8703は、照国、東富士、鏡里、千代の山、羽黒山(初代)、吉葉山といった横綱が在位していた時代からの相撲フアンである。残念ながら双葉山の記憶は無い。その後、栃錦、若の花、柏戸、大鵬、北の湖、千代の海、といったような名横綱が続いた。全てれっきとした日本国籍の横綱である。
近年、新弟子志願者が減少し、特に日本人の角界入りが激減していた。比例して外国人力士が増えてきて、ついに、日本人横綱がいなくなってしまった。このあたりから、国技大相撲の危機を感じていたが、数年前からは事件、事故の続発でいよいよ存亡の危機を迎えている。
今回の野球賭博に端を発した激震は、ついにNHKが実況中継を取り止める事態に至った。8703は当然のことと考えている。むしろ、「日本相撲協会が自主的に名古屋場所開催を自粛して謹慎する。あわせて、抜本的な改革に着手する。」といった姿勢をとるべきであると思っている。