A紙の朝刊一面ですが、折々のことばが紹介されています。
今回は、定年後が退屈になる原因の一つは、「失敗」する機会がないことだ。外山滋比古氏の著書から引用していました。
「若い頃の苦労」のみならず「歳(とし)をとってからの失敗」も、買ってでもせよと英文学者は得く。
定年で仕事から離れ、老いて人の世話になることが増えると、失敗のリスクが減ってくる。
己の裁量が大きい仕事は、失敗や悔しい思いもして傷つくリスクはあるが、「面白みは」確実に増す。
そのためには「人生のテーマ」を改めて設定するのがいいと。
『お金の整理学』から。
この新聞を目を通した後に、女房から”折々のことば読んだ?”と声をかけられました。
期せずして、同じことを考えていたのでしょう。
たしかに、現職中は「失敗しないように」「責任は俺がとる」と失敗と責任が同時進行していました。
たしかに、「失敗」する機会が少なくなったのも事実です。この歳になると失敗を回復させる力も無くなってきます。
出来るだけ、失敗しないように暮らすことに心がけているのも事実です。
後悔先に立たず:何かしてしまった後で悔やんでも、もうすでに取り返しがつかないこと、したがって、後で悔やまないように、事前に熟考すべきである、ということ。
*庭にシイタケが2つ出ていました。収穫しバターと醤油焼きでいただきました。
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日々、いかに暮らすかも考えます。75歳・80歳・85歳・・・。いろいろな意味で変化してくるのでしょう。それはネガティブにも、ポジティブにもです。
昨日も庭の片付けなどをしていました。朽ちた木のプランターの改修もです。
倒木した枯れ木にこんなモノを育てています。
やはり、この夏は異常気象だったのか、やっと「オキナワ スズメウリ」も色づいてきました。
拾ったマツボックリに金銀のスプレーで色を付けました。
美味しい夕食です。
今の私には、退屈は無縁かも知れません。
今日の道志もよい陽気です。朝は6度でした。
Hiro