めざせ ファーストポート！ クルーズ船の寄港増加を狙う

※見出し画像は中国人観光客を乗せて長崎に入港する
　　　　　クアンタム・オブ・ザ・シーズ

平成29（2017）年1月26日（木曜日）

　　「入国港」（ファーストポート）の要件基準を緩和
外国のクルーズ船が国内で最初に入港出来るのは通関と入国管理に加えて国の
検疫体制が整った「検疫港」しか認められなかったそう。それが厚生労働省は一部
の基準を緩和してそれ以外の港でも受け入れ可能となったとのこと。
　西九州に位置する博多港と長崎港はもちろん「入港国」の資格があり全国では８９
カ所、九州では２０か所。
その緩和策を受けて東九州に位置する宮崎県日南市の「油津港」と大分県別府市
の「別府港」が基準の緩和に向けて国との協議を開始。
　長崎からは距離的に遠い地域の話題を掲載したこの記事が平成２９年1月14日（土）
付西日本新聞・長崎版の一面を大きく飾っていました。
　客船好きの私は佐世保に向かう途中にあるコメダでモーニングコーヒーを楽しみな
がら興味深く拝読。
　外国船は日本国内のみを寄港するツアーは設定できず必ず外国の港に立ち寄る必
要があると昨年知って以来の新しい知識を習得。（「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっ
くびいなす」は国内のみのツアー設定可）
中国人による爆買いは沈静化したとはいえ博多港や長崎港では港湾改良により更な
る受入れの強化、そしてこのファーストポートの要件緩和策と客船の寄港誘致競争は
当分続きそう。


平成28年7月16日（土）　
　　　宮崎県日南市の油津港に寄港した『飛鳥Ⅱ』



平成28年12月23日（金）
　　大分県別府市の別府港沖合に停泊する『にっぽん丸』
　　「別府花火と瀬戸内海クリスマスクルーズ３日間」
　花火打上用台船の真後ろに係留

　　平成26年1月8日（水）　
　　長崎港で撮影した『にっぽん丸』


　平成26年5月24日（土）
　　長崎県佐世保市の佐世保港に停泊する『ぱしふぃっく　びいなす』
　　県では佐世保港への客船寄港増加を図る方針



　平成28年11月13日（日）
　　博多港に寄港した『チャイニーズ・タイシャン』



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