
↑ 白馬岳山頂から 杓子岳 白馬鑓ヶ岳 を望む。
10月7日から9日の3連休を利用して今週もお山に行ってまいりました。
下界はまだ暑い日があったり涼しくなったりの季節ですが
標高2000m以上では秋も深まり紅葉も最盛期。それより上はもうすぐ冬です。
10月7日 土曜日
午前2時 自宅出発
午前5時30分 八方バスターミナルそばの駐車場に到着
午前6時 登山口の猿倉荘行きのバスに乗ります。
午前6時25分 猿倉荘到着。
↑ 猿倉荘では雨が上がらず恨めしく空を見上げます。
天気予報ではお昼ぐらいから、天気回復の予報だったので 朝食代わりのパンを食べたり
トイレに行ったり、雨雲レーダーをスマホで見たりして 出発時間を遅らせます。
雨雲レーダーを見ていると回復するどころか、お昼になっても雨雲が流れてくる予報です。
午前8時20分
当初 鑓温泉小屋(もうこの日は小屋は閉まっていて温泉も入れないとのこ)のテント場で
1泊の予定でしたが、この雨でずぶ濡れになって、しまったり天候が回復せず逆にひどくなると
避難するところがありませんので、ルートを変更して小屋のある大雪渓を登り白馬岳山荘のテント場に向かうことにします。
↑ 白馬大雪渓もこの時期一番雪が少ない時期で。雪渓歩きは200M程でした。
雨は止むどころか降り続き、登るにつれて風も強くなり寒くなってきます。
↑ 避難小屋です。このあたりから風雨が強くなってきます。(まだ稜線上の様に激しくはありませんが)
景色も良くなく(見えなくて)写真など撮っていられません。
午後1時30分
ずぶ濡れになりながら テント場に到着。
テントを強風の中何とか設営。手袋していても手がかじかんで
なかなかうまく設営できませんでした。
↑ 設営後小屋の喫茶軽食ルームで『カレーうどん』をいただき ストーブで体を温めます。
午後4時頃
テントに戻り夕食準備、夕食を摂って、寝袋に入りますが
雨風がテントをたたき、明日の天気も心配でなかなか寝付けません。
午後8時ころ ようやく風雨も収まりだして、翌朝の天候回復を期待して眠ります。
10月8日(日曜日)2日目
午前4時 起床
テントを開けると、雨は上がっているようで ホットココアを飲んで 出発準備です。
テント場からは、今日向かう栂池方面と反対方向に向かうので、軽装で出発。
↑ 夜明け前のテント場です。この日はテントも少ないです。
杓子岳、白馬鑓ヶ岳へ登ってUターンしてテント場へ戻ります。
↓ 朝日が昇る前の白馬岳
↓ 前日とはうって変わって富士山も望めます。(富士山と槍ヶ岳はどこからでも見てしまう山ですね)
2017 10 08 06 04 26 杓子岳から日の出
↓ 白馬槍ヶ岳から杓子岳越しの白馬岳&小蓮華岳
↓ 南西に目をやれば 立山、剱岳
↓ さらに南を見ると 不帰の剣越しの唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、そのはるか向こうに穂高連峰
2017 10 08 07 10 52 白馬槍ヶ岳山頂から
2017 10 08 07 25 17 白馬槍ヶ岳山頂2
↓ 白馬大雪渓(この時期雪が少なく大雪渓とは言えませんが)を上から。
テント場へ戻った後はテント撤収。昨日のあめでずぶ濡れだったテントも
ほとんど乾きました。
午前10時20分
本日の目的地 テント場のある白馬大池へ向けて出発です。
↓ 白馬山荘。でっかいです。
↓ 白馬岳山頂から今朝歩いた杓子岳、白馬槍ヶ岳方面
↓ 白馬岳からこれから歩く小蓮華岳方面
2017 10 08 11 03 13白馬岳山頂
↓ 三国境から小蓮華岳へ続く気持ちい稜線の道。
↓ 小蓮華岳山頂。
↓ そこから歩いて船越ノ頭。
↓ やっと栂池が眼下に見えてきた。
↓ 雷鳥坂から今夜の宿泊地 白馬大池を見下ろします。(昨日は雨模様で雷鳥もたくさん見られたと聞きましたがこの日は見られず)
白馬岳 三国境 小蓮華岳 船越ノ頭 雷鳥坂を超えていきます。
気持ちのいい稜線歩きでのんびりできます。
午後1時30分 白馬大池山荘のテント場に到着。
テントスペースにはほとんどテントを張るスペースがなく、
私より後に来た人たちは区域外に張ってました。(その方が池のほとりに近くいい感じです。うらやましい)
↑ テント設営後はまずはビール。1本目。
この日は下界も暑かったようで、山の上も半袖1枚で歩けるほど好天。凍えていた昨日と違い
ビールも美味しいです。
テント場にいても混雑しているだけなので、もう1本ビールを片手に散策。
乗鞍岳からさらに栂池方面奥の方へ歩きます。
2017/10/8 白馬乗鞍岳の先 栂池へ降りる手前
↓ 景色のいいところで寝ころびながらビールとおつまみでまったり。
景色のいいところで2本目のビールとおつまみ食べながらまったりします。
日が陰るとさすがに半袖では寒くテントの中に入り
ご飯を炊いて夕食。
この日はビールを2本も飲んだので、夜のお酒はなし。
10月9日(月曜日)体育の日 3日目
午前3時30分 起床
いつものように目覚めのココアを作って、元気を出します。
↓ この日は月が明るくヘッドランプが無くても大丈夫な位でした。
↓ 早朝のテント場。
テントは朝露でべたべた。収納袋に収まらず、ビニール袋に入れて収納。
濡れたテントは重くなるのがいけません。
午前5時 下山開始。
途中日の出様子を動画に撮ったりしながら下山。
栂池自然園までコースタイム2時間10分。
↓ 早朝の栂池天狗原方面を見下ろします。
すぐそこ なんて思って歩いていたら案外遠い。
途中山道も終わり、散策路に入る手前、登山道で足を滑らせ1回目の転倒。
手のひらを擦りむく。う~ん。あと少しだから気が緩むのかなぁ。転ぶときは、いつも帰り道です。
↓ 画像ではわからないですが霜が降りていて木道がつるつるです。
そのあと天狗原の木道 露が凍っていて、つるつる。ほんの少しの傾斜だったのですが
よくニュースなんかで見る、凍結路ですってんころりんするのを見ますが
まさにあの状態。2度目の転倒。
このあと気を付けて歩いたにもかかわらず。またもや木道ですってんころりん。
真後ろに転びました。ザックがクッションになってくれたのと
真後ろに転んだのが幸いしました。
横に転んだら、幅60センチほどの木道からそれて、湿地の中に落ちるところでした。
↓時折白馬の山々がきれいに望めます。
そんなこんなで、2時間ちょっとと甘く見ていた帰り道も
恐る恐る歩いて疲れ果てて
やっと人口の建物のある栂池自然園に到着。
栂池自然園 とても紅葉がきれいでした。
2017 10 09 07 32 31
ここくらいの標高まで来ると、紅葉も最盛期となりました。
↓ ゴンドラで降りてくる途中くらいまで紅葉が進んでます。
↓ 昔スキーでよく来た鐘の鳴る丘ゲレンデ。懐かしいなぁ。
↓ 栂池高原に到着。
あとは、ロープウェイとゴンドラリフトを乗り継ぎ栂池高原駅に到着。
午前9時15分 白馬駅行きのバスに乗って
八方バスターミナルで下車。
午前10時30分
バスターミナル横の駐車場内にある八方の湯温泉で汗を流した後 帰路に。
午後0時
帰りはいつもごとく
中央道小黒川PAで ソースカツどんランチです。
この日はソースカツどんの人は100円のコーヒーがサービスでした。
お腹も心も満足して 早い時間高速道路の渋滞にも巻き込まれず
午後2時 無事帰宅いたしました。
昔若〜い頃スキーに行った事を思い出しました。
あの頃は、楽しかったなぁ…あ、今も楽しんでますが(^_^;)
お山は、もうすっかり秋
むしろ冬に入りかかっているようですね。
前回のお山もそうでしたけど
今回も紅葉が綺麗ですねー。
寒い中でのストーブにあたりながらの
カレーうどんも美味しいんでしょーねー。
これから冬登山になると危険も増してくると
思いますのでくれぐれも気をつけて下さいね。
うん十年前(私をスキーに連れてって)より前ですが
五竜、八方、栂池は住み込みバイトをしても
良いくらい行っていました。
スキー道具もなくなって久しいですが
なんかスキーも復活したくなっちゃいます。
寒い中のカレーうどん
美味しいのはもちろんですが
第一優先は中からも体を温めないと
寒くていられなかったので
これにしました。
2週続けて同じような記事になってしまいました。
>これから冬登山になると危険も増してくる
そうですね。山はもう冬で実際雪も降った日も
ありますから、特に低体温症にならないように
気をつけます。
雨だと大変そうですが、すごいです
乗鞍岳・・・ん?そんな距離を移動されたのかと思っちゃいましたが、同じ名前の山があったんですね(笑)
登っているようなものです。
雨だと登るのは嫌になりますが
予報が翌日から良くなるというのを
信じて登りました。
風が強いのと手がかじかんでテントを
設営するのに一苦労しました。
そうそう
私も なんとか乗鞍岳かと思いましたが
乗鞍岳なんです。
なんか平坦丘の様ななところに
ケルンと標識がたっているところでした。
建っていなければ頂上かどうかもわかりません。
私も栂池、岩岳、八方、47、五竜
シーズン中は毎週のように行ってました。
スキーの後に八方の湯に入って帰るのが恒例でした。
あと夏の鐘の鳴る丘には思い出が・・・(^m^
でも、紅葉の時期はどの山も魅力的ですね。
お山は、天候によって楽しさが全然違いますね。…あたり前か(^^;)
ところで、質問です。
山が岩肌だったり緑があったりするのは、標高が関係あるのですか?それとも、山によっての違いなのですか?
写真を見ていると、上の方でも緑があったり?、上の方ではないのに岩肌だったり?で、なんだかよくわからなくなっちゃいました。(^^;)
激しく気になります。
関東遠征の時に是非お聞かせくださいね。
きっと切ない思い出なのでしょうね。うふふ。
八方の湯は8のつく日は半額らしいです。
1日早く降りていれば400円で入れたのになぁ。
標高2,500mくらいが森林限界と言われていて
背の高い樹木は生えません。
(例外的に八方尾根は植生の逆転現象が起きているところありますが)
なのでそれ以上のところに生える樹木は
這松(ハイマツ)くらいで、松なので落葉せず
緑です。高さはせいぜい腰位が高さが一番高いです。
ハイマツが生えないような地面は
岩ばかりになります。
基本岩だらけです。
なんだかうまく説明できません。
というか質問の趣旨にあったお答えしてますでしょうか?私。