ある大きさの穴を掘るのに一人で一時間掛かるとする。同じ穴を同程度の力量の10人がそれぞれ掘れば一時間で10個の穴が掘れる。
しかし10人掛かりで1つの穴を掘っても6分では掘れない。狭い場所に10人も集まれば作業効率は低下する。多分2人か3人で掘れば最も効率良く掘れるだろう。
先日JR西日本の踏み切りで7人掛かりの作業を見た。踏み切りにある柵のペンキを塗り替える作業だった。ペンキを塗るのは2人だけで、あとの5人は見ているだけだった。どうやら3人ずつが1チームで、作業をする人と上り線を見張る人と下り線を見張る人に担当が分かれているようだった。その2チーム6人以外の1人は全体を統括しているようだった。
こんな作業は2人で充分だ。場所は踏み切りだ。電車が近付けば警報機が鳴るから線路を見張る必要は無い。警報機に頼るのは危険だと言う人もいるかも知れないが、通行者は警報機を信じて通っている。信じてはいけないほど警報機の信頼性が低いのならそれは通行者に対する背任行為だ。
とっくの昔に民営化されたJRでさえこんな有様だ。お役所仕事は屋上屋を架し勝ちでそれが大きな無駄になる。
作業は多分JRの退職者が天下りして役員を勤める下請け企業に任せているのだろうが、その際、安全基準だけは厳しく指導しているのだろう。必ず電車の監視員を置くとか、何名以上の作業なら管理責任者を設けるとか。机上のルール通りにやるから無駄だらけになる。
しかし10人掛かりで1つの穴を掘っても6分では掘れない。狭い場所に10人も集まれば作業効率は低下する。多分2人か3人で掘れば最も効率良く掘れるだろう。
先日JR西日本の踏み切りで7人掛かりの作業を見た。踏み切りにある柵のペンキを塗り替える作業だった。ペンキを塗るのは2人だけで、あとの5人は見ているだけだった。どうやら3人ずつが1チームで、作業をする人と上り線を見張る人と下り線を見張る人に担当が分かれているようだった。その2チーム6人以外の1人は全体を統括しているようだった。
こんな作業は2人で充分だ。場所は踏み切りだ。電車が近付けば警報機が鳴るから線路を見張る必要は無い。警報機に頼るのは危険だと言う人もいるかも知れないが、通行者は警報機を信じて通っている。信じてはいけないほど警報機の信頼性が低いのならそれは通行者に対する背任行為だ。
とっくの昔に民営化されたJRでさえこんな有様だ。お役所仕事は屋上屋を架し勝ちでそれが大きな無駄になる。
作業は多分JRの退職者が天下りして役員を勤める下請け企業に任せているのだろうが、その際、安全基準だけは厳しく指導しているのだろう。必ず電車の監視員を置くとか、何名以上の作業なら管理責任者を設けるとか。机上のルール通りにやるから無駄だらけになる。