防御システムに、システムそのものへの投資、システムの維持への投資が適切になされているのかということです。そうした決定をこの国の官僚システムは、十分に行える機能をまだ有しているのか。そして、オペレーションしている人達の意識とレベルは保持されているのか。疑うべき話が次々と感じられます。

 「同日午前3時ごろから断続的にノイズが途切れて」と伝えられている地震計をどうカウントするのかは、これはオペレーションの問題です。機器の故障はふつうにおこりえますし、機器の故障とみられるシグナルを認識して、担当者たちが対応していれば、この誤報はおそらくおきなかった話で、そうした担当者たちの意識レベル、判断レベルに、僕は大きい疑念を抱きます。適切なやり取りがなされずに、中でぼーっとしていたのではないかと。意識が機能しなくなっている東京の有様が、今回の誤報にも反映している僕は思っています

 ただ、いずれにしても、震度7の緊急地震速報が鳴り響くような日本という国で、原発を稼働させることで、ひたすら死に向かっている日本人どもだということです。自民がどうの、安倍総理がどうのというばかりでなく、そういう地震に対して極めて脆弱な地盤しかかないのが日本のリアルです。そして、それの防御システムさえ、内実は、機械の面でも、人の面でも、相当な脆弱なのが、さらに首都東京です。こうしたリアルにとりかこまれていも、平気で原発をまた動かそうとする感覚は、もはや命を繋ぎたいという生物としての感覚を人間が捨て去った状態だと思います。これは、政府当局や経済界、マスコミの意向だけではありません。あなたたち一人一人の考えでしかありません。


みんな死にたいのでしょうか。


--------------------------------------------------------------------

 

 バンダジェフスキー博士のDVD一次締切はきのうの23:55に入力された1168人目の北海道の方までになります。まず、ここまでの方への送付作業を優先させます。DVDプレスが出来上がると考えられる、8/20頃より、ご案内のメールを早く申し込まれている方に、1日当たり一定数メールします。一次締切の最後の方などへは、月末にご案内メールが届くと思います。

 一次締切後、本日以降、申し込まれている方へのご連絡は、一次締切の方の作業が概ね終了してからになりますので、来月上旬頃からになると思います。一次締切の時点での、申込枚数よりも多くは発注しますが、残数はそんなには多くないと思います。

 こちらは、株式会社がある訳でもなく、事実上、こうした送付作業に慣れているメンバーのお宅で、毎日、そこの奥様が無理をしておこなっていただく話になっています。そうした環境下で執り行っているのに、執拗に嫌がらせは続いていて、ネットで発言をする人々という中に、本当にまともな人はどこまでいるのだろうと思います。

 また、現況、常設の事務所がなく、事務作業員が皆無の体制の中で、突然要求されても、対応ができません。いろんなことで妄想を抱く人が多いですが、特別対応ができる余力も能力もありません。基本的なことは、基本的に対応できる範囲内で、仰って下さい。営利事業でなくても、恒常的に事務所があって、事務員がいればできますが、そうでないから、僕が事務対応ばかりすることになります。

 正直、博士の講演前から、今回は特に、圧倒的に事務処理的な話が僕は多くなっていて、何をしているのだろうと思う事ばかりです。

 こうした状況でも、意味不明の攻撃は続いています。ですから、台湾にプレスを発注しても、結局、ご案内メールが出せないという状態となって、やはり販売は無理だったという、残念な結果になることも、まだ否定はできません。僕は、この類の妨害行為は、まったく尋常ではないと考えています。あきらかにおかしい人たちの妨害ですが、執拗にそうした嫌がらせは続いています。

 尚、前回のカルディコット博士の講演などは、僕が主催を引き受けるのを断った話です。

 カルディコット博士の航空券代金を僕が支払って、それが500000円程度の為、「この金額まではリスクは引き受けますが、これ以上は、僕は無理だから、こちらのグループでは主催はできません。協力は全面的にします。」

 こう話して、対応している事例です。ですから、僕が組織しているグループで主催していないので、僕がどうして報告しろと言われるのかさえ(主催が違うことは、当時も何回も書いています)、理解不能です。そもそも、会計の全貌を、僕は全く知りません。こちらのグループの人員が、全国でボランティア的に対応して開催しましたが、会計などは主催団体の代表に一任していますし、その団体との関係は無くなったという話さえ、その後にブログで表明しています。要は、その前後で、いろんなことがおきて、そちらの団体と、以後は関わらないようにしようという話になっているということです。だから、こちらの団体から、会計報告も求めていません(必要経費や立替などは清算が終わっているので、こちらが関わる必要が何もありません)。

 講演の主催を引き受けなかった=来場者から直接お金が入らない状態で、僕らのグループが協力したことです。だから、会計報告なんか出来る筈もないし、する立場でもありません。皆目、意味がわかりません。頭がおかしい言いがかりでしかありません。

 その団体自体も、外国在住の代表者が、この春先に突然倒れて、1か月程度入院するような重症な状態もおきていたそうです。しかも、団体の他のメンバーがその前後に突然離脱もしていたようで、団体としては、現況は機能していないのだろうと僕は推察しています。

 こうした状況を全く知らない、殆ど妄想で記事を書いている男のブログに基づいて、さらにおかしい女が、あきらかに執拗な嫌がらせ攻撃が続き、更に更に、インドネシアのジャカルタに避難したという日本人女性から殺人示唆までメッセージされている状態です。

 おかしい人からは、いきなりバンダジェフスキー博士の講演日程中に「こういうブログ記事を書いたので反論があるなら反論せよ」という趣旨のメールが届き、忙しいので読んでもいなかったら、「返答しないことで認めたのだな」という趣旨のメールが届きました。

 こんなに最初からおかしい脅しが入っているものは、排除するしかありませんし、そもそも電磁波攻撃を肯定する輩によるものです。

 それについて、その人名前とメールアドレスを提示したのが、公開処刑だとして(その人間が本名かどうかも実は不明、居所も不明です)、僕のFBウォールに書き込んできた話があり、それを消去したら、僕に殺人示唆のメッセージまで飛ばしてきたのが、ジャカルタに避難したという日本人女性です。 

 この人間に対してもおかしいと、僕は相当おもっているので、このいきさつのメッセージのやりとりを全文公開することも考えています。皆さんに、全部読んでもらえれば、どこまでおかしい話なのか、よくわかるレベルですから。

 毎日、体調も悪い中で、なんでこんな輩の対応ばかりが続くのか本当にうんざりしています。うんざりしていますが、妨害はひたすら続いているので、何がどうなるのか分かりませんので。DVDが確実に販売できるなどと、僕はまるで、楽観視はしていませんから。

===============================================

 

 

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

 

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

 

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 

二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 

 

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

 

   東別院会館 ホール 

 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

 

  詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

 

 

  ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

 

  ★前日に、京都でも、同じイベントを開催する予定があります。これも詳細確定次第、お伝えいたします。

 







原発汚染水一日300トン流出には留まらない放射能海洋拡散。本日24時博士講演DVD一次締切。

2013-08-08 13:34:46 | 福島第一原発と放射能

明後日、土曜日開催。

 8/10(土)・松山 「放射能汚染を考える」

15時00分から17時30分
愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料。直接おいで下さい。

次の移動がある為、終了時刻でその場はすぐに出ると思います。

=================================================

 

 汚染水が一日300トンも流出している話ですが、これは政府側の推定値ですから、最低、この数倍は一日当たり流出している感覚に、皆さんはまずいて下さい。

 放射性物質は、ずっと海にだだもれなのではという僕らの推測は、まったく正しかっただけです。分っていたことが、二年半近くたって追認されただけです。

 しかもこうなったら、国費を投入すると言い出しています。前後の順番はまったく逆です。最初から、巨額の国費投入、国の管理で行わないとならないのに、こんな話を二年半近く経過して言い出しています。

「どうしようもない」という言い訳ができて、はじめて機能する官僚システムというのが、こういう事態に全く有効策を持ちえない現実があります。 国が国の体を為していないのが、更に更にあきらかになり、その絶望感の中で、僕らの時間が、どのように過ぎているのかしかありません。皆さんにも、ぼくにも大変にきつい話となります。

 

 バンダジェフスキー博士東京講演DVD、予約申込は本日8/8の24時に一次締切を設定しています。ここまでに申し込みが届いた人から先に対応しますが、発送郵送作業担当者一人、メール送信管理担当者一人という体制しか取れないため(人件費換算していくと、どうなるか考えて下さい。こういう社会常識も考えずに中傷をしている輩に関しては、法的な対応をとります)、この一次締切のうち、早く申し込まれた方に、順次、振込方法などを記載したメールを、順次送らせていただきます(送るめどは8/20過ぎ)。

現在申込者はおよそ1100人。

バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/

 このメール送信も一度に大量に送ると迷惑メールトラブルでの不着ということにもなりますし、レスポンスの物理作業が間に合いません。ですから、一日100人程度の皆さんにメールを送ると思います。一次締切に申し込まれた全員にメールが届くのは月内がめどと思います。メールを受け取られた方は、その記載内容に従って振り込みをしていただければ有難いです。振込確認が取れた方から、順次発送いたします。この一次締切の作業が概ね終了した時点で、8/8以後に申し込んだ方に、メールで対応すると思いますから、この方たちへのこちらからのメールは9月になってからと思います。

 このDVDに関して、やはり大きな障害なのは、このことをひたすら止めようとしている人間がいることです。しかも、その人間に対して、法的対応を取る構えを見せると、インドネシアのジャカルタに避難している日本人女性から、僕の殺害がおこりうる可能性を指摘してくるような、社会常識では考えられない事態になっています。

 ですから、予断は許しません。皆さんがどうおっしゃっても、僕は何にも安心していません。だから、ぎりぎりでやはり出せないという事態がおこりうる可能性も、現時点でも、いまだに否定はできません。

 特に、このジャカルタにいる人間からの、「法的対応⇒殺害示唆」的なメッセージが届いていることは、僕には大きいことです。こういうことを平気で投げかけてくる人間に対しても、防御措置はとるしかありません。誰が何をしてくるのかは、本当は分かりませんから。なんの安心もできません。

 またこうした徹底対応を取ることについて、何か誤解をする人もいるので伝えておきますが、僕は身辺に護衛もいないし、巨額なお金があって防備できる状態でもありません。ですから、危険に関しては、アラートを鳴らして、妨害者は正面から対応しないと、本当に殺される事態もないとは断言できません。しかも、ネットでそうした言動を行う人間は、自分は匿名の殻にいて、こちらに刃を向けています。防備を固めて、対応しないと本当に危ないです。

 そうしたことを僕に仕掛けてきた人間に関しては、こちらはできる限りの措置は行うということです。法的にクリアしている対応は全部します。こんな防御をしたら「殺されちゃいますよ」という言葉を平気で投げかけてくるのが、ネットの人々です。そういう言葉がどういう意識を投げかけた相手に与えるのかさえ、その人間は考えていません。

 何もトラブルもなく、おかしな反応のなかったように一見して見えていた人間が、そこまでの言動をするのが、ネットという媒体で何かを言ってくる人間の中にはいるということです。僕はこうしたおかしい人々に実は辟易しています。あまりにも、心の闇も病も深いです。

  既に、旧知で名古屋に事務所を構えている弁護士と相談は何回かしています。こういうことへの法的な対応は粛々と準備は進めています。ただし、ネット上の連絡先しかわからないケースや相手が海外にいるケースは確かに法的な対応が取りにくいです。ただし、昔よりもIDの特定などで、本人が匿名でも、個人を特定して訴訟することは可能なので、そうしたことも想定しています。また、こうした妨害を僕にしている人間に関して、極秘に情報提供されたい方は、ご連絡ください。情報提供に関しての、守秘義務は守りますので、宜しくお願いします。

⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp


 僕とは違う手法の中傷の嵐に襲われた山本議員。広瀬隆さんから、山本太郎後援会を全国で組織したいというお話です。

=================================================

全国のみなさまへ  広瀬隆です。

山本太郎さんを守るために、後援会を設立することにしました。

 誰が、いつ、どこで、いかにして、そして、なぜ、このスキャンダルの捏造がなされるのかって? 簡単なことです。われわれには、何度も 体験のあることなので、手っとり早く言えば、こうい うことです。

○最も大事なのは、なぜWHYである。
 第一にこのスキャンダル捏造の目的です。
 それは連中が、「原発・被曝の危険性」を論争の主題からずらして、隠すことにある。原発問題・憲法問題で大衆の目・耳・口をふさぐこと が、最大の目的です。

○次が、誰がWHO、いかにしてHOWである。
○なぜ今やるかWHEN、どこでやるかWHERE

 参院選で、自民党は絶対得票率を20%しか獲得できなかったことが、まったく報道されていない。54%の議席を獲得して大勝と言われな がら、国民の8割が支持していないことを彼らは知って いるのです。彼らは追いつめられているのです。

 われわれは、話題を、正当な位置に引き戻します。そして山本太郎さん個人の人権を守る。それが、われわれ「山本太郎後援会」設立の主旨 です。

==================================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 

二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

   東別院会館 ホール 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

  詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

  ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

  ★前日に、京都でも、同じイベントを開催する予定があります。これも詳細確定次第、お伝えいたします。



山本太郎議員会見の感想と週刊誌の過剰反応。バンダジェフスキー博士DVDは8/8の24時締切。

2013-08-07 22:59:30 | 福島第一原発と放射能

バンダジェフスキー博士東京講演DVD、予約申込はあす8/8の24時に一次締切。

現在申込者は1000人を超えて、申込枚数はおよそ1200枚。

バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/ 

===========================================

 山本太郎議員の会見で、週刊新潮の内容について、簡単に否定がありました。タレントの17年前の出来事について、婦女暴行などという単語を書くなら、どこまで裏どりをしたのか相当疑うに足る事案です。しかも、会見場には記事を書いた中核記者はきていなかったそうです。噴飯物です。

 芸能界の中で、彼の立ち位置の人間が、そういう行為をする必要は多分ありません。17年前という、事実関係の確認どころか、当人たちでさえ、現実に何があったのかも思い出すのが困難なような時点の話を、この時にあわせて、通常とは大きく異なる五ページの記事として書いてきているところが、相手側の焦りがはっきりと読み取れます。

 週刊誌の通常のバリュー判断を知っている人間からすれば、このページ数であの内容はありえないだろうということです。これは、滑稽な位に過剰なページ数です。

 週刊新潮は論外としても、ただひとつ、山本太郎さんご本人にも苦言は呈しておきたいです。それは、議員になる前のことは、いろんな意味でシンボルとして、多くの人々の注目を集めて、特に女性たちが彼に強い関心を抱いていたことは、致し方ないと思います。しかし、議員として当選し、政治活動に飛び込んだ以上、こうした身のまわりのことについては、きちんと身を処していくことしかないと思います。相手は、どんな些細な事でも、針小棒大に突いてきて、隙あらば潰そうとしている以外の意図は皆無ですから。これで、自分の身を護ることはとても大切です。それが、タレントとしての彼でなくて、政治家としての山本太郎には、とても大切なことです。それは、深く胸に刻んでほしいと思います。

 僕のブログの読者の皆さんにも申し上げます。山本議員が、被曝や反原発の問題でおかしな行動を万が一おこなったら、その場合だけは、僕たちは彼にNGを突きつけなければなりません。しかし、どうでもよいような身の下の話で、仮に、多少彼が清廉潔白でなかったとしても、そんなことは、本質とは何の関係もありません。この位の報道で慌てずに騒がず、彼をきちんと全国の皆さんが支えて、被曝している日本の現実認識を大きく変えるための礎として彼に活動してもらうことが大切なんです。皆さんは、彼がその政治活動を適切に行っているならば、それをとにかく支えてあげて下さい。できるだけ、いろんな形でサポートし、声を広げて下さい。そういうことが、圧倒的に大切です。そういう意識が、ネットを通じて皆さんの中に拡がるのかどうかが大きなポイントです。

 山本議員は大人の会見をきちんとされたと僕は思いますし、大手のメディアは、彼に否定的な言説は載せられない形で、今回の騒動は一端は静まると思います。しかし、この類のことは、二の矢、三の矢がまたあると思います。でも、所詮この類のことなら、それは本質ではありません。こういうことに、踊らされてはなりません。

「注: 僕自身の喉の炎症が治らず、いろんな対応ができない状態が続いています。ご了解ください。」

================================================

いよいよ今週末、土曜日開催。

 8/10(土)・松山 「放射能汚染を考える」

15時00分から17時30分
愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料。直接おいで下さい。

=================================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 

二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

   東別院会館 ホール 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

  詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

  ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

  ★前日に、京都でも、同じイベントを開催する予定があります。これも詳細確定次第、お伝えいたします。

 


福島第一原発2号機観測用井戸でセシウム15倍、β線放射性物質47倍に上昇。広島原爆から68年目の夏。

2013-08-06 10:31:41 | 福島第一原発と放射能

 いよいよ今週末、土曜日開催。

 8/10(土)・松山 「放射能汚染を考える」

15時00分から17時30分
愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料。直接おいで下さい。

===========================================

 山本太郎議員への策謀の話ですが、メインはあす発売の週刊誌(お盆進行で1日早い)になるようです。相当、過去の話を無理やりもってきて、印象報道で追い落とそうとする様子です。その前後のいきさつを確認していると、芸能界の内部に生息する大物によるいつもの手法があって、その中で捻り出てきたような話を、さらに二十年近くたった今、当局サイドの掘り起こし情報として再生したお話に、週刊誌が丸乗りした構図と思います。

 そもそも、今の彼とは関係のないとしか思えない話で、羊頭狗肉の類で何とかしようとする内容に誤魔化される人はそんなにいないと思いますが。

 勿論、彼が全てにわたって清廉潔白ではないでしょうし、男ならいろんなこともあるのは、むしろ自然と思います。もし、そういうことなら、政治家としては、きちんと説明すればよいでしょうし、議員となった以上、そうしたことについては、これまでとは、立場が違っている訳ですから、より厳しくわが身を律すればよいと僕は思います。

 むしろ、山本太郎という人間を、政治家として皆さんが押し上げた訳ですが、さらに彼を一流の政治家として育て上げられるのかどうかも、実は皆さんにかかっていると思います。被曝回避と反原発をこれだけクリアに唱えている政治家がほぼいない中で、彼の存在が稀有であることは間違いありません。粗削りで、 いろんな欠陥もあるだろうと思います。そうしたことについて、本人を周りがどう導くのかが、実はこの話の大きな根幹と思います。

 

 さて、福島第一原発です。2号機近くの観測用井戸で、五日前と比較して、セシウム濃度が15倍に上昇、ベータ線の放射性物質濃度は47倍に上昇していると報じられています。

 流出する水を食い止める筈の擁壁を地下水がやすやすと乗り越えていて、地下水のくみ上げも東電はおこなうことになっています。

 放射性物質を食い止める作業を、延々と東京電力はこの2年5カ月間、続けてきたと思いますが、うまくいっていないことは、こうしたことからも露呈しています(元々、大きくうまくいっているという実感はありませんが)。

 原爆が広島に1945年に落とされてから、きょうで68年になりました。なぜ広島で原爆を落とされている国で、同じ仕組みを使った原発を、平和のシンボルとして流布したのか。さらに2011年、その原発によって、福島のみならず、東京、首都圏、関東南東北の全域で、数千万人が被ばくした現実がおきていることを、僕らはもう一度踏まえないとなりません。

原爆と原発が別物に思い、そうした主張をすることこそ、今回の事態を招いた大きな原因があるのです。

この本の5章を読めばその構図が、当事者の自慢話としてよくわかります。

『戦後マスコミ回遊記』 柴田秀利著

http://www.voyager.co.jp/bookrelease_110513/

僕には溜息しかでませんし、こうした流れをそのまま無批判に引き継いでいる人たちが、今もこの日本の中枢にごろごろといるのです。巣食っているのです。


=============================================

 現在、およそ950人の方から、1100枚程度の予約申込になっています。

8/8 24:00(一次締切)までの皆さんの予約総枚数で、最終発注数を判断します。予約されたい方は、この一次締切までに、お申込み下さいませ。

 バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/ 

===========================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク 

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太  

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 

二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

   東別院会館 ホール 

 (愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

  詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

  ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

  ★前日に、京都でも、同じイベントを開催する予定があります。これも詳細確定次第、お伝えいたします。





「東京は危なくて遊びに行けない、北海道はまだ行けるのか?」韓国テレビマン。博士DVD1000枚予約申込。

2013-08-05 17:36:05 | 福島第一原発と放射能

 いよいよ今週末、土曜日開催。

 8/10(土)・松山 「放射能汚染を考える」

15時00分から17時30分
愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料。直接おいで下さい。

============================================

 山本太郎議員への、策謀は続いています。お盆で週刊誌の進行が早まっていることがあって、断片的には明日、その策謀の全容は明後日には、皆さんにも分かると思います。その記事をきちんと読んで、どう考えるのかが、皆さんのメディアリテラシーと、僕は思います。

 あるカメラマンと話しているとこんなことを言われました。「東京のテレビ関係者と話していても、全くと言っていいくらい、放射能や被曝の話は出ないですよね。この前の、山本太郎氏の当選を見ていると、実は被曝を懸念している声はあるのに、それをテレビや新聞が認めようとしない構図は続きますね。ちょっと前のテレビ番組の感覚だったら、投票日前日の山本太郎には、週末系の番組なんかが、ADの密着カメラとかを出して、何か乗ろうとするのが、極力あったのに、ほんとにそんなこともない。撮っているのは、ネット系統のメディア位。そういうところも、今の時代らしい。でも、テレビ局は注意したほうがいいですよ。そうしたテレビが追いかけないようにしても、結局ネットだけで、数十万票が集まって、当選する現実がおきている。これは、大手のメディアにとっては、本質的に脅威ですから。」と。

  さらに彼はこんな話も続けます。「東京のメディア人は気がついていないふりをしますが、こんなことを韓国のテレビ人から言われました。夏に日本に遊びに来たいけど、本当はディズーニーランドと東京に行きたいのだけれども、これは危なくて行けないと思う。西日本は大丈夫らしいけど、暑いから行きたくない。そしたら、北海道に行きたいんだけと、北海道の汚染はどうなんだろう。特に、子どもには大丈夫なのだろうか。政府が本当のことを言っていない中で、どこなら安心できるのかの見極めが難しいねと言われました。」

 他国のテレビ人は、別に日本嫌いとかではなくて、日本が好きで遊びに来たいのだけれども、放射能汚染で、安心して東京には行けない感覚があるということです。西日本は大丈夫そうだということは知っていて、さらに北海道にまで、汚染がどのくらい広がっているのかという見極めが難しいという感覚だったそうです。ある意味で、日本の放射能汚染が、拡散している現実をよく知れば、知るほど、こうした感覚で日本を他国のメディア人が見ているということです。これは、勿論皆に共有化している訳ではありませんが、福島第一原発の状況を知れば知るほど、他国では、懸念の目を持っているということです。

 

 ツイッターのおかしい人への対応の話ですが、こちらで人定も住んでいる高齢者が、複数アカウントで執拗に攻撃をしています。この執着は気持ち悪いですが、その中で、まわりが反応しているポイントは二つだけなので、その二つについて、もう一度、言っておきます。しかし、こういうおかしい話の対応ばかりすることになるのは、如何に、この社会に病んでいる人が多いのか、そして日本において、ネットというシステムの中では、こういうおかしい人ほど、率先して話をする構造になっているということなのです。

★小出さんと大阪ガレキ焼却問題に関して。

 僕は、この件にそんなに強い関心がありませんが、過去に発言した内容を、おかしい人が、そればかりを執拗にフォーカスを当てているので、きちんと言及します。「反原発で何十年活動していた小出さんをおとしめる木下はとんでもない」という言われています。

 僕にはそもそも、何十年活動したから偉いとか、そんな感覚はつゆほどもありません。勿論、小出さんの言説は原子炉の専門家として、原発事故に対して大変に有効です。尊敬できることも多いです。

 しかし、それと政治的な思惑でガレキ焼却を進めたい「橋下維新」側と、どういう距離感で対応するのかという判断を、小出さんが、現実にどうしたのかは別の話です。大阪ガレキ問題で、彼が「維新」側と会った一連のいきさつは、大阪でのガレキ阻止には、かなりマイナスになっています。こんなことは、ガレキ阻止に動いた人間にとっては常識です。人は、全てにおいて万能ではないし、全てを賛同できる訳でもありません。しかし、現実に大きく影響のない話なら、見解の相違に過ぎませんから、僕もいちいち発言しません。しかし、このガレキ問題に関しては、残念ながら、小出さんのお墨付きを「維新」側が奪い取る形で、利用したのが現実です。そして現実にガレキ焼却が為されました。そのリアルがなければ発言しません。左翼的連帯感など僕には全く関係ないです。逮捕者も出て、相当な闘いになった、大阪ガレキ問題の状況を、全く現実として捉えていない、ツイッターの輩は相当に愚かです。こんなネットで妄想を繰り広げている高齢者の戯言に反応することが、どういうレベルなのかお考えください。

★世田谷区の小学生が、川場村に行く話を僕が否定しないかのごとく喧伝している内容に関して。

 この話については、そもそも川場村に行かせる世田谷区と保坂区長への批判が、僕には強いです。この点で、僕は何回も批判していますし、保坂氏への批判は過去にも相当しています。

 ただし、これはそもそも前提の話です。その前提は踏まえた上で、しかしながら、川場村に行かせないことを免罪符にして、世田谷で、被曝を甘受している心理構造を原理的に批判しています。これは、僕が、一歩も譲る話ではないし、こういう根幹的なところで、おかしい中傷に簡単に同調する(というか、こちらが過去に何を話しているのかも確認もしていない)人達が、ネット、特にツイッターに一定数いて、こちらに何も踏まえずに問いかけてくる感覚が、二年半近くも経過してあるのが、日本ネット社会の水準が、相当低いことを反映していると感じています。酷すぎます。レベルの低さが。

僕の川場村関連のツイートは下記。

「世田谷の汚染を認めたくない代償行為にしか過ぎません。川場村に行かないことなど当たり前。下らないことばかりあやをつけて、ごまかすな。」

「あなたちが認識しないからです。川場村に拘泥して、世田谷にいる危険をどうするのかという本質的な危険から思考が逃げているからです。」

「何回でも書いておきます。川場村の話に拘って、世田谷区の危険を認識しない感覚は愚かです。」


川場村問題に関して、ブログで世田谷区の母親たちに書いたメッセージ。

============================================

【世田谷区の母親へ】

 世田谷区が汚染されている川場村に行かせていることは一貫して反対しています。川場村に世田谷区が小学生を行かせることはずっとおぞましいと思っています。しかし世田谷区も500Bq/kg程度汚染されている現実。それによって健康被害がおこる可能性を極力見ないようにしてごまかし、精神安定剤がわりに川場村反対運動を勤しむ人間を僕は軽蔑している、ということです。結局、本質を誤魔化している人の問題は何らかわりません。

=============================================

 

現在、およそ900人の方から、1050枚程度の予約申込になっています。

8/8 24:00(一次締切)までの皆さんの予約総枚数で、最終発注数を判断します。予約されたい方は、この一次締切までに、お申込み下さいませ。

 バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/ 

===========================================

 

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク

 

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太 

 

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 

二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

 

  東別院会館 ホール 

 

(愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

 

 詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 

 ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

 

 ★前日に、京都でも、同じイベントを開催する予定があります。これも詳細確定次第、お伝えいたします。

 

 


 


自民党、安倍総理の選挙ポスターが教えてくれる本当にバーチャルな日本。週明けに山本太郎氏潰し報道。

2013-08-04 13:59:10 | 福島第一原発と放射能

 現在、780人の方から、880枚程度の予約申込。

8/8 24:00(一次締切)までの皆さんの予約総枚数で、最終発注数を判断します。予約されたい方は、この一次締切までに、お申込み下さいませ。

 

バンダジェフスキー博士DVD予約⇒http://bandazhevsky.jimdo.com/ 

 

 福島第一原発の動向は、その収束過程として考えても、およそ正常な状態でないことが、日々あきらかになっています。これは、東京電力という個別の会社に、この収束を基本的に預けたまま、日本という国家が、国家としてこの事態に対応するという姿勢をいつまでたっても示さないことに本質があります。今回の原発事故の全体様相を見ていると、電力会社単体でいつまでも議論を進めていることは滑稽にほかならず、もう二年半近くが経過していて、収束への道筋が見えない中で、国家として、更なる方向性を示すしか、実は途がありません。そんなことは、前から分っていることなのですが、トリチウムが40兆ベクレルも漏れている汚染水の話なども聞いていると、もはや意味のある収束が不可能で、さらに汚染拡大をさせることさえも、何ら有効に止められていないことがはっきりとしてきます。

 そうすると、本来は、衆参ともに、与党として安定多数を確保して、盤石である自民党政権が、大きく決断をして、福島第一原発に関しての収束について、新たに身を乗り出すしかないと思います。事故発生対応の責任は民主党にありましたが、もう新政権発足後の時間経過を考えると、現況で有効な手を打てていないのは、自民党・安倍政権の責任に、そろそろなりはじめています。

 「国も一歩前に出る」四月に文言ではそう話したものの、実際の自民党政権の対応は、特に何も変化がなく、「原発事故対応に関しては、民主党政権と何も変化なし」という驚くべき状況が続いています。

 いいでしょうか、この2013年の日本の優先的な政策課題は、圧倒的にこの原発事故の収束対応と、健康被害を軽減するための被曝回避に他ならず、この点では、自民党政権は、民主党政権となんら変わらず、対応不能な状態のままが続いています。

 これは異常な事です。

 どうしてこのような状態に陥っているのかは、勿論自民党が原発推進政党で原発輸出も進めたいために、その妄想を捨てたくないということもあるのでしょう。しかし、それ以外に僕は気になっていることがあります。

 それは、今の現実を極力見つめたくないという感覚がものすごく強くなっているのではないかということです。現在の東京の意識感覚と自民党政権、政府そのものがシンクロしている状態になっていると僕は思っています。リアルよりもバーチャルの世界に生きている。そういう状態が、さらに深化してきている構図です。そうした中で、こまかいことで気になっていることがあります。



 僕は、選挙中からずっとこのポスターを見ていて、違和感がありました。それは、安倍さん個人に対しての違和感や自民党に対しての違和感ではありません。ポスターの被写体である安倍さんの目線の妙なズレ。その顔がリアルに存在しているというよりも、何かCGで作られたような画像感が漂っている。現実に生きている人が、ポスターに出ていて、多少の修正をかけたというよりも、あらたに作られたようにしか見えない感じです。選挙のポスターというのは、勿論、いろんな修正や演出が施されるのが、実際なのですが、僕の感覚では、このポスターは其の域を超えています。むしろ、つくりもの感が漂いすぎているのです。

 このポスターがどういう感覚で実際に作られているのかは、わかりませんが、「日本を取り戻す」という文言も含めて、本当にバーチャルな日本が、その画像やデザインからも、顕現化したものとなりました。このハリボテを続けることしか、日本には当面ないようです。


 さて、週明けに、山本太郎氏に対して、ある特定週刊誌が二の矢を撃ってくるようです。相当、古い話を無理矢理、記事化するみたいで、その内容の特性から、何らかの公的な過去データを入手できる立場からの特定週刊誌へのリークと思われます。つまり、これは、体制側が、彼を潰すために躍起になっている証拠です。こうした印象報道的な手法で、本人を追い落とそうとする策謀が続いています。中枢には、そういうジャンルに得意な方もいらっしゃいますから。

 一番大切なのは、そうした特定週刊誌の、文言だけハレーションがあるけれども、記事の内実は、中身がない、いわゆる羊頭狗肉な代物で、あなたたちが、おかしな影響を受けないことです。

 勿論、山本さんが、全てにわたって清廉潔白でないことも想定はできます。しかし、山本さんと異なり、他の大半の政治家達は、僕たちの命を削ることを平気でする輩であることを忘れないことです。当然ながら、特定週刊誌の情報は、概ね間違っていることも大変多いですし、特定当局リークをお互いに持ちつ持たれつで、やっていることにしか、その本質はありませんから。

 皆さんのメディアリテラシーがまたしても試されます。

===========================================

   8/10(土)の松山でのイベントで、僕の無料講演があります。 

 参加費は無料。名称「反貧困フェスタ 2013 inえひめ」

  主催 『オープンハンドまつやま』

(愛媛大学学生のホームレス支援の会)

ここの分科会の講師として、僕が招かれています。2時間程度の講演になります。

特別分科会「放射能汚染を考える」
開催時間 平成25年8月10日 (土曜日)15時00分から17時30分
場所 愛媛大学 城北キャンパス 南加記念ホール
特別分科会の会費は無料

============================================

【9/1(日)名古屋木下黄太×野呂美加 放射能ぶっちゃけトーク

 「放射能防御プロジェクト」 木下黄太 

「チェルノブイリへのかけはし」 野呂美加氏 

二人のトークセッションです。またこのイベントをきっかけに 放射能防御プロジェクト中部で 
情報交換、勉強会など交流も増やしていきたく思います。 

是非御参加下さい。(前売り1000円 当日1200円) 

※託児はありませんのでご了承ください。 
子供連れの方は膝上の場合無料、お席の必要な方は別途お申し込みください。

 2013年09月01日(日曜日) 13:30開場 14:00開演

  東別院会館 ホール 

(愛知県名古屋市中区橘2-8-45)

 詳細・申込⇒http://kokucheese.com/event/index/105356/

 ★当日、終了後に、まだ確定ではありませんが、放射能を懸念している、いろんな人たちが、交流できる飲食会を開催する計画があります。完全なオフ的なイベントです。これも併せてお伝えします。

 ★前日に、京都でも、同じイベントを開催する予定があります。これも詳細確定次第、お伝えいたします。

 

 

 

===================================================