なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

ポルシェ964 完成タコメーター修理

2010年03月13日 23時17分02秒 | ポルシェ 964
完成後のタコメータの作動↑

先日修理に送ったタコメータが戻ってきました。
修理をお願いしてから5日後です。
ちょうど1週間前の土曜日に
いつものメンテナンス工場でブレーキパット交換のついでに
タコメータを外してもらい修理に送ったものです。

修理前は写真のようにうっすら数字が見える程度

タコメーター脱着の前に
ハンドルを外す際についたと思われる傷のため
手触りが悪くその対処についてまず確認打ち合わせ
しました。
まず脱着の際に付いた傷かどうか  → これはエアバックを止める
ビスを外す際にレンチが当たったと思われ脱着時についたと
確認しました。
作業上の不備と言うことでその後の工場の対応としては

まずは『お詫びの言葉 」をいただきました。
これは当然ですが重要です。
次に補修についてですが
革専門の補修業者さんに事前に聞いていたところ
http://www.kawa9985.com/
革の状態補修+色塗りで8,000~12,000の回答でしたが
手触り部分の補修であれば400番のペーパーでこすれば
自分でも直るということで
結果メンテナンス工場ではたいした作業をせず
代わりにエンジンコンピュータを適正にするための
『システムアダプション』をサービスでしてもらうことで
了承しましてタコメータの脱着と動作確認。

ハンドルを外したところ↓


システムアダプション中
膝の上にのっているテスターがないとこの作業は行えません。
ポルシェ専門工場でも持っていないところが多いらしいです。


テスターは右座席前方にある接続用コネクターとテスターを接続して使用します。↓


システムアダプションで
適正なアイドリング状態を設定して燃料等の噴出量等設定するようです。
これはこのテスターでコンピューターを設定してあげないとできない作業で
テスターのないショップではメカニカル的なところで正常値に修正するのですが
嘘の上塗りになるように調整が泥沼状になってある部分つじつまが
あわない部分がでて、決して完調なエンジンにならないそうです。

とはいうもののmy964号は自分ではまあまあ調子よく走っていたので
いくら無償とはいえ,必要ないんじゃないかと思っていました。
ところがどっこいこれが帰り道感じたのですが
発信加速時のフィーリングがすごくよくなりました。
びっくりしました。
ちなみにシステムアダプション のディーラー工賃は11,000の作業です。

タコメーターの不良状態でしたので暗電流が流れていたために
バッテリーカットオフのねじをつけていて乗らないときは
バッテリーカットしていました。

これでバッテリー上がりは防げるのですがこれではシステムアダプションでせっかく設定した
データがリセットされてしまい調整が無駄になっていました。
タコメーターも直って暗電流も流れなくなったともいますので
(要確認ですが)
バッテリーはカットせずに乗れそうです。