大阪府議会では奇妙なことが起こっている。何と全会派が月93万円の議員報酬の30%削減を主張している。4月の府議選を睨んだ動きだろうが変な話だ。
30%削減で同意しているのなら共同提案すれば良いと思うのだがバラバラになっているのはホンネとタテマエが分離しているからだ。
大阪維新の会と共産党は恒久的に30%削減を提案している。但し共産党は月59万円の政務調査費の15%削減を付け加えている。
民主党・自民党・公明党は1年間だけの30%削減を主張している。政務調査費については、民主党は15%削減、自民党は削減無し、公明党は50%削減を主張している。
大阪維新の会以外のホンネは議案の共倒れ狙いだろう。
維新の会は自会派の提案が否決されたら他会派の総ての案に賛成する方針を示しているが、他の会派は多分、自分の会派の案にしか賛成せず、その結果としてどの案も過半数に満たずに否決されるということになるだろう。
橋下知事が30%削減を提案して府民の支持を得ているだけにそれに反対すれば4月の府議選で惨敗することは必至だ。そのためにこんな姑息な戦略を練ったのだろう。要するに高額な報酬を減らしたくないがかと言って落選するのはもっと嫌だという事情から報酬を減らすことに賛成するポーズを取っているに過ぎない。つまり30%削減を提案したが他の会派が反対したから成立しなかったという言い訳をするだけのためにこんな大同小異の提案をしている。全くの猿芝居だ。
30%削減で同意しているのなら共同提案すれば良いと思うのだがバラバラになっているのはホンネとタテマエが分離しているからだ。
大阪維新の会と共産党は恒久的に30%削減を提案している。但し共産党は月59万円の政務調査費の15%削減を付け加えている。
民主党・自民党・公明党は1年間だけの30%削減を主張している。政務調査費については、民主党は15%削減、自民党は削減無し、公明党は50%削減を主張している。
大阪維新の会以外のホンネは議案の共倒れ狙いだろう。
維新の会は自会派の提案が否決されたら他会派の総ての案に賛成する方針を示しているが、他の会派は多分、自分の会派の案にしか賛成せず、その結果としてどの案も過半数に満たずに否決されるということになるだろう。
橋下知事が30%削減を提案して府民の支持を得ているだけにそれに反対すれば4月の府議選で惨敗することは必至だ。そのためにこんな姑息な戦略を練ったのだろう。要するに高額な報酬を減らしたくないがかと言って落選するのはもっと嫌だという事情から報酬を減らすことに賛成するポーズを取っているに過ぎない。つまり30%削減を提案したが他の会派が反対したから成立しなかったという言い訳をするだけのためにこんな大同小異の提案をしている。全くの猿芝居だ。