連休後半に突入しました。
今年のゴールデンウィークはカレンダー通りでしたので
後半は5/3~5/7までです。 この記事を書いているのは
天気の崩れる予報の5/6で今のところ 外は曇り
最近のマイブームは 山登りなので お天気 が重要です。
さてさて
4/29-4/30の蝶ヶ岳から戻った翌日と翌々日 は
会社の階段を上り下りするにも苦労するほど太ももの筋肉痛でした。
GW後半は天気がよさそうなので 山行きに行くつもりだったのですが
こんなに筋肉痛が残るなんて・・・・。どうしよう。
前日5/2の夜まで悩みましたが 標高差も少なく歩く距離も短いでアクセスも良い場所。
と言うことで 今回は八方尾根ゴンドラを使って 唐松岳へ行くことに。
登りやすそうなんですが まだ筋肉痛も残り15キロのザックを背負って上までいけるかなぁ。
心配ですが あまりにもきつければ Uターンしても いいと思って出かけることに。
5月3日(水)
午前4時
なんだか疲れていて気乗りしない朝です。予定より寝坊しました。
午前4時40分
自宅を出発
午前7時
高速道路を降りて大町方面から 白い峰々が綺麗に見えやっとテンションが上がります。
午前8時
八方第三駐車場に到着。もっとゴンドラ乗り場の近くに駐めたかったのですが
さすがに到着も遅れているので無理ですね。
身支度を調えて ゴンドラ乗り場まで歩いて約10分
午前8時30分
事前にゴンドラの始発時間は午前8時からと思っていましたが GWは特別なんでしょうか?
チケット買うときには登山届けの提出を求められます。(私はWEB提出済みの旨伝えて購入)
ゴンドラとリフト2本を乗り継いで 八方池山荘のある第一ケルンまで登ります。(らくちんです)
午前9時20分
さぁ 出発です。
午前9時40分
石神井ケルン(八方ケルン)到着。
やはり疲れているのでしょう。ここまでは散策道で歩きやすいのですが
汗が噴き出て 息も上がってます。気温も高いからでしょうか・・・。
午前10時10分
午前10時30分
八方尾根にはたくさんケルンがあって後から振り返ってもどこだったか分からなくなります。
第三ケルン 八方池到着。
夏なら八方池に白馬岳が映ってきれいなんでしょう。今は雪で埋まってしまっています。
登山道はこんな感じです。気温も高く夏道(どろどろ) シャーベット状のところ有りです。
シャーベットの上り坂は疲れます。
午前11時40分
やっと丸山ケルンに到着。
少し晴れてきて眺望も良くなってきました。
と言っても この日は高曇りと言うんでしょうか? 山は見られますが上空は薄い雲に覆われています。
↑ 目指す唐松岳もずいぶん近づいてきました。
↓ 天狗の頭 鑓ヶ岳(やりがたけ)杓子岳 丸山 白馬岳方面
↓五竜ゲレンデ越しの大町方面
↓ 立山 方面 真ん中には剣岳がひときは存在感があります。でも空がはっきりしません。
ちょっと痩せた稜線を登り切ると 唐松山荘の真上の展望の良いところに出ます。
山荘も見え唐松岳もすぐそこに。
↓唐松岳 登っていく人が見えますね。
午後12時50分
八方池山荘から登り始めて 3時間30分 疲れが残る身体でしたが
途中休憩して写真を撮ったり 気温によって着ているものを脱いだり着たり 色々て
唐松岳頂上山荘に到着して ほっと一息つけました。
ここで 山荘に泊まるか テント泊するか 決めないといけないのですが
蝶ヶ岳の時とは違い 風も強く吹いても10m/s以下 体感的にはそよ風の 3~5m/s位。
ここで貧乏性の私 素泊まり1泊 6,900円もして炊事場はなく 小屋の外で 炊事しないといけません。
(実際に炊事している人が 屋根も無いところで炊事って?荒天だったら何処でするんだろう?とぼやいてました。)
↓小屋の内部の様子。
綺麗な山小屋でした。
こんな小さなお嬢さんも がんばって登ってきました。5歳だそうですが すごくしっかりしたお子さんです。
途中上から 尾根を見たときに すごい鳴き声が聞こえて心配したのですが
山小屋に着いたときはケロッとしてました。
風もないので テント泊することに。テント泊は トイレ使用料込みで 1,000円です。
蝶ヶ岳の時はしなかった雪の壁で風よけを作ってテントを設営しないといけません。
ビールやジュースの自動販売機もありびっくり。お値段は山の値段です。ビール350ml 600円 ジュース400円 水300円
午後1時10分
設営開始。うまくできるかなぁ。
↓ こんなところに作ります。
穴を掘って 掘った雪を 下側の斜面の壁にしていきます。
雪の状態はシャーベット状で上手な方のように 立方体に切り出して 壁を作ることはできません。
もっと上手にならないと 高い壁は作れないので 風の強の為に修行しないといけません。
午後14時30分
作り始めて約1時間20分
それでもなんとか 低い方の斜面側で 膝上くらい 約60~70センチほどの高さの壁ができて
テントも立てられました。
画像ではわかりにくいですが まぁまぁの傾斜地に設営してます。
壁さえうまくできれば 水平に寝るところも作れて 地面も下からの冷えを遮られれば
石ころだらけのごつごつ地面の上に寝なくてもいいので 雪上の設営の方が 居心地の良い場所が作れそうです。
まだお昼ご飯も食べていなくて ちょっとお腹が空きましたが
またすぐ夕食の時間になるので あんパン1つをかじってから
唐松岳に登ります。
途中イルカの形?をした岩があり これが有名なイルカ岩か と思いましたが
有名なイルカ岩は 燕岳にある岩でした。
こんな岩の横を通り抜け唐松岳頂上へ。
これから頂上からの眺望です。
↓ 南東方向 不帰の剣からの白馬岳方向
↓北西方向 遠くに富山湾。
↓頂上山荘から 下界は大町方面
↓ 南方向 五竜岳 右肩後方には 穂高方面 槍ヶ岳。
拡大したところ。うっすらと槍ヶ岳。 薄曇りでぱっとしませんね。
↓ 西方向 剣岳メインかな 立山連峰
↓ 南東方向 遠景 妙高のほうかなぁ
午後3時40分
山頂からテント場に戻って おつまみで発泡酒をいただきます。
↓ テント場の感じ。
ここは20張り強でしょうか? 人気の涸沢カールは350張りあったようです。すごい数ですね。
夕暮れまで 近くを散歩したり 景色を眺めたり 何も予定のない至福の時間を過ごします。
↓ もっと晴れていれば 夕日に染まる立山連峰が見られたのですが
この日は こんな感じで 日が暮れていきます。
午後5時30分
ちょっと早い夕食です。
焼酎が写っていますが この日は なんだかお腹いっぱいで これはまた次回のお楽しみです。
美味しく食事の後は
またしばし景色を堪能して 寝袋に入り込みます。
この日は本当に風も少なく 気温も低くなく テント泊で正解でした。
おやすみなさ~い。
懐かしいです。
八方池は、夏場に今のカミさんと
結婚する前に行ったのを思い出しました(^^;
この記事の更新があったと言うことは
なご様は無事にご帰還されてるってことで
なによりです(^^
この日はすごく暖かい1日でした。
私も学生時代から10年くらいスキーにはまって
いたときは 八方か五竜がほとんどでした。
しばらくスキーも遠のいてしまいましたが
今回ももっと雪の状態が良かったら
レンタルしてスキーを楽しんだかもしれません。
唐松岳は雪崩もないし特に危険な場所は
無いので良かったです。
でもこの時期くらいまでは
吹雪いたりして道迷いなどもありますから
油断は禁物ですけどね。
頂上山荘のおじさんが 2日前は猛吹雪だったと
言ってましたからすごい差があるんですね。