真夏を迎えて自然界の異変を感じる昨今である。梅雨の後半に起こった九州、中国地方のゲリラ豪雨もその一つであろうが、近年、我が家の周辺でも幾つかの異変を感じている。
まず、夏の風物詩とも言える蝉の声が聞こえない。そして、トンボの姿も無い。自然の下水道が無くなってからは蛙の泣き声も全く聞かれなくなった。今年はスズメバチの姿も見えないようである。
夏から秋口にかけて、かっては8703の特技の一つであった「キリギリスの捕獲」。今では安易に捕獲できるような所にキリギリスの姿(声)は無い。郊外の急斜面で、立ち入ることも出来ないようなところに存在を知ることがある。雪が降る頃までキリギリスを大切に飼育(?)するのが常であった時代を懐かしんでいる。