小澤さんが指揮者としてデビューして帰国した時、私は大学生であった。そしてNHK 交響楽団と共に札幌公演を行った。当時の私は実家から汽車(国鉄)通学をしていた。公演当日も汽車で札幌へ出る予定であったが、あいにく台風が直撃し石狩川及び支流が氾濫してしまった。そのため、豊幌、江別間の鉄橋が崩壊してしまい、国鉄が不通になってしまった。チケットを保有している数人の仲間と共に現場まで駆けつけ、何とか渡る術はないものかと思ったのだが、泣く泣く断念したという苦い思い出がある。それ以後、小澤氏の勇姿を直接目にする機会は無く今日に至った。
昨日NHK Eテレ(クラシック音楽館)で「追悼・・・マエストロ・小澤征爾」2つのウイーン・フィル共演映像からお届け。を全て視聴した。2002年のニユーイヤーコンサート、そして2016年ウイーン・フィル来日公演からであったが、あらためて小澤征爾さんの偉大さを堪能できた。
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1月16日、北海道新聞文化欄に三浦洋氏(北海道情報大教授)の音楽季評が載った。その中で、辻千絵さんがピアノを担当している「ピアノトリオのひととき」(昨年11月13日、札幌・ふきのとうホール)が紹介され、すこぶる高い評価を得た。辻さんをはじめメンバーの方々が真摯に活動を継続されていることを知る者の一人として、とても嬉しく思っている。
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昨日(13日)北海道教育大学岩見沢校〜芸術.スポーツ文化学科音楽文化専攻 定期演奏会を聞いた。この冬一番の寒さの中ではあったが、とても素晴らしい演奏会に立ち会うことができて幸せであった。会場(岩見沢市民会館)ロビーはクリスマスムードに溢れていて寒さに震えながら駆けつけた人々を温かく迎えていた。
私はこの演奏会には、ほとんど欠かすことなく行っているのだが、年々演奏内容が高みに向かっていることを実感している。その要因は資質に恵まれた学生たちの努力の賜物であるが、それを支え導く指導スタッフの素晴らしさがあいまってのことと思われる。若返ったと思われる指導スタッフのもと、これからの岩教大音楽文化学科の更なる飛躍が期待される。最後に、年々聴衆の数が増えていることも誠に嬉しいことである。これからも岩見沢市の貴重な文化活動として温かく支援して行きたいものである。
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