Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

簡単なようで大変難しく、そして勇気あること

2014年06月04日 23時59分59秒 | Weblog


オードリー春日を見た2日後人命救助 横浜の会社員表彰(スポニチアネックス-yahoo!ニュース)


「春日さんができるなら私でもできる」講習に応募殺到(スポニチアネックス)



このニュース、一般の方がたまたまテレビで見た救命救急の一連作業について、偶然そのような出来事にリアル遭遇した際、それを現場で正しく実践でき、見事に一人の人間を救ったというもの。


このニュースの記事の見出しや内容がオードリーの春日氏を混ぜることで、あえて目立たせようとする意図から主とするところが分かりにくくなっている。
ただ、春日氏がたまたま出演する番組の視聴者一人がとても大きい一つの命を救うことが出来たという話なのに。


この記事にフォローした人のコメントにもあったとおり、これってなかなか容易にできないこと。
この方が行ったことは、賞状一枚の表彰だけでは、その貢献度と対しないように思うが、おそらくそんなことすら思わない方かもしれない。


オレ自身もAEDの操作を含む基礎講習を受講したものであるが、頭では分かっていても、いざその場面に遭遇したら正しく対応できるか未知数であるし、そもそも体が動くか分からない。


オレみたいなAEDを触ったことがある人間でも、実際現場で出来なきゃただの腰ぬけ野郎なだけ。
それを経験も無く、たった1回テレビでみた番組について、興味を持って家族で復習していたという行動自体がこの方が素晴らしいところ。


そして、実際にやってのけるというのが、今の日本において薄情な社会環境になりつつあるなか、本当にすごいこと。
もしかしたら、ニュースにならないだけで、こういった出来事って実はもっとイッパイあることだと思いたい。



最後になるけど、是非、多くの方がAEDの操作を含む講習を実際に受けていただきたいと思う。


おそらく貴方の働く会社が所属する団体や協会が、AED講習等を定期的に行っているだろうから、それに参加してもいいと思う。
そうでなければお近くの消防署や日本赤十字会が行う講習に自費で参加されてみてはいかがだろうか。

(自費と言っても教材費のみで1000円ちょっとくらい。教える方もボランティアの方なので、受講の際は立場をわきまえようぜ。)



関連リンク


● nobizouが参加した赤十字救急法基礎講習について(別リンク)

● nobizouが参加した赤十字救急法救急員講習について(別リンク)

● お近くの日本赤十字社支部の一覧(日本赤十字社)

● 赤十字救急法等の講習について(日本赤十字社)

● 普通救命講習(心肺蘇生、AED講習を含む)東京防災救急協会



PS


自身が展開するブログでは一切紹介しなかったことであるが、オレが赤十字救急法の基礎講習に参加した際、すでに消防の普通救命講習に参加した人が同じグループにひとりいた。


なぜそれを知ったのかと言うと、グループ内で会話する際、話の端々に「消防法ではね・・・」と軽く自慢げに語る人がいたためである。
その方、いざ実際にAEDを作動させる前に必ず行う胸骨圧迫の人工呼吸作業について、トップバッターで自信ありげにおっぱじめたのだが、教官にダメだしされるほど、早く押し込んでしまっていて、うまく出来ていなかった。


胸骨圧迫のタイミングは、多くのひともご存じであろう「もしもしカメよ、カメさんよ~」のリズムで胸骨を正しい姿勢で押し込むのがわかりやすい。
つまり、自称経験者の方であっても、こうした練習の場面ですら上手に出来ないのだから、実際現場で本当に的確に行動できるのかは未知数でしかない。


そうした背景も込めて、このニュースの持つ大きさや意味って、本当にすごいことなのだ。
AEDの講習については、気軽に受けて頂きたいけれど、いざとなった時に行動を起こせる志を一緒に学んできてほしいと思う。


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