高文連という表記で理解できる人は多いと思うが、正式名称は「北海道高等学校文化連盟」である。更に言えば、本演奏会は「北海道高等学校文化連盟石狩支部音楽専門部」主催となる。もちろん、全道、全国組織なので各部門の代表は秋の全道大会へ、そして来年の全国大会(全国総合文化祭)へとつながっている。石狩支部大会は6月18日(木)、19日(金)の2日間、札幌市教育文化会館大ホールにて開催された。
8703は19日の合唱の部を聞いた。最小3名から最多98名まで、24団体の出演であったが、持ち時間5分以内という厳しい条件の中それぞれが個性的な演奏を展開していた。この演奏会をこの数年続けて聞いて感じることは総体的に演奏のレベルが向上している、特に、小編成団体の選曲、そして演奏内容が良くなっている。今回代表に選出された2校は部員10人台、20人台であるが、それぞれの個性に合わせた選曲で、美しい演奏を聞かせてくれた。そして、この2団体に匹敵するような学校が目白押しであったことも付言しておきたい。
ちなみに、この地区には高文連やコンクールで全道、全国大会の常連とも言える団体が複数校ある。それらの団体の演奏は見事であり、感動的であった。ただし、この地区では同一校が連続して代表に選出されることを避ける規定があり、「多くの学校に全道大会出場のチャンスを」というコンセプトは好ましいことと思っている。ここで、石狩支部の範囲に触れておきたい。石狩支部に所属する市町村は次のようになる。札幌市、石狩市、江別市、恵庭市、北広島市、千歳市、当別町、新篠津村などである。
出場校の大半が札幌市内および近郊にあることは当然であり、北海道全体でもこの地区が圧倒的な合唱人口を占めている。全道的には、高等学校に限らず小学校、中学校においても合唱人口の伸び悩みは続いている。少子化という近年の傾向が拍車をかけているという側面もあろうが、そのような中、少人数でも合唱ができる、楽しめるというところを具現化している石狩支部各高校の活動に期待し、応援をしたいと考えている。最後に、演奏会のフィナーレを飾る合同演奏は圧巻であり、今年も、混声合唱組曲「筑後川」より3曲を500名近い大合唱で締めくくってくれた。8703は興奮しつつ次のようなメッセージを贈った。「君たちの歌声は人間と自然との融和を、そして、永久なる世界の平安を願う祈りと聞いた。この喜びと、感動を忘れるな!青春の灯をいつまでも、いつまでも・・・・・」
8703は19日の合唱の部を聞いた。最小3名から最多98名まで、24団体の出演であったが、持ち時間5分以内という厳しい条件の中それぞれが個性的な演奏を展開していた。この演奏会をこの数年続けて聞いて感じることは総体的に演奏のレベルが向上している、特に、小編成団体の選曲、そして演奏内容が良くなっている。今回代表に選出された2校は部員10人台、20人台であるが、それぞれの個性に合わせた選曲で、美しい演奏を聞かせてくれた。そして、この2団体に匹敵するような学校が目白押しであったことも付言しておきたい。
ちなみに、この地区には高文連やコンクールで全道、全国大会の常連とも言える団体が複数校ある。それらの団体の演奏は見事であり、感動的であった。ただし、この地区では同一校が連続して代表に選出されることを避ける規定があり、「多くの学校に全道大会出場のチャンスを」というコンセプトは好ましいことと思っている。ここで、石狩支部の範囲に触れておきたい。石狩支部に所属する市町村は次のようになる。札幌市、石狩市、江別市、恵庭市、北広島市、千歳市、当別町、新篠津村などである。
出場校の大半が札幌市内および近郊にあることは当然であり、北海道全体でもこの地区が圧倒的な合唱人口を占めている。全道的には、高等学校に限らず小学校、中学校においても合唱人口の伸び悩みは続いている。少子化という近年の傾向が拍車をかけているという側面もあろうが、そのような中、少人数でも合唱ができる、楽しめるというところを具現化している石狩支部各高校の活動に期待し、応援をしたいと考えている。最後に、演奏会のフィナーレを飾る合同演奏は圧巻であり、今年も、混声合唱組曲「筑後川」より3曲を500名近い大合唱で締めくくってくれた。8703は興奮しつつ次のようなメッセージを贈った。「君たちの歌声は人間と自然との融和を、そして、永久なる世界の平安を願う祈りと聞いた。この喜びと、感動を忘れるな!青春の灯をいつまでも、いつまでも・・・・・」