30年前の12月8日にジョン・レノンは射殺された。生誕は70年前で、ビートルズの解散は丁度40年前だ。
ジョンの作品が改めて発売されているが、ビートルズは一体いつまで売られ続けるのだろうか。解散後にアルバム「レット・イット・ビー」が発売され、その後も「赤盤・青盤」「アンソロジー」「リミックス」「オリジナル」などと何度でも新アルバムが発売されている。
ビートルズの魅力はレノン&マッカートニーの作詞・作曲として捕らえられ勝ちだが私はレノンvs.マッカートニーだと思う。ジョンとポールの好みは全然違う。私はかなり早い時期から作詞・作曲のレノン&マッカートニーは嘘だと見抜いていた。「イエスタデイ」は明らかにポールの個人プレイであるにも関わらずレノン&マッカートニーの作品とされていたからだ。
その後のシングルの「ペーパーバックライター/レイン」辺りから明らかに毛色の違う組み合わせが目立ち始めた。「ペニーレイン/ストロベリーフィールズ・フォエヴァ」や「ハロー・グッドバイ/アイ・アム・ザ・ウォルラス」に至っては完全にレノンvs.マッカートニーの状態で表面と裏面で喧嘩をしていた。
ジョンが「ハウ・ドゥ・ユー・スリープ」で指摘したとおりポールの好みがmuzak(軽音楽)であることは解散後に明らかになった。ロックが好きでリズムを重視するジョンとメロディメイカーであるポールとの異質な組み合わせだからこそ1+1=10とも言えるような奇跡が起こったのだろう。
異質な組み合わせは多くの場合失敗するが時には大成功する。中山美穂&ワンズの「世界中の誰よりきっと」は日本では珍しい成功例だし、ソニーの井深大氏と盛田昭夫氏も異なった才能を生かす素晴らしい組み合えせだ。
ジョンの作品が改めて発売されているが、ビートルズは一体いつまで売られ続けるのだろうか。解散後にアルバム「レット・イット・ビー」が発売され、その後も「赤盤・青盤」「アンソロジー」「リミックス」「オリジナル」などと何度でも新アルバムが発売されている。
ビートルズの魅力はレノン&マッカートニーの作詞・作曲として捕らえられ勝ちだが私はレノンvs.マッカートニーだと思う。ジョンとポールの好みは全然違う。私はかなり早い時期から作詞・作曲のレノン&マッカートニーは嘘だと見抜いていた。「イエスタデイ」は明らかにポールの個人プレイであるにも関わらずレノン&マッカートニーの作品とされていたからだ。
その後のシングルの「ペーパーバックライター/レイン」辺りから明らかに毛色の違う組み合わせが目立ち始めた。「ペニーレイン/ストロベリーフィールズ・フォエヴァ」や「ハロー・グッドバイ/アイ・アム・ザ・ウォルラス」に至っては完全にレノンvs.マッカートニーの状態で表面と裏面で喧嘩をしていた。
ジョンが「ハウ・ドゥ・ユー・スリープ」で指摘したとおりポールの好みがmuzak(軽音楽)であることは解散後に明らかになった。ロックが好きでリズムを重視するジョンとメロディメイカーであるポールとの異質な組み合わせだからこそ1+1=10とも言えるような奇跡が起こったのだろう。
異質な組み合わせは多くの場合失敗するが時には大成功する。中山美穂&ワンズの「世界中の誰よりきっと」は日本では珍しい成功例だし、ソニーの井深大氏と盛田昭夫氏も異なった才能を生かす素晴らしい組み合えせだ。